デビルシャドー#1 [特撮]
かつて、「温泉天使」や「陰陽少女」を生んだ独立U局の中でも頑張っているKBS京都が、今度は「デビルシャドー」という作品の製作に乗り出しました。今回手を組んだ独立U局は、「陰陽少女」の時にも手を組んだTVKと、これに新規参入ということになった千葉テレビと三重テレビ。この4局で新たな作品を制作ということである。また、放送の方もこの4局ということなので、本当に限られた地域だけでしか視聴することは出来ないが、いずれはDVD化やCSでの放送もあるでしょう。今回は第1話ということで取り上げることにしました。(次回以降はどうするかはその時の気分次第...)尚、KBS京都は毎週月曜の夜の放送ですが、千葉テレビは日曜の夜、TVKと三重テレビは金曜日の夜である。(千葉テレビは1/7にスタートしましたが、TVKと三重テレビは1/12スタートです。)
この「デビルシャドー」が今までの作品と違うところは、ハイビジョン制作となったことと、16:9のワイド画面での放送となったことである。これも時代の流れですね。(独立U局でもハイビジョン制作ということになったのだから、今後4:3の作品を作るような所があったら、もはや時代遅れも甚だしいと言うことになってしまいます。)尚、筆者はKBS京都ではそう多くの番組を見ているわけではないが、地デジで16:9画面の番組は初めて見ました。(地デジのHD放送も、左右に縦帯が出る4:3の映像でしたから...)
物語の舞台は近未来の日本、悪魔と天使が戦いを続けていて、戦士の血を受け継ぐ女子高生が世界を守るために悪魔と戦うというものである。剣を使った殺陣を見せてくれます。細かいところは違うものの、何処かに「陰陽少女」と同じような雰囲気を感じました。(街の雑踏シーンですが、確認はしていないものの「陰陽少女」でも同じ映像があったような気がするのですが...)
キャストは、悪魔と戦う女子高生・神崎澪が阿井莉沙。が、その周りの顔ぶれが特撮ファンにとったら馴染みの顔が揃っている。「タイムレンジャー」のタイムファイヤー・滝沢直人の笠原紳司、「仮面ライダー龍騎」の大久保編集長の津田寛治(津田さんは「陰陽少女」の7~9話にゲスト出演していたので、この枠の作品でもお馴染みの顔です。ちなみに「陰陽少女」には「リュウケンドー」の左京鈴を演じた井村さんはレギュラー出演でした。)、そして「スケバン刑事3」の結花姉ちゃん・大西結花(最近では、「ケータイ刑事」の綾小路波子/波江の印象が強い。)、この他には川合千春の名前もある。
今回は初回と言うことで、物語の背景の説明、悪魔が動き出し、既に戦いの世界に身を投じているが、嫌気を持っている澪が狙われるということから、澪と神の使い(天使)との出会いと言うように、スタートの物語らしいである。
特殊メイクの方は「陰陽少女」でもあったが、リアリティさが増しています。(まあ、「陰陽少女」から2年の時間が経過しているから、当然と言えば当然ですが...)
ハイビジョン制作と言っても、フィルムの質感があり、映画のような雰囲気の映像というのも「陰陽少女」から受け継いでいるものであり、全体的には暗いシーンが目立つ。(→これらのことから、ハイビジョン24Pによる制作でしょうか?)
不思議な力を持っていることから、周囲から変な目で見られていて、その力に嫌気を感じている澪。家族と共に悪魔払いを行っているが、まだまだ甘い所もある。そんな澪を狙って悪魔が動き出した。また、神の使い(天使)も澪と接触してきたのだった。そんな澪は学校でリンチに遭い、ぼこぼこにされる。金属バットまで持った相手(郁美)に仲間は怖くなり逃げてしまい、澪と郁美の二人だけになると郁美は正体を現した。郁美は悪魔の化身だった。で、悪魔払いを仕様とする澪。が、未熟さの隙をつかれて絶体絶命に...
今回はスタートと言うことで、アクションの方は殆ど無く、説明が多い内容であった。(今回は結花姉ちゃんは出てきませんでしたし...)まあ今後に期待という所です。(尚、次回について記事として記すかどうかは、次回の内容と、その時の気分次第と言うことで...)
↓「陰陽少女」の原作はこれです。
↓一応、こういうものを...
↓阿井さん関係作品
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