PAUL MAURIAT『PHENOMENE: BEST OF』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2003年に彼の母国フランスでリリースされたベスト盤である。(日本では1曲のぼーなすが追加されて、2004年にリリースされた。)「銭形雷」の1st.20話のマジック・ネタの物語が今週のMBSで放送されたということで、思い出したようにピックアップすることにしました。(でも、彼のサウンドって、どうしても「マジック」に繋がってしまいます...)
2006年11月3日に81歳で鬼籍に入ることになったが、彼の残したサウンドはイージーリスニングの代名詞となり、世界中で愛された。特に、彼自身が大の親日家と言うこともあって、毎年日本公演を行うために来日していたこと、CMにも数多くの曲が使われる、日本人アーティストの曲をレパートリーに加えたこと、等があって、日本での人気は非常に高いのはご承知の通りである。
収録曲は以下の全21曲である。『Love Is Blue』『Puppet On A String』『Song For Anna』『Les Deux Guitares』『Last Summer Day』『New York New York』『Nocturne』『Pearl Fishers』『Guantanamera』『Jeux Interdits』『Those Were The Days』『La Chanson De Lara-Du Film 'Le Docteur Jivago'』『Snow Desert』『Etude In A New Form』『The Piano On The Wave』『Pulstar』『I Will Follow Him』『L' Oiseau Bless』『Piano Star』『Toccata』『El Bimbo』。尚、日本盤ではこの後に『この夢を永遠に』が収録されている。
全米No.1ヒットとなった『Love Is Blue』で幕を開けるが、このチョイスもベスト盤ということではピッタリですね。で、そこからはお馴染みの曲が次々と登場するが、本アルバムの収録曲の選曲は彼自身が行ったものであって、自分の曲がどのように愛されているのかをよく分かっている彼らしいものである。お馴染みの曲ばかりが選ばれているということで、目新しさはないものの、彼の代表的な曲は一通り網羅されているということで、安心して聴くことが出来、これはこれで手元に置いておきたい一枚であり、本ベスト盤は絶対に「買い」ですよ。
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