ゲキレンジャー#3 + 電王#6 [特撮]
今週は、「ライダー」が通算800話ということで、久しぶりに「電王」も取り上げるが、独立させるだけの価値はない(益々酷くなっている...)ということで、1つにまとめることにしました。(ちなみに、戦隊は今回が通算1533話です。)でも、「ライダー」は727話(=「響鬼」の30話)以降は完全におかしくなってしまい、通算話数としてカウントすればするほど汚点を広げているだけに、これはもはや完全に意味がないことだと痛感しました。尚、BGMは来週の予行演習という意味合いを兼ねて、サントラ盤の「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘!ゴルゴダの森」としました。
まずは「ゲキレンジャー」から
ロボタフ相手に修行しているラン。このロボタフって「がんばれ!ロボコン」/「燃えろ!ロボコン」に出てくるロボット学校の仲間みたい...でも、いつもバラバラになるロボパーがバラバラにならないように改造された新型で、ロボガキやロボワルの玩具にされそう...
で、ジャンがちょっかいを出して、上手くいかずに駄々をこねる。(本日の再放送「銭形零」で、ニセ零が駄々をこねていましたが、それに合わせた?(何てことはない...))で、彼の修行の特別メニューは雑巾がけ。(それも錘入りの雑巾での。)それを「掃除じゃないか」とジャン。が「掃除こそが激気技習得のための究極の修行じゃ」とマスター。→「掃除」の部分を色々と置き換えれば、ジャンを奴隷のように何にでもこき使うことが出来ますね...
で、「ゲキ雑巾だ!」からギュウヤを雑巾がけする所はネタとしてもちゃんと繋がっていて面白い。馬鹿馬鹿しさもあるものの、バカレッドの成長物語というのがベースにある本作では、「日々修行」ということを教えてくれていて、某作品の単なるオバカとは全然違うものがある。
で、巨大化したらバエが登場して実況開始。そのとなりで応援するメレが良い味を出している。→やっぱり本作はメレの活躍次第ということになりますね。
で、次の怪人を最後に匂わすというのは戦隊ではいつ以来となるのでしょうか。(「ゴレンジャー」ではありましたが、その後は何かありましたっけ?)こういうのって、かえって新鮮です。でも、「五毒拳」ということで5人というのは、やはり「戦隊は5人」ということで、悪の戦隊という位置づけなんでしょうか?
「電王」。
800話記念はガタックの登場ですか?→これはガタックの玩具を作る金型を小改造だけで今年も使って経費削減をしようというスポンサーの考えが見え見えですね。こんなデザインをしているようではクリエイターとしては失格です。ということで、これだけでもうダメ。しかも、怪物は仮面ライダーシザースだし...(これは東映の経費削減策でしかない。)
更に、つまらない漫才は一段と加速し、オバカ物語を突き進んでいくし、こうなると、見るだけ時間ももったいない。CGもCGで、今回は一段と安っぽくなってしまい、もはや見る部分ってどこにあるの?(見るだけ時間の無駄)→バカをやると、パッと見は面白いが、2度見たいということにならず、単に時間潰しの作品となってしまうだけ。
少年の物語の方は、これだけを切り取って上手くまとめたらいい話になるのに、オバカによって台無しになっている。(「恋日」だったら、上手くまとめてくれます。)そんな中で、少年が「お姉さん怖かった」と言った言葉が当を得た発言で、この作品に今ひとつ馴染めない所なんですよね。(演技の方も伸びが鈍いし...)そして、今回のフォーク投げ。(視聴対象年齢を考えたら、これをやったら絶対ダメ。→ハナは本作への登場資格を失った...同時に、視聴者層の年齢層を考えられない監督と脚本家、チェック出来ないプロデューサーも、番組参加する資格はない!)
特撮作品では「ウルトラマンタロウ」が脚本のレベルが低くて「誰でもタロウの脚本は書ける」と言われていて、脚本のレベルの低さの代名詞的な作品として知られているが、「仮面ライダー電王」はそれを塗り替える作品として特撮史に名前を残すことになりそうだと感じました。(「ウルトラマンタロウ」は30年以上の屈辱からようやく汚名返上ができそうです。)こんなので良いというのなら、もはや「仮面ライダー電王」の脚本は誰でも書ける!(小林靖子さんということで期待したけど、悪い方に転がっちゃった。)→で、またも井上敏樹御大を参加させて、去年と同じことの繰り返しをするか?ここだけに注目です。(それをしたら、「学習機能が働かない」と言われて、へっぽこプロデューサの称号が...)
今年の2作品はここ数年という範囲ではレベルが最低ランクであるが、「ゲキレンジャー」には希望の灯火があるのが救いであるが、「電王」はそれすら見当たらない。ということで、日曜の朝が随分と楽になることが確定しました。
尚、今週は早く用事が済みましたが、来週は完全に早くても夜になります。(月曜日になる可能性の方が高いかも...)
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
- アーティスト: 小出早織/松崎しげる
- 出版社/メーカー: BS-i
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
↓「恋日」関係
この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集
- 作者: 宮沢 賢治, 田山 花袋, 武田 麟太郎, 林 芙美子, 佐々木 俊郎
- 出版社/メーカー: シーエイチシー
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: DVD
↓これは「恋日」とは関係ありません。
↓ロボコン関係
燃えろ!!ロボコン なかよしロボット全員集合!~ばっちしVシリーズ
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 1999/06/25
- メディア: ビデオ
燃えろ!!ロボコン(1) ロボコンがやって来た!!~HERO CLUB
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 1999/05/21
- メディア: ビデオ
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 1999/08/06
- メディア: ビデオ
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 1987/10/09
- メディア: ビデオ
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 1999/11/21
- メディア: ビデオ
- アーティスト: TVサントラ, Tokyo Funk City, ファンキー末吉, 猪股義周
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1999/05/21
- メディア: CD
「がんばれ!!ロボコン」SONG&BGM COLLECTION
- アーティスト: TVサントラ, 水木一郎, 山上万智子, コロムビアゆりかご会
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/10/21
- メディア: CD
↓これはここで言う「ロボコン」とは関係ありません。
↓「雑巾」で思い出した作品
コメント 0