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SOFT CELL『NON-STOP EROTIC CABARET』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたものである。エレクトリック・サウンドを奏でるイギリスのデュオである彼らは、本アルバムに収録されている大ヒット曲で一躍有名になった。その曲は一時期はBillboardのシングル・チャートの長期ランクインした曲として記録を持っていた『Tainted Love』(邦題「汚れなき愛」)である。(長期ランクインの記録は、チャートの集計方法が変わったこともあって、'90's以降に続々とその記録を破る曲が登場して、現在ではベスト20にも残っていないが、それまでは輝く記録を持っていたことに変わりはない。)シングル・ヒットがあったこともあって、本アルバムは1982年のBillboard年間シングル・チャートでは32位、レギュラー・チャートでは最高位22位を記録するヒットとなった。

収録曲はボーナス・トラックが加わって以下の18曲となっている。『Frustration』『Tainted Love』『Seedy Films』『Youth』『Sex Dwarf』『Entertain Me』『Chips On My Shoulder』『Bedsitter』『Secret Life』『Say Hello, Wave Goodbye』『Where Did Our Love Go?』『Memorabilia』『Facility Girls』『Fun City』『Torch』『Insecure Me』『What?』『....So』。

この中からは、やはり『Tainted Love』である。この曲は43週間にわたってBillboardのシングル・チャートのTOP 100にランクインした。(尚、この当時は大記録である。)しかし、最高位は8位と言うのがまた面白い所でもある。(ちなみに、1982年の年間シングル・チャートでは11位にランクインしている。→長期にわたってチャートインしていたので、最高位の割りに高い位置にランクインすることになった。)尚、イギリスではNo.1ヒットとなっている。(その他、イギリスでは他に4曲の都合5曲がTOP 5入をする大ヒットを記録している。)

この中からの筆者のお薦め曲は、やはり『Tainted Love』を真っ先に挙げる。これ以外では『Bedsitter』『Say Hello, Wave Goodbye』『What?』というイギリスでヒットした曲と『Frustration』をピックアップしておく。

当時はまだ「エレ・ポップ」という言葉は無く、「テクノ」とは言われないまでも、「ニューウェーブ」だ「ニュー・ロマンティック」だと色々な言い方がされていたが、今になって聴いてみると、紛れもなく'80'sに隆盛を極めた「エレ・ポップ」である。とても聴きやすいサウンドであるので、'80'sサウンド(特に、ポップな曲)がお好きな方にはお薦めである。じっくりと聴いて楽しみましょう!

 

Non-Stop Erotic Cabaret

Non-Stop Erotic Cabaret

  • アーティスト: Soft Cell
  • 出版社/メーカー: Some Bizarre
  • 発売日: 1996/06/03
  • メディア: CD


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