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TODD RUNDGREN『HERMIT OF MINK HOLLOW』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表されたアルバムで、一人で作り上げたアルバムである。(彼らしいと頃ですが...)また、邦題は「ミンク・ホロウの世捨て人」って、直訳です...(まあ、そんなものです。)彼のアルバムは名曲が必ずあるが、それと共に捨て曲必ずあって、アルバムとしたら今ひとつ評価が低いのだが、本アルバムは例外であって捨て曲がなく、クオリティの高いアルバムである。(時間の方も捨て曲がない分、約36分と、当時としてはまあ標準的な収録時間であるが、彼のアルバムとしたら短い方である。)ロック色は今ひとつ薄いが、ポップなテイストで包まれた佳曲が集まっている。尚、本アルバムは1978年のBillboard年間アルバム・チャートでは79位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位36位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『All The Children Sing』『Can We Still Be Friends?』『Hurting For You』『Too Far Gone』『Onomatopoeia』『Determination』『Bread』『Bag Lady』『You Cried Wolf』『Lucky Guy』『Out Of Control』『Fade Away』。

本アルバムには彼の代表曲がたっぷりと詰まっているが、その中から筆者のお薦め曲をピックアップすると、『All The Children Sing』『Can We Still Be Friends?』『Determination』『Lucky Guy』という有名な曲は当然抑えておくが、『Too Far Gone』と『Bag Lady』をお薦め曲としておく。聴いていると、メロディ・ラインの美しさや彼のボーカルにとろけてしまいそうになる。

彼の才能は高く評価されているが、今ひとつ人気が集まらないのは、必ず含まれている捨て曲の様な無駄な部分があるということが出来るが、本アルバムにはそれが無いということで、彼の持ち味にたっぷり浸ることが出来る。彼のサウンドを聴くのであれば、本アルバムは絶対に外すことの出来ない一枚である。(隠れた名盤の一つです。)

 

Hermit of Mink Hollow

Hermit of Mink Hollow

  • アーティスト: Todd Rundgren
  • 出版社/メーカー: JVC Victor
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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