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TEDDY PENDERGRASS『LIFE IS A SONG WORTH SINGING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表された彼の2nd.アルバムである。当時の音楽シーンは世界的なディスコ・サウンドの大ブーム真っ直中であったが、その少し前からダンス系サウンドはブラック・ミュージックの世界ではファンク・ミュージックを中心にソウル系で大きなヒットを生んでいたが、その勢いに沿った無いようのサウンドを聴かせてくれるのが本アルバムである。また、翌1979年に彼が発表する次のアルバム「TEDDY」には、ドリフターズの『ヒゲダンス・ヒゲのテーマ』の元歌となった『Do Me』が収録されていたことから、彼の名前は日本では結構知られていて、その一つ前のアルバムである本アルバムをご存知という方も多いでしょう。'70'sの雰囲気に満ちた明るく楽しい、それでいてちょっとセクシーなダンス・ミュージックを堪能できるアルバムである。

収録曲は以下の全7曲である。『Life Is A Song Worth Singing』『Only You』『Cold, Cold World』『Get Up, Get Down, Get Funky, Get Loose』『Close The Door』『It Don't Hurt Now』『When Somebody Loves You Back』。

この中から筆者のお薦め曲は、何と言ってもアルバム・タイトル・ナンバーである『Life Is A Song Worth Singing』である。もうノリノリであって、'70'sという時代を象徴するようなメロディに、セクシーな彼のボーカルが見事に決まっている。その他では『Get Up, Get Down, Get Funky, Get Loose』と『Close The Door』をお薦め曲として記しておく。

'70's終盤にはシンセサイザーが音楽シーンに登場して広がってきて、'80'sになるとそのエレクトリック・サウンドが音楽シーンを席巻することになるが、そういうものに頼らない'70'sミュージックというのは、現在ではビンテージ・ワインのような高級感のある新鮮さを感じるが、そういう雰囲気も併せ持っている本アルバムは、'80'sや'90'sサウンドを聴き慣れた方にはある意味衝撃を与えてくれるものとなる。じっくりと聴き込んで、同時に体を動かしましょう!

 

Life Is a Song Worth Singing

Life Is a Song Worth Singing

  • アーティスト: Teddy Pendergrass
  • 出版社/メーカー: The Right Stuff
  • 発売日: 1993/08/24
  • メディア: CD


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