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恋する日曜日・3rd.14話「尽くす女の恋」 [ドラマ]

今回の物語は「尽くす女の恋」という物語であって、テーマ曲は「うる星やつら」のOP曲であるラムのラブソング』です。主演は「恋日1st.10話」の「ロンリィザウルス」以来となる内山理名さんです。主演がとにかく若い「恋日・3rd.」にしたら少し年齢が高いと言うことになりますが、それでも20代のOLのラブ・ストーリーです。テーマ曲の作品がコミカルなものということもあって、コミカル・タッチの物語でした。(でも、こういうのも「恋日」です。)また、3rd.では大人の雰囲気のある物語でもありました。それではいつものように本編にいきます。

某会社の受付嬢として務めているOLの水谷由希(みずたに・ゆき)。彼女は自他共に認める「尽くす女」であった。そんな由希は事前シミュレーションで、本日の予定を考えていた。「6:17の電車に乗って、ダッシュでスーパーに行って、…を買って、7:10に家について、ハヤシライスを作って…」ということで8:00までにハヤシライスを作ることをシミュレーションしていた。というのは、今晩、彼が来るという予定になっていたのだった。(それにしても、細かい...)同僚の山村美里も呆れるばかりだった。で、会社が終わってシミュレーション通りに買い物をして、自宅マンションでハヤシライスを作り、ご飯も予定通りに炊けた。で、約束の時間に彼氏である大輔がやってくる。

食卓にハヤシライスを持って行く由希だったが「こっちに頂戴」と大輔はノートパソコンを相手にして仕事の書類の作成を始め、仕事をしながら由希の作ったハヤシライスを食べ出す。由希も「いただきま~す」と言って食べ始める。そんな由希は土曜日の予定を尋ねるが「家で仕事」と答える大輔。由希は「今度、お部屋の掃除に行ってあげるね」と言うが、大輔はそれを聞き流して適当に答えるだけだった。

休みの日、大輔のマンションに由希がやってくるが、そこで由希は他の女と大輔が一緒にいるのを目撃してしまう。で、その女は「私があんたの手の中にいると思ったら大間違いだから...」と捨て台詞を言うと、怒って帰って行った。で「何々...」と由希は大輔を問い詰めると、「まさか、浮気?」と言う由希に「あっ、ゴメン」とあっさりと認める大輔。で「嘘だ!」と叫ぶと泣いて帰る由希。

翌日、同僚の美里に、そういうことで恋が終わったことを話している由希。(結局、尽くす女の由希に嫌気が差したが、面と向かって言い出せなかった大輔。で、別れるということになったのだった。)で、受付で美里に慰められていて「原因はよ~く考えた方がいいよ。冷められてしまった原因。じゃないと、また繰り返すかもしれないし」とアドバイスを受ける。そうしていると、受付にナオキ商事(他社です)の営業マン・東野誠人が遅刻しそうで慌てて駆け込んできて「営業部長の渡辺さんと10時にお約束をしてるんですが...」と言う。で、形通りに手続きをする由希は連絡をして「15階へどうぞ」と言う。で、エレベーターホールに向かう東野。が、由希は直ぐにエレベーターが点検中ということに気づき、東野を追う。

で由希は「東野さん、こっちです」と言って非常階段を使って15階の会議室まで東野を案内する。で、会議室に「失礼します」と言って飛び込み、息を切らせていた。「エレベーターの点検が早く始まってしまいまして、階段でご案内いたしました。こちらの方は10時前にいらしたのですが、ご迷惑おかけしました」と言って遅れたのは自分のせいと言って頭を深々と下げる。(東野も「遅れて申し訳ありません」と頭を下げる。)

その日の帰り道、本屋(丸善)に入った由希はそこで「恋愛が必ず成就する」と宣伝されている「フラれてしまったあなた! 男心を勉強しなさい!!」というタイトルの大谷洋司の本を目にし、手にするが値段を見て諦める。が、気になって結局その本を買って帰った。

帰宅した由希はその本を熱心に読み始める。で、本に書かれた内容と自分の経験を比べてみる。で、「確かにテンションが違っていた」と感じた由希。更に「彼に尽くしすぎていた」と書かれていたのを見ると「美里にも言われた」ということで、食い入るように熱心に読み始める由希。で、本に書かれていたことを鵜呑みにして、大輔の気持ちが離れた原因が分かった。(由希なりにですが...)

そんな由希は「でも、どうすればいいんだ?」ということで更に本を読み続ける。で恋愛成就のキーワードとして「きまぐれ」「ミステリアス」「小悪魔」「手に入りそうで入らない距離」の4つキーワードが書かれているのを見つけた。

翌日、美里に「凄いバイブル見つけたの」と言ってその本を見せる由希。が「フラれた女って本当にくだらないマニュアルに填るんだよね...」と呆れ顔。が、由希は「作者の大谷先生を信じているから」と言って、その本に完全にハマっていた。そこに美里が「はい」と言って裏に携帯番号が書かれた名刺を渡す。それは東野の名刺で、由希が帰った後に着て「助けてくれたお礼がしたいから連絡下さい」と言う伝言を伝える美里。それに食いつく由希に、由希の名刺渡しといたし、別れた直後でタイミングがいいから、連絡してみたら、と勧める美里。が、由希は「ダメ駄目ダメ。アクションを起こしちゃいけないと大谷先生が言っている」ということで、本に書かれている内容に従う。(大輔も、その前、前の前の彼とも同じことで別れていて、「もう今度は失敗したくないの」ということでした。)

「自分から電話はしない」と決めた由希だったが、3日経っても、5日経っても、7日経っても連絡は来なかった。で、改めて本を見る由希。(付箋紙がたくさん付けられていて、かなりボロボロになっています。→相当読み込んでいますね...)で、「あなたにテンションが高ければ、必ず2週間以内に連絡を取ってくる」と書かれていて、「2週間、長い...」と由希。

10日後、美里と一緒に昼食を食べている由希。携帯が鳴るとすかさず反応するが、それは美里の携帯だったということで、頭の中心にあるのは東野からの連絡だけになっていた。が、連絡は来ず、2週間後になってもやはり連絡は来なかった。美里は「変なところで意地張らないで電話しな」と言うが、「ダメダメ。今電話したら、せっかくの苦労が水の泡だもん...」と言う由希。この時美里は「フラれてしまったあなた! 男心を勉強しなさい!!」の続編の本まで由希が手にしているのを見て呆れを通り越した表情をする。が、由希は「神様、どうか彼が行動を起こしてくれますように...」と祈っていた。

その日のアフター5、美里と一緒に退社する由希。あくまでも本に書かれているようにしようとする由希に「バカじゃない」という美里。(由希は結構頑固者ですね。→冷え性でしょうか?)

そうしていると、由希は肩を叩かれた。それは東野だった。で「来た!」とテンションが上がる由希。「近くまで来たから…」と言う東野だったが、本に書かれた4つのキーワードが次々と頭ら浮かぶ由希。食事に誘われるが、もったいぶる由希。が、帰宅すると2冊の本(2冊とも大量の付箋紙が付いていて、ボロボロになっている...)を手にして「凄いよ、これ凄いよ!」と一人で大はしゃぎをする由希だった。

東野との食事の日、改めてお礼を言う東野。由希は本に書かれている「気まぐれ女はミステリアス」「小悪魔」ということを思い出して、それなりに振る舞う。で、その後で「よかったら、今度は休みの日に会わない?」と東野が誘う。が「ええ、連絡してみて...」とちょっとお高くとまる由希はそのまま帰ってしまう。が、帰宅したユキは壁に「恋愛成就4ヶ条」(4つのキーワードです)を張っていて、一つ一つを確認し、「OK!」とご機嫌だった。

数日後、美里が「その後、東野さんから連絡来た?」と尋ねるが「来ない」と由希。「今度の休みの日、デートに誘われたんだよね?」と確認すると「じゃあ、連絡してみなよ」と言うが「女はアクション起こさない」と、あくまでも本に従う由希だった。(で、美里はまたも呆れ顔。)

夜、自宅で本を読んでいる由希。そこに携帯が鳴った。で、東野からだと思って、大喜びして電話に出ようとして携帯を開く。が、「何だよ...」というのは母親からの電話でした。

昼休みの食事から受付に戻ってきた由希。美里が、東野が来て、1時から4時まで営業部長と打ち合わせで来ていると伝える。これに由希は「私のこと、何て言ってた?」と尋ねるが「何にも...」と答える美里。で「何で?」と落ち込む由希。で、4時が近づいてくると、「そろそろだなぁ」とテンションが上がる由希。で、東野が打ち合わせを終えて出てくるが、軽く会釈しただけで通りすぎて行ってしまった。で「えっ?」と由希。美里が「やばいんじゃない」と言うと「どうやばいと分析する?」と尋ねるユキに「高飛車勘違い女と思われていると分析する」と答える美里。で、慌てた由希は受付を飛び出して東野を追っていく。

ビルから出ると「東野さ~ん」と声を掛ける由希に「どうしたの?」と東野。先日のデート、とても楽しく、休みの日のデートを楽しみにしていた、と言う由希だったが「全然楽しそうじゃなかったよ」と東野は言うと「全然そんなことないです」と言って、休みの日にドライブに連れて行って下さい、と切り出す由希。が「良いんだよ無理しなくても」と東野は言うと「由希ちゃん、俺が思っていた人と違っていたみたいなんだよね」と言うと、そのまま帰って行った。

ショックの由希は自宅に帰ると2冊の本を持ってやけ酒に走っていた。(が、美里も来ていて、由希の作ったハヤシライスを「美味い」と言って食べている。)由希は「どうしてこんなことになったの?」と原因が分からないでいたが「そんなのバイブルにしているから」とあっさりと切り捨てる美里。由希は「どうしてもフラれるし、大谷のバカ野郎!」と言って本を壁に投げつける荒れようだった。

数日後、いつものように受付で仕事をしている由希と美里。そこに東野がやってくる。で「こんにちは」と型通りの言葉を掛ける由希は本当に型通りの手続きをしようとする。が、そこに東野の携帯が鳴り、電話に出る東野。が、様子が変わる。由希は小耳を立てて聞いていて、急に慌て出す東野を見て立ち上がって側に行って「どうしたんですか?」と尋ねる。クライアントにプレゼンの書類が届いていなくて、3時から検討会議が始まる。また、会社よりもここの方が近いし、東野はその資料を持っていたということで、直ぐに届けなきゃいけない、ということだった。で「何処の会社?」と尋ねる由希に「FC食品」と答える東野。FC食品はここから走っても10分はかかり、往復で20分ということで、やはり3時から打ち合わせの約束をしている東野は途方に暮れてしまう。が、由希は東野が出した書類を手にすると「これ、私が届けてきます」と言い、誰に届けるのかを聴くと、「任せて下さい!」と言って飛び出して行った。それを見送るだけの東野に美里は「あれが本当の由希。優しすぎて傷つけられちゃって、ちょっと自分を作ってちゃったけど、あの優しさが本当の由希なの」と伝えた。

その日のアフター5、会社から一人出てくる由希。そんな由希をじっと待っていた東野が由希に「今日はどうもありがとう」と行って深く頭を下げる。これに「いいえ」と返した由希は「じゃあ」と言って帰って行こうとする。これに東野が「あの...」と声を掛ける。で足が止まり振り返る由希。東野は「もしよかったら、今度の休みにデートしない。二人で一緒に美味いものを食べに行こうよ」と由希を誘った。東野を見て目をそらした由希は「じゃあ、私がハヤシライス作ってあげる」と答えた。それからの由希は笑顔に戻り、帰って行く。直ぐに東野が後を追う。そんな二人を影から美里は見ていた。

その夜、帰宅したユキは本のあとがきの部分を読んでいた。本には「本当に愛されるには『優しい心を持った天使』だということを忘れないでくださいね」と結ばれていた。

今回の物語、Aパートは15分半弱、Bパートは10分半強でした。また、ラストはスタッフ、キャストのエンドロールで、一番最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」という注釈テロップが出ましたが、この部分に流れていた曲はテーマ曲ではありませんでした。

コミカル・タッチの物語だったが、ヒロインのハッピーエンドという形の終わり方は、ちょっぴり幸せな気分になることが出来る「恋日」の王道である。第2クールの最初ということで、今回はオーソドックスな物語だったが、こういう物語もやっぱり必要ですね。ただ、由希のように何でも本に従うというのはある意味では現代らしいところであるが、やっぱり何でも「ほどほどに」ということです。でも、美里という冷静な友人がいたということも大きなポイントですね。

次回の物語は「明日の笑顔」というものであり、テーマ曲は「花の子ルンルン」からOP曲の花の子ルンルン』です。(ということで、15話(12本目の物語)でやっとアニソンの女王ミッチ(堀江美都子さん)の歌が登場と言うことになりました。)主演は「恋日・ニュータイプ」で主役の多々野ユリを演じた南沢奈央さんです。「ボランティア」という言葉が出てきたのと、保育園、高校が出てきたので、女子高生の物語だということは分かりますが、将来に対する物語といったところでしょうか?タイトルにあるように笑顔の奈央ちゃんを期待したいお話です。

今週のクイズ。とこれまで記していたが、今回からBS-iのデータ放送がリニューアルし、クイズが無くなりました。しかしプレゼントの方は残っていて、携帯サイトから応募するという形になりました。(当たるのはDoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分で、毎月10名に当たるというのは同じです。)しかも、クイズは無く、簡単なアンケートに答えるというものになりました。但し、応募できるのは本作放送中の土曜日の23:00~23:30の間だけです。(携帯のBS-iサイトにアクセス/空メールを送る/QRコードを読み込んでアクセスする、のいずれかの方法でアクセスして、「プレゼント応募」という所にアクセスすればいい。尚、クイズが無いので、番組を見ていなくても応募は可能です。→ということで、これによって今月からは競争倍率がググッと上がり、当選確率は大きく下がることになるのは確実ですね。→過去に2回当選している筆者ですが、3回目の当選というのはいつになるか、かなり先になったのだけは確実でしょう...(それでも今回も筆者はちゃんと応募しましたが...)尚、次回からはこの部分については記さなくなります。

もう一つ、今回は大きな変化がありました。AパートとBパートの間に入る3分間のCM3ミニッツ・ストーリー」ですが、ここもリニューアルし、3分のCMだったのが1分半のCM(×2)になったことです。そして、AパートとBパートの間と、Bパート終了と次回予告の間にそれぞれCMが入ることになりました。(そのため、「3ミニッツ・ストーリー」という言葉も無くなっていました。)また、新しいく始まったシリーズはやはりミニドラマ形式のものであり、「Spirit in the Sky」というタイトルの物語です。

 

 ↓本作の1st./2nd. です。

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↓今回のテーマ曲とその作品関係
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シミュレーションで学ぶ救急対応マニュアル (2)

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