「WHAT ABOUT BOB?」 [映画(洋画)]
表題の作品は1991年の映画「おつむてんてんクリニック」である。(「WHAT ABOUT BOB?」という原題が、どうやったらこんな変な邦題になっちゃうのでしょうか?まったく理解できないのですが...こんな酷いタイトルだったら、原題をそのままカタカナにした方がどれだけましか... →'80's中盤からは本作のような酷い邦題が付けられた作品というのが本当に多くなりました。)
世の中には色々な「恐怖症」というものがあり、高所恐怖症、閉所恐怖症、暗所恐怖症などは比較的多く知られている。また「ケータイ刑事」の銭形姉妹(本家の四姉妹、従姉妹の雷ちゃん違う。)は暗所恐怖症という設定であり、それが活かされた物語もあります。中でも「銭形雷・2nd.8話」は「恐怖症」を上手く扱った物語である。(2006/8/19にBS-iで放送されました。)その当時は、様々な「恐怖症」をもった主人公の映画が何かあったということは思い出したが、それが何という作品だったのかまで思い出せなかった。が、ようやくそれを思い出したので、今回はその作品を記すことにした。
それが本作「WHAT ABOUT BOB?(邦題:おつむてんてんクリニック)」である。本作の主人公は様々な恐怖症をもっていて、その主人声が医者との間で繰り広げるドタバタ・コメディといった内容である。
映画データを記しておくと。原作はローラ・ジスキンとアルヴィン・サージェント、監督はフランク・オズ、脚本はトム・シュルマン、撮影はマトクル・バロウズとミヒャエル・バルハウス、音楽はマイルズ・グッドマンである。そして出演は、「ゴーストバスターズ」シリーズでお馴染みのビル・マーレイが主演で、その他はリチャード・ドレイファス、ジュリー・ハガティ、チャーリー・コースモー、キャスリン・アーブ、トム・アルドリッジ、スーザン・ウィリスたちである。
物語は、ドタバタ・コメディであるが、ちょっとブラック系の笑いも散りばめられている。(でも、日本では如何にも受けそうにない様な展開です。)様々な恐怖症をもった主人公・ボブが精神科医の元を訪れるが、医者はほんの数分の診察でボブに嫌気を差してしまい、何とか逃げ回ろうとする。が、ボブはしつこく医者を追いかける。あまりのしつこさから、医者はボブの追い出し作戦を実行することにしたが...
単なるコメディと違って、「恐怖症」を知るにはちょっとは勉強になる作品であるが、そう言うところは幅広い知識を吸収することに役立つ「ケータイ刑事」シリーズにも通じているところがある。楽しみながら知識を得ると言うことで、こういう作品に接するのもまた面白いところです。(但し、各種恐怖症については自分でも調べて勉強しましょう!)
↓参考まで
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