帰ってきた時効警察#4 [ドラマ]
今回もネタが満載という所は変わらないが、今回の物語のネタって、一応「1980」のキャスティングを元にして、あのシリーズ作品に出てきたネタを(多少のアレンジをして)色々とつなぎ合わせたら、1本の物語(事件)になってしまったと言った感じでした。最初の殺人(サウナ)こそ、シチュエーションは違うが、凶器が消えると言うことで「チューボーですよ殺人事件」を思い出させてくれましたが、密室トリックはいくつもありますし... ということで、今回は物語から浮かんだ妄想ネタを列挙することにしました。(分かる方は「ああ、あれか」とお分かり頂けるでしょうが、分からない方には「何のこっちゃ?」となるのは明らかですが...)
まずは、踏んだり蹴ったりの三日月。これは某変身ヒーローの主人公ですね。(ここはやっぱり同じ放送局の作品ということで、押さえておいたということなんでしょう。)→この後は他局作品ばかりですから...
カウンセリングに行った三日月。カウンセリングということで思い出したのは美山華子です。が、催眠術を使うということで早島琴が浮かんできました。(但し、早島琴は国家転覆を企む海王星団のメンバーで、とてつもなく大きなことを考えていますけど...)そして、中学時代の三日月は「関取」と呼ばれていたということで、「どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件」かと思わせたら、食欲モンスター・泪ちゃんのように食べまくっていました。(でも、泪ちゃんが実際に食べている所は出てきていないのですけどね。)更にベランダでライブする三日月。ここはともかく、婦人警官の衣装でギターを手に歌う所は、真加出、もとい雷ちゃんの1st.シリーズのOPだし...
霧山は真加出と恋人のふりをさせられるということでしたが、その裏で警視庁捜査一課への引き抜きの話をしていたのでは...?(で、時効前の事件の捜査をさせる。)が、真加出の母として顔を見せたのは「早め亭」のおばちゃんというのはともかく、真加出の本当の恋人はスナック「揚羽」のボーイのサムだったって、一体どうやって知り合ったのでしょうか?F市のスナック「揚羽」にまで真加出は行ったのかしら?
そのおばちゃんが占い師に見てもらったていたが、如何にも胡散臭い占い師でしたね。怪しいという点では、風水師・Dr.ロバ(この人も信用できない占い師でしたが...)とどっこいどっこいですね。(この時、ぬいぐるみが事件を解く鍵になっていましたよね~)虫眼鏡で火傷って、柴多太郎もそこまではドジではないので、やっぱり怪しい...しかも、そんなことで「火傷する」なんて占うなんて、伝説の超能力者・みのるばりの怪しさです。
クマのぬいぐるみの中に日記を隠していたということで、ばらされるぬいぐるみを見て「警視庁密室殺人事件」のポーピーくん人形を思い出し、霧山と三日月と玲子の食卓を囲んでの(最後の)真相を語るところは「銭形零の悪夢」の柴田家で太郎と二朗を何となく思い出させてくれました。
また、推理作家は奇妙な死に方を考えるのは、七海奈美だけではなく、江戸川散歩もそうでしたし、桃白善も大がかりな殺人トリックを使っていました。
今回の物語の監督&脚本のケラリーノ・サンドロヴィッチって、実は丹羽P作品のファンではないのか?と思ってしまいました。(ちなみに、ここで思い出した作品というのは「銭形」シリーズ全5作全て、「さそり」「恋日・ニュータイプ」等です。細かいネタは「スパイ道」からも連想させてくれたものもありました。)
今回は三日月が色々と美味しいポジションを独占しましたが、一つ、とてもためになる教訓もありましたね。中学時代の三日月は丸々と肥えていたが、現在はスリムな体型である。ということは、その後、血のにじむようなダイエットに取り組み、それが成功したということは明らかであり、「努力すれば痩せられる」ということです。→とりあえず、催眠術で自分は歌手だと思っている三日月ですが、ダイエットの体験記でも書いて出版したらいいんじゃないかと... ところで、催眠術が解ける前に「相棒を射殺せよ」なんてことはインプットされていないければ良いんですけど...
今回の真加出。彼氏は外国人(黒人)って、やっぱりただ者ではないですね。やっぱり、時々は稲妻を落としたくなるのでしょうが、それに耐えられる強靱な体を持っていないとダメということなんですかねぇ~
ところで、次回は「ホラークイーン」が登場というのに、どうして宝積有香さんじゃないの???→だから麻生学監督(次回の監督)は「銭形舞・9話」、「恋日」を含めて丹羽P作品の監督をさせてもらえないのかも...(ちなみに、5/7 15:15~16:00、NHK総合「御宿かわせみ」第1話に宝積さん、ゲスト出演しています。)
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↓丹羽P作品をいくつか
↓ケラリーノ・サンドロヴィッチと言えば、これでしょう。
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