ゲキレンジャー#14 [特撮]
前回からの続きとなる新武装を登場させるため(=新しい玩具の宣伝のため)の物語の後編。しかし今回はゲキレン側が「雑魚」という印象を更に強くする物語でもあった。今回はBGMを選ぶのも止めて簡単に。(メレと同じで、もうどうでも良いような展開になっちゃった...)
バット・リーの元で修行を続けるレツ。街に現れたラスカとルーツに雑魚扱いされるジャンとラン。そんな中、ランの台詞「右足ばかり、卑怯者」って、そんなの当たり前であって、そういう弱音を吐くんだったら、とっとと戦隊から抜けた方がいい。更に「もてないんでしょう」って、子供の口喧嘩レベルに成り下がっている...→やっぱり「格下ーズ」の一員ですね。(いや、完全に雑魚と同じ。まあ、そういう雑魚が成長していくという物語だと分かっているけど、こんなにも魅力のないキャラだったら力が抜ける...)
「待てと言われて待つバカがいるか」とのルーツの言葉。言ってくれましたね、この台詞。「バカ」の部分を「犯人」に置き換えたら、既に何度も耳にしたことのあるあの台詞じゃないですか...
尺の関係もあるので仕方ないとはいうものの、理央の鬼気迫る迫力とレツの遊びのような修行。しかも理央は習得できず、レツは簡単に習得しちゃう。対比としたら良いのだけど、あまりにも楽に身についてしまうというのは、重みもなく良い印象は得られない。しかも運が良かったみたいな感じで、反感が生まれるだけ...
理央様・ラブ命のメレは理央のことが心配で心配で、バトルはどうでもいいというのは実に良かったですね。今回はこれが全てを救ってくれた。ということで、やっぱり理央とメレがあっての物語。こういう作品では絶対にあり得ないけど、最終決戦でゲキレンジャー全滅、理央&メレ勝利で臨獣殿は平和に世界を支配した、として終わらせるしか、本作の存在価値をアピールする方法はないんじゃないの???
おまけ。映画の宣伝が入ったが、今のTVシリーズの内容だったら、「金返せ映画」(時間とお金を無駄にしてしまった映画。数年に1本ぐらいの割で出会うが、去年は2本の東映作品がこれになった。)になってしまいそう。そもそも香港を舞台にするのなら、今年こそ倉田保昭でしょうが。いきなりミスキャスト・ムードを漂わせちゃあ...
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