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「THE BAD NEWS BEARS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1976年の映画「がんばれ!ベアーズ」である。ウォルター・マッソーと、天才子役のテイタム・オニールの顔合わせで、少年野球を題材に、如何にもアメリカ映画らしいスポーツものという作品になり、大ヒットを記録したことから2本の続編、更にはTVシリーズにもなった。また、本作のリメイク作品が2005年に制作されたのは記憶に新しい所である。

映画データを記しておくと、監督はマイケル・リッチー、脚本はビル・ランカスター、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はジェリー・フィールディングである。そして出演は、ウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィク・モロー、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョイス・ヴァン・パタン、ベン・ピアッツァ、クリス・バーンズ、エリン・ブラント、ゲイリー・リー・キャヴァナロたちである。

また、ビゼーの「カルメン」が主題歌として使われ、これがコメディ・タッチの本作と上手くマッチして、実に良い味を出している所に注目されたし。

物語は、かつてはマイナー・リーグで活躍したことのあるプールの清掃人であるバターメーカーが、市議会の要請で少年野球チーム・ベアーズの監督兼コーチを依頼され、それを引き受ける。が、ベアーズの顔ぶれといえば問題児だらけで、とても強くなることは出来ないと判断する。で、昔の恋人の娘で、ピッチャーとしての才能のあるアマンダという少女をチームに加える。更に、攻撃の柱として、バイクを乗り回す不良少年・ケリーをもチームに入れる。そこからベアーズは連戦連勝をかさね、そして優勝決定戦にまで進出したが...

最初は、キャッチボールの一つもまともに出来ないような子供たちだったが、その少年たちが練習を重ねて次第に上手くなっていくなど、教育的にも良いストーリー展開で、優勝決定戦の結末はちょっと泣かせてくれる。全体はコメディ・タッチであるが、所々にはスポコンの要素があったり、友情ドラマがあったりと、家族全員で楽しむことが出来る作品である。(続編やTVシリーズになるのも納得できます。)笑って、泣いて、大いに楽しみましょう。ただ、野球少年の子供たちには、一人の能力の高い選手に頼ることなく、地道に練習をして上手くなっていくものだ、ということをしっかりと読み取って貰いたい所である。(が、がむしゃらな猛練習も成長期では毒になると言うことも忘れないように...)

 

がんばれ!ベアーズ

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↓TVシリーズです。

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↓続編です。

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↓リメイク作はこちら

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション

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