ガメラ?(ゲキ#21) [特撮]
今回はパワーアップの物語。それにしても、スーパーになって白い所が入り、ますます存在感が無くなっちゃったゲキレン。こんなことであと半年ちょっと、大丈夫なの?で、今回のBGMは、そのスーパーがこのようだったということで、ガメラのサントラ盤をと思い、その中から夏帆ポンが出演している「小さき勇者たち GAMERA」のサントラ盤を選ぶことにしました。
理央との決戦で、最初はズタボロにやられるゲキレンの3人。ジャンは潜在能力だけは高そうだからともかく、あとの空気のような存在の黄と青はもはやご臨終間近まで追い込まれる。→普通の人間ならば、全く疑う余地もなく、とっくに死んでいる。それなのに生きているというのは、こいつらもリンリンシーではないの?
で、戦う目的に気づいたジャンが、そこから一気に復活し、過激気を習得しちゃうって、戦う理由に気づくだけで4000年の歴史で誰一人として習得できなかった過激気が身につくって、激獣拳の先人って、マヌケばっかりだったということになる。→動物師匠も遊びながらだから、十分納得できる。要するに、名前だけは立派でも、内容が伴っていないカスみたいなものだったということですね。
「強さは守るためにある」これをジャンが口にしたということは、ジャンも成長したということになるが、変身ヒーローがこれに気づくのにあまりにも時間がかかりすぎている。主人公の成長物語である戦隊と言っても、全体の4割まで来てようやく分かるというのは、本当に今年の戦隊はレベルが低い。(「宇宙刑事シャリバン」のED主題歌を歌ってみなさいよ...)まあ、気づいただけジャンは救いようがあるが、やっぱり雑魚の黄と青はダメ。結局、ジャンによって救われただけで、過激気も習得したというよりも、ジャンから分け与えられたという印象しかない。
で、スーパーになって、全身が原色だったのに、白が入り、益々不細工になっちゃって、挙げ句の果てにはガメラになって火を噴いて空を飛んじゃうって... 雑魚は雑魚らしく、首や手足を縮めていなさい!(ゴレンジャーが「バーディ」という小型ジェットをベルトに付けい空を飛んだけど、ゲキの飛び方って、派手なだけで美しさが無い...)
前回の物語では、小学生や幼稚園児がマークシート方式の大学入試を受けて、適当に回答したら一次試験に合格して二次試験を受けられることになったという印象だったが、今回は二次試験の小論文に対して、問題文すら理解できず、適当に作文したら、何処をどう間違ったのか分からないが、評価されて合格点に達し、晴れて大学生になってしまったという感じのジャン。そのジャンにカンニングしろと言われて適当に答案を書いたら、これも受かってしまった黄と青というだけ。あまりにも楽に過激気を習得しちゃって、ありがたみも何もないし、動物師匠たちのふがいなさもより鮮明になっただけでした。(それでも晴れて大学生になったってことです。)
理央は今回初めての敗北を喫したが、人生では勝ち続けるなんてあり得ないから、これはこれで今後の理央を考えたらいい経験だったでしょう。そんな理央様を心配するメレちゃんは母性本能丸出しで理央様を救おうとするし、良かったんじゃないですか。
ゴリラやペンギン、ガゼルと共に美希まで一喜一憂する応援団になり下がったし、CGふんだんの新激ビーストもガオレンジャーみたいだったし、何か良い所あった???
まあ、もう1本のスパヒロ・タイムの作品は映画の前振りのような展開に走り、もはや毎週放送しているTV番組としてのアイデンティティすら放棄してしまい、存在価値は無くなってしまったが、それよりはまだましとはいうものの、全く説得力もない物語でした。(100点満点で20点が平均という今年の東映ヒーロー作品の中では点数は良かった今回の物語でしたけど...)
で、来週はというと、リアルタイムでの視聴はせず、HDDレコーダーに録画しておいて、それを早見再生で時間を節約して見ることにします。(こうすると、2作品合わせて35分ぐらいで見終えることが出来る。)で、記事として記すかどうかはその時次第ということで...(まあ、書くとしても週の後半になるのは確実ですね。)これで日曜が少しは楽になるものの、最近はWOWOWが日曜朝に放送する映画に見たい物が結構あるし...
で、これまでDVD-RWにムーブ(地デジだからコピーではない)した「ゲキレン」のこれまでの物語も、その映画用に消去することにします。(こんな低レベルの作品、残すだけ資源の無駄遣いですから...DVD-Rを使っていなくて良かった良かった)
〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (46) 宇宙刑事シャリバン 音楽集 (限定盤)
- アーティスト: TVサントラ, 串田アキラ, コロムビア・オーケストラ, 山川啓介, 渡辺宙明, 上原正三, さがらよしあき, 吉村浩二
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/03/27
- メディア: CD
↓この映画を思い出しちゃった...
↓こちらの方がずっと良い物語です。
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