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DURAN DURAN『THE ESSENTIAL COLLECTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2007年1月にイギリスでリリースされたベスト盤である。アルバム・タイトルにあるように、初期のシングル曲を中心に収録されているが、シングル曲をというのであればこれまでにリリースされているベスト盤で十分であるのだが、ベスト盤からは漏れている曲が収録されているのが嬉しい所である。(それならば、オリジナル・アルバムを聴けばいいでしょうに、と言われるでしょうが、シングルのB面の曲としてアルバムには未収録の曲があるので、やっぱり本アルバムは存在価値がある。)また、今年の秋(10/30)に12枚目となるニュー・アルバム「RED CARPET MASSACRE」を発表することが既にアナウンスされているし、現在はヒットメーカーとなって次々とビッグ・ヒットを飛ばしているJUSTIN TIMBERLAKEと共演するシングル『Nite Runner』が楽しみな所である。

収録曲は以下の全18曲である。『Girls On Film』『Planet Earth (Single Version)』『Fame』『Careless Memories (Single Version)』『Anyone Out There』『Sound Of Thunder』『Is There Something I Should Know』『Like An Angel』『Hold Back The Rain』『Save A Prayer (Single Version)』『My Own Way (Single Version)』『Rio (US Edit)』『New Religion』『The Chauffeur』『Hungry Like The Wolf』『Lonely In Your Nightmare』『Last Chance On The Stairway』『Make Me Smile (Come Up And See Me)[Live]』。

彼らの放った初期のヒット曲と共に、そのB面に収録されてた曲が含まれているところがありがたい所である。ということで、アルバム・バージョンではなくてシングル・バージョンが収録されているというのは、シングル・コレクションということにもなり、資料性も高いので、手元に置いておきたいアルバムである。

この中からのお薦め曲は、早い話全部と言いたい所であるのだが、それだけ'80's初頭のミュージック・シーンに彼らが与えた衝撃は大きいものだった。第二次ブリティッシュ・インベージョンを語る上で彼らの名前とここにある曲は必要不可欠なものであり、こういうアルバムは貴重である。

筆者は、日本で火が付いた『Planet Earth』よりも『Girls On Film』の方が好きな曲であるのだが、1st.アルバムと同様に『Girls On Film』が曲のトップを飾っているという所を評価したい。(こういうこだわりがあるのは、やっぱりイギリスらしい所である。)

本アルバムはイギリスで企画されたものであり、イギリス市場をターゲットにしたものであるが、こういうマニア受けする企画を立てる所はイギリスらしいところであり、ファンであれば手元に置いておきたいアルバムである。(但し、ジャケットの写真の方は新鮮みがないですが...)

 

The Essential Collection

The Essential Collection

  • アーティスト: Duran Duran
  • 出版社/メーカー: Emi Gold
  • 発売日: 2007/01/15
  • メディア: CD


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