今週のヒーローさん(さよならSHT編) [特撮]
今週の特撮ヒーロー作品は完全に全滅状態でした。KBS京都の「快傑ハリマオ」(木曜16:20~)はお休み(「隠密剣士」もお休み)だから、書きようが無いし、日曜朝のSHTは、益々酷さに磨きがかかり、もはや愛想が尽きました。(完全に時間の無駄というレベルでした。)
こんなのを「面白い」と言う人がいることも信じられなくなってきたのだが、それを象徴する様なエピソードを2つばかり御紹介する。
1つ目は、筆者の友人Hくんです。Hくんには、現在小2の一人息子がいる。Hくんは「仮面ライダー」大好き人間で、結婚前から本屋さんで「子供のために」とわざわざ言って「てれびくん」を買い続けている男である。(そんなこと言わなくても良いのに... 尚、子供が出来た現在も「子供のために」と言って買い続けているが、子供に見せているのかは不明である。)そんなHくんの楽しみは、息子と一緒に見る日曜朝のSHTである。日曜なのに子供がちゃんと起きてきて、「パパ、始まるよ」と起こしてくれるとのこと。が、今年の作品が始まって少しした3月中旬からは様子が変わったという。息子くんは日曜の朝にパパを起こしに来なくなったというのである。(パパは念のために録画予約もセットしている。)その理由を尋ねたら、「ああ、動物と電車ね。あんなのつまらないし、友達も誰も見ていないから、僕も見ないよ」と言われたとのことでした。また「あんなの子供だましも良い所。パパって子供だね」とまで言われてショックが大きいと嘆いていました。
そんなHくんも思い当たることがあると言って話してくれた話がある。去年、「ボウケンジャー」のゴーゴービークルを買ってきたら、息子がいじって遊んでいて、「勝手に触るな」と怒ったが、今年「デンライナー」を買ってきても息子が触った形跡が一切無いというのである。最初はしつけが利いたと思っていたが、そうではなくて、単に興味が無いからと思い知らされた、と言ってました。→Hくんは現在、日曜朝は一人でSHTを見続けているが、筆者は一人で見ることが出来て内心は喜んでいるように感じるのですが...
もう1つは、これは先輩のNさんです。Nさんには現在、小5と小3の兄弟というお子様がいる。今年も例年通り、戦隊とライダーの映画の前売りを早々と買ってきて(前売りを買ったことは子供には内緒にしている。)、7月末が誕生日の弟くんと9月頭が誕生日のお兄ちゃんの(少し時期はずれの)誕生日プレゼントとして子供を映画に連れて行くのを楽しみにしている。(実は、そこで自分のために色々とグッズを買い込むということを筆者は知っている。)で、先日、2人の子供を連れて映画館に行ったのだが、子供たちは「戦隊とライダーなんて見たくない。それよりもハリポタが見たい」と言って譲らず、結局、買っていた前売券はそのままで、当日券を買って「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」(吹替版)を見てきた、と言って愚痴を聞かされました。(前売りの親子券はどうなるのでしょうか?先輩のことだから、一人で見に行くと筆者は読みましたけど...)
また、「ジャンは子供だしレツとランは上手くいきすぎていてつまらない。良太郎の運の悪さはあり得ないから面白くない。あんなのが面白いって言うパパの方が変だよ」と子供に言われたことに悩んでいました。(Nさん評は「ゲキレンジャーは2つの流派の対立というのが良い」「電王は今までにない面白さがある」と言って両作品とも絶賛している。が、先輩なので表向きにはそれを否定する発言はしていないが、筆者を含めて友人の間では誰もが「つまらない」という共通認識でいる。)
ということで、子供たちは実に敏感であって、反応も早いということです。また、所謂「大きなお友達」というのは、何だかんだと理屈を付けて盲目的に受け入れてくれて、しかもお金の方までもたっぷりと落としてくれるので、スポンサーとしたら商売で儲かればいいだけなので、絶好のターゲットになる。で、作品の質なんかどうでもよく、作品の方は完全に意味のない「駄作」という悪循環ループを邁進していくだけである。
ということで、筆者の回りでは、今年のSHTはすこぶる評判が悪いのである。筆者も、ここの所の体たらくに愛想が尽きました。もはや「見る価値もない」と断言します。
で、今週のゲキ(#24)は、前回のキャプテンって何だったの?もう、どうでもいいや。また、兄がゴウ、弟がレツということで「レッツゴー(let's Go)」のつもりなのは分かるが、兄弟の順番を考えたら「ゴウレツ」となるのだし、ネーミングの方も呆けているとしか言いようがない...
電王#28は新しい玩具の宣伝のための物語で、本当に何もない酷い物語でした。モモ意外が消えていたら(これは人員整理にもなったのに...)、多少は評価も出来たのに、結局無事だったということで、しかもあのゴチャゴチャとした酷いデザインの新フォームって...(何でもかんでも詰め込んでしまったあのデザイン、幼稚園児以下のセンスのなさ...)
ということで、こんな酷い状況では9月末で打ち切り終了にするのも甘すぎる。8月いっぱいで打ち切り終了が良い所。(筆者がスポンサーの立場だったら、迷わず降ります。)ということなので、現在の2本はもはや見るのも時間の無駄なので、録画予約リストから外すことにしました。これで日曜の朝は、8:30からの「iしたい。」に専念できることになります。(「プリキュア」は裏になるので録画しておいて、後から見ることに変わりありませんが...)
尚、視聴するヒーロー作品が「ハリマオ」1本だけになったら、毎週書くこともないので、これからは節目の所で「ハリマオ」について書くだけになりますが、次はいつになるか...(多分、第2部終了の時で、10週間(休みがあったら更に伸びる)先になるでしょうね...)
↓確かに、こっちの方が面白い。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
- 作者: J. K. ローリング, J. K. Rowling, 松岡 佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
↓こちらの映画化も楽しみです。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
- 作者: J. K. ローリング, J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: 単行本
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