ケータイ刑事銭形海9話(感想)+10話予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「ケータイ刑事 銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。今回は4回に渡って放送される舞台の2回目ということで、前回の続きであり、いつもの1話完結のストーリーではないので、簡単にします。
が、その前に一つ。10月からは「銭形海・2nd.」となって、五代さんが復帰、海ちゃんも冬服姿になるということが8/30に正式に発表されたということで、(予想されたこととは言っても)一安心です。
今回の物語は第9話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」の「捜査編」である。(一応、「事件編」「捜査編」「混迷編」「解決編」と続きます。)今回もお楽しみがたくさん用意されていて、楽しい物語でしたが、前回の「事件編」と同様に、海ちゃんが主役というよりは高村さんとクイーン、そしてスペシャルゲストの金剛地さんが目立つ物語になっていましたね。(海ちゃんは最後の「解決編」でビシッと決めてくれるでしょうが、それまでは他に譲っているということでも良いでしょう)
今回も、放送フォーマットは「雷・2nd.12&13話」がベースとなる途中にCMが入るパターンでしたが、やっぱり「泪・1st.9話」(公開収録)に準じた途中にCMを入れない形で放送した方が良いと思うんですけどね...
そしてもう一つ。やっぱり「ケータイ刑事」のTVシリーズのサントラ盤の完全版をリリースして欲しいという思いが一段と強くなりました。何せ、「愛」からは主題歌の『彼女の情景』しかピックアップされていませんし、「舞」「泪」「零」もほんの一部分ですし、「雷」の主題歌『明日吹く風』(『ラブラブサンダー』もそうです)をはじめ「雷」もTVシリーズからは『トミー』と『雷・口上編』だけしかサントラ盤に収録されていませんからね...→CDで4、5枚組になっても構いませんし、「完全版」とする所に意味があります。
金剛地さんがスペシャルゲストということで、「こんごうぢ/こんごうち」というネタから、エアギター(世界選手権で4位、4位、5位と3年連続入賞というのはやっぱり凄い!、ちなみに今年はというと、金剛地さんは出場しないようです。9/7に開催です。が、その金剛地さん、得点を競うエアギターの方からは引退を発表されました。)の披露、黒子ネタ、薬師丸のものまね、『明日吹く風』の披露(と言っても、殆ど歌っていなかった...)、というように、「スペシャルゲスト」らしく目立っていました。
またも『バーボン刑事のテーマ』を歌った高村さんでしたが、前回との違い(海ちゃんたちのバック・ダンサーズの立ち位置が違っていました)もあり、ノーマル・バージョンだったとはいえ、やっぱり良いものですね。(その後の珍推理もやっぱり高村さんらしいところでした。)そして、今回は『僕は見たんだ』(歌詞の「僕」が「私」に変わっていましたけど...)が登場!!「泪」でこれを歌ったのは、泪ちゃんと柴田太郎さんでしたから、クイーン・宝積さんと高村さんがこれを歌ったというのも新たなバージョンということで良かったですね。(こんなところでこの曲が登場というのも嬉しい所です。)更には「舞・7話」で舞ちゃんと五代さんがやっていたネタ、「泪」と「零」の時にも出てきた「落としのバーボン」も披露した高村さん。(この時の海ちゃんがまた良い味を出していました。)完全に主役になっていました。
更には柴田束志さんも「雷・2nd.13話」以来のギターを持って登場して『鑑識柴田の歌』を歌ってくれましたし、本当にミュージカルでもありました。
そして「「怪談新耳袋」で使った小道具」と言って、人形を出してしっかりと「新耳」の名前を出している所は、演出・丹羽Pはやっぱり営業活動の方も忘れず、しっかりしていましたね。
今回も、高村さん(草刈さん)がメインで、サブがクイーン・宝積さん、そしてスペシャルゲストの金剛地さんに花を持たせた、という形で、海ちゃんは完全に脇役になっていました。が、こういう形で(本来の)主役の海ちゃんが先頭にいない形になると、「解決編」での口上から真犯人逮捕の所が一段と格好良く栄えますからね。(丹羽Pもなかなかの演出をしてくれますね。)
後になって気づきましたが、今回は「警視庁から入電中」も「寄せる、悪のさざ波」も、そして口上も、いつものお馴染みのものが全く出てこなかったんですね。これらが出てこないと「ケータイ刑事」とは言えないが、これまでのシリーズでのネタと、たっぷりの歌ということで、それらがなくても十分に楽しめる内容で、これもまた「ケータイ刑事」ですね。「お約束」はお約束として必要ですが、違った形の土壌作りをしていると考えられます。
次回・第10話の物語は今回の続きで、舞台の3回目の「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」の「混迷編」です。次回予告は、ようやく海ちゃんが活躍するように見えましたが、「起承転結」の「転」のところでしょうから、まだまだお楽しみはたっぷりありそうで、期待します。海ちゃんも本編最後に「お楽しみはこれからですよ!」と言ってましたしね。
鑑識メモは、やはり公演での収録でしたが、今回は4日目(7/27)の時のものでした。(国広さんが出ていました。)ということで、ちょっと思ったことを記しておきます。「銭形海・2nd.」は五代さんが戻ってきますが、こうなると、その後はシリーズ初の「銭形海・3rd.」に突入して、そこで岡野さんのカンバックというのも見たくなります。(「海・2nd.」が1クールだったら、来年1月から「海・3rd.」がスタートできる。「M2」において岡野さんは本年いっぱいはマツとコンビを組むことになったが、来年になったら戻ってくることも可能なので、「海・3rd.」で復帰というのも設定に矛盾なく実現できると思います。また「M2」の「オフィシャルブック」の中で、丹羽Pが「6代目の最初のパートナーは草刈さん。みなさんまたやりたいとおっしゃっていただいてますからね。それこそ春夏秋冬1クールずつやっても1年イケル。」と発言していることから、「海」は1クールだけとは考えられないと思っていましたが、「海・2nd.」で五代さんの復帰、「海・3rd.」でトミーの復帰、そして「海・4th.」(ここでマツがTVシリーズに初登場)ということもあり得るかもしれませんね...???))
途中の海ちゃんCMは、やはりAパートとBパートの間だけに流れました。9月になったということで、新バージョンの登場に期待したが、その通りとなりました。しかし、これは予想外の「舞台・案内編」ということで、今回の舞台の放送用にはピッタリのものでした。(次回と次々回もこれではないかと予想できます。)→詳しくは火曜一番にUPする方に記します。
↓今回はこれの存在が重要です。
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