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HOWARD JONES『DREAM INTO ACTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼の2nd.アルバムである。1st.アルバム「HUMAN'S LIB」がイギリスでNo.1の座を獲得(アメリカでは最高位59位)し、当時最先端のデジタル・シンセサイザーを駆使したポップで親しみやすいサウンドで人気を得て勢いに乗っている時期に発表された本アルバムは大ヒットを記録して、Billboardのアルバム・チャートで最高位10位、1985年の年間アルバム・チャートでも39位にランクインしている。また、イギリスでは最高位2位を記録している。

収録曲は以下の全14曲である。『Things Can Only Get Better』『Life In One Day』『Dream Into Action』『No One Is To Blame』『Look Mama』『Assault And Battery』『Automaton』『Is There A Difference?』『Elegy』『Specialty』『Why Look For The Key』『Hunger For The Flesh』『Bounce Right Back』『Like To Get To Know You Well』。

この中からはヒットを記録したのが『Things Can Only Get Better』(イギリスで最高位6位、アメリカで最高位5位、1985年のBillboard年間シングル・チャートで41位)、『Life In One Day』(イギリスで最高位14位、アメリカで最高位19位)、『Look Mama』(イギリスで最高位10位)、そしてアルバムの収録バージョンと異なって新たに録音し直してシングル・カットした『No One Is To Blame』(イギリスで最高位16位、アメリカで最高位4位、1986年のBillboard年間シングル・チャートで44位)であり、正に全盛期を迎えていた。

この中からの筆者のお薦め曲は、『Things Can Only Get Better』『Life In One Day』『Why Look For The Key』『Hunger For The Flesh』『Like To Get To Know You Well』というところをピックアップしておく。尚、アルバム・バージョンとシングル・バージョンが異なる『No One Is To Blame』は、シングル・バージョンはフィル・コリンズを迎えて彼の代表曲の1つになっているが、筆者はアルバム・バージョンの方をお薦めしたい所である。

デヴュー当時の彼はルックスの方でも人気を得たが、「音の魔術師」と呼ばれる彼の指から奏でられるメロディに酔わせてくれたことは'80'sサウンドを語る上では忘れられないことである。今でこそシンセサイザーは当たり前になっているものの、彼のシンセサイザーを操るテクニックは凄い物がありました。シンセ全盛になる直前という時期の作品であり、'80'sサウンドを語る上でも忘れないで聴いてもらいたいアルバムである。

 

Dream into Action

Dream into Action

  • アーティスト: Howard Jones
  • 出版社/メーカー: Elektra
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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