「HALLOWEEN 5: THE REVENGE OF MICHAEL MYERS」 [映画(洋画)]
表題の作品は1989年の映画「ハロウィン5/ブギーマン逆襲」である。前作から1年、シリーズの第5作となった本作は、第4作の完全な続編である。ということで、殺人鬼・マイケル・マイヤーズがまたも殺戮を繰り返し、ルーミス医師が立ち向かっていく。が、本作は内容も今ひとつという評価であって、日本では劇場未公開であった。'80'sを代表する「13日の金曜日」と「エルム街の悪夢」は日本でもしっかりと劇場公開されたが、劇場未公開作があると、やっぱりシリーズものとしては辛い所があります。
作品データを記しておくと、1989年の作品で、時間は97分である。(シリーズ全8作の中では最も長時間の作品ということになる。)監督はドミニク・オセニン・ジラード、脚本はドミニク・オセニン・ジラード、マイケル・ジェイコブス、シェム・ビターマンの3人、撮影はロバート・トレーバー、音楽はアラン・ハワースである。そして出演は、ドナルド・プリーゼンス、ダニエル・ハリス、D・L・シャンクス、エリー・コーネル、ボー・スター、ウェンディ・カプラン、タマラ・グリン、たちである。
物語は、前作の続きで、ブギーマンに襲われたことが原因で、ジェイミーは失語症になり、小児病棟に入院していたが、またも甦ったマイケル・マイヤーズがジェイミーの前に現れて執拗にジェイミーを襲う。で、ルーミス医師は戦いを挑んでいくが...
何故、マイケルはジェイミーを襲うのか?ということがあるが、本作はパターンに填った典型的な作品ということで、傑作として名高い前作があるから生まれたと言っても良いでしょう。で、本作でシリーズが完結するのかと思ったら、そうはならず、6年後の1995年に新たな続編が制作されることになる。(設定は、本作の5年後となっている。)その第6作のために、結果的にはジェイミーの過去をより深く描いたということになった作品でもある。
尚、やはり本作にも言えることであるが、心臓が弱い方、ホラー映画を見るとおねしょをしてしまう、という方はご覧になるのは止めておいた方がよろしいかと...
↓DVDはありません。ビデオです。
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 1990/12/07
- メディア: ビデオ
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