ODYSSEY『VERY BEST OF ODYSSEY』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1997年にリリースされたベスト盤である。'70'sの世界的なディスコ・サウンドのブームの時にヒットを放った彼らであるが、その'70'sのディスコ・ミュージックがベスト盤という形とはいうものの、現在も聴くことが出来るというのは嬉しい所である。'80's、'90's、更には現在のダンス・ミュージックと違って、アナログくささが感じられて、それがまた魅力でもあるのは、当時から変わっていない。ベスト盤ということで、彼らの代表的にヒット曲を中心としているものの、たっぷりと聴くことが出来るというのは嬉しい所である。
収録曲は以下の全16曲である。『Native New Yorker』『It Will Be Allright』『Inside Out』『Use It Up And Wear It Out』『When You Love Somebody』『If You're Looking For A Way Out』『Going Back To My Roots』『Don't Tell Me Tell Her』『Easy Come, Easy Go』『Ever Lovin' Sam』『Hang Together』『Each Day I Fall In Love With You Again』『Never Had It At All』『(Joy) I Know It』『I Just Can't Believe It's True (I've Lost And Found You)』『Shades Of Blue』。
お薦め曲は、彼らの代表曲である『Native New Yorker』『Easy Come, Easy Go』は外すことは出来ないので、この2曲と、それ以外の曲では『Inside Out』『Going Back To My Roots』『Don't Tell Me Tell Her』『Never Had It At All』『Shades Of Blue』という所をピックアップしておく。'70'sのディスコ・サウンドは、ある意味では'70'sミュージックが色々と結実して到達した一つの極地でもあるが、'70'sを象徴するソウルフル、ファンキーな所があるのがやっぱり'80's行こうのエレクトリック・サウンドを中心とした物と大きく違う所で、人間味を感じる所である。'70'sという雰囲気にたっぷりと浸ることも出来るだけに、お手元にあってもいい一枚である。(特に、'90's以降のダンス・ミュージックと聞き比べてみるのもまた面白いことになります。)
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