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POLICE『OUTLANDOS D'AMOUR』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表されたPOLICEの1st.アルバムである。(邦題は「アウトランドス・ダムール」ということで、原題をそのままカタカナにしたものでした。)当時、新しいサウンドとして産声を上げたパンクの精神を内包しながら、レゲエの要素を取り入れるという斬新なサウンドが受け入れられて、瞬く間にスター・バンドとなった。本アルバムは大ヒットを記録して、イギリスでは最高位6位を、アメリカでもBillboard誌で最高位23位、1979年の年間アルバム・チャートでは71位にランクインするヒットを記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Next To You』『So Lonely』『Roxanne』『Hole In My Life』『Peanuts』『Can't Stand Losing You』『Truth Hits Everybody』『Born In The 50's』『Be My Girl - Sally』『Masoko Tanga』。

この中からは『Roxanne』と『Can't Stand Losing You』がシングル・ヒットを記録しているが、それ以外でも『So Lonely』もシングル・カットされている。但し、1978年にシングル・カットされてリリースされた時は『Can't Stand Losing You』がイギリスで最高位42位を記録するということだけで、特に大きなヒットとはならなかった。しかし、翌1979年にシングルとして再発されるとヒットを記録して、『Roxanne』がイギリスで最高位12位、アメリカでは最高位32位を記録するスマッシュ・ヒットとなり、続いて『Can't Stand Losing You』はイギリスでは最高位2位を記録するビッグ・ヒットになった。ということで、良い曲はしっかりと評価されると言うことでもある。

本アルバムからのお薦め曲は、やはり『Roxanne』である。更に、この名曲を挟むように、その前後を固める『Next To You』『So Lonely』『Hole In My Life』は初期の彼らの名曲である。また、シングル・カットされた『Can't Stand Losing You』も素晴らしい出来であり、ラストを飾る『Masoko Tanga』もお薦めである。

'80'sに華やかな足跡を残したPOLICE(再結成したのは記憶に新しい所ですけど...)のサウンドを聴くのであれば、原点となった本アルバムは必聴である。但し、後の彼らのサウンドとは少し違っていて、パンクの香りがする。まあ、'70's終盤は、世界的なディスコ・ブームと、パンク、ニューウェーブなどの新たなサウンドが次々と登場したということもあり、面白い時代でもあったが、そういう所が垣間見られるというのもまた面白い所である。それにしても、ジャケットの3人は若いですね...(当然ですけど...)

 

Outlandos d'Amour

Outlandos d'Amour

  • アーティスト: The Police
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 2003/03/04
  • メディア: CD


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