ケータイ刑事銭形雷35話(2nd.9話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「銭形雷[裏ネタ編]」。今回の物語は2nd.9話(通算では35話→大詰めが近づいてきました。)の「ターゲットは雷! ~殺し屋の殺し屋による殺し屋のための殺人事件」である。今回の物語には、脚本家の渡邉睦月さんと愛犬・プン太が登場するので、睦月さんとプン太について、そして今回登場したネタに関していくつか記す。
尚、BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
渡邉睦月:2000年のTBSのドラマ「教習所物語」で脚本家デヴューを果す。その後、TBS作品を中心にいくつかの脚本を書く。そして「ケータイ刑事」に参加することになるが、「ケータイ刑事」での最初は「銭形愛・15話」の「五代刑事、人生最悪のバースデー ~なぞなぞ爆弾事件」である。睦月脚本で「ケータイ刑事」と言えば、小学生検事正・多摩川ドイルであるが、「愛・16話」に登場して以来、「舞」「零」「雷」にも再登場している。「海・2nd.13話」時点では、「海」では1本も書いていないが、「愛」から「雷」までの5作品ではコンスタントに脚本を書いている。(「泪」と「海」には多摩川ドイルは登場しないが、こういう所からドイルくんは「緑が嫌い」ということから「野菜嫌い疑惑」が生じている。)「海・2nd.13話」時点では、「ケータイ刑事」の執筆本数は、チーフライターの林誠人先生に次いで2番目に多い。尚、「銭形泪」では1作では歴代最高本数となる11本を書いている。(「海・3rd.」で林先生がこれを更新するかも知れません...)
尚、映画の脚本は、2003年の「君のままで」が最初である。
多摩川ドイルは睦月さんが「名探偵コナン」の大ファンであることから、それをパロったキャラクターとして生まれたのは有名な話であるが、その「名探偵コナン」の実写ドラマの脚本を書くことになった。(大喜びしたことでしょうね。)で、これ以降、TBS/BS-i以外の放送局のドラマ脚本も書くようになり、活躍の場が広がっている。→「ケータイ刑事はライフワーク」と言っているだけに、「銭形海」でも書いて貰いたい所です。尚、12/17放送の「名探偵コナン」の実写ドラマ2も睦月さんの脚本です。
尚、「舞・7話」に出演したときは、「二度と出演したくない」と言っていた睦月さんが、今回の物語では愛犬・プン太と共に出演したのは、気が変わったと言うことであろうが、どうしてでしょうかね?尚、前述の「舞・7話」をはじめ、「零・1st.5話」や「M1」「雷・1st.12&13話」にも睦月さんの名前はちらほらと出てくるが、「舞・7話」の途中までというのを除くと、全て異なる女優さんが演じていました。が、今回の出演を機に、今後もチラッとで良いから登場願いたい所である。
プン太:睦月さんの愛犬である。「雷・1st.12話」にチラッとその名前が登場したのが最初であり、それからはあっという間にお馴染みの名前になって、「雷」に何度か登場した。(物語の中に登場する名前として。)「雷・2nd.3話」では劇中に登場した映画「赤坂の天使」の主人公が「プン太」であり、そして今回の「雷・2nd.9話」ではご主人様の睦月さんと共に画面に登場する運びとなった。この後、「プン太」は更に登場する事になる。「雷・2nd.12&13話」のオペラ編では着ぐるみの犬が「プン太」であった。「銭形雷」の後番組である「恋する日曜日・ニュータイプ」では、5話の劇中に登場した金魚の名前が「プン太」であり、その後の「恋する日曜日・3rd.」では、最終話の26話で明らかになるが、OPのテーマ曲紹介の所、BS-iの放送のみで見ることが出来る「ドラマ倶楽部からのお知らせ」に登場した。(26話の「ドラマ倶楽部からのお知らせ」のところで、それが「渡邉プン太」だと分かりました。)そして「銭形海」では、「イルカのプン太」として、またも名前が使われた。→この後も「プン太」の名前は色んなものになって登場し続けるでしょうね。
その他のネタ
・ネプチューン:「銭形泪」に登場した秘密結社「海王星団」と関係があるのか、全くないのかは分からないが、「ネプチューン」は海王星のことである。(「雷・1st.22話」には「海王星団」の名前が登場したが、実は無関係であった。)「ケータイ刑事」ではすっかりお馴染みですね。
・首領・辰五郎:片眼に眼帯をしている、トレーナー姿ということで、元ネタは「あしたのジョー」のトレーナーである丹下段平である。演じた半海一晃さんは「舞・4話」でも片眼に眼帯をしている役を演じている。(菅原道真)その時は犯人役だったが、今回は殺人犯役ではありませんでした。(殺人ではなく、誘拐容疑で逮捕されましたけど...)
・勝負:「ケータイ刑事」では「3本勝負」はお馴染みである。まずは前述の睦月さんの「ケータイ刑事」デヴュー作である「愛・15話」で、なぞなぞ3問を解く、ということから始まり、「愛・18話」で愛ちゃんの残した次の行き先の場所を示すメッセージも全部で3つであった。(これは「舞・11話」や「泪・2nd.16話」でもそうでありました。)そして「泪・1st.10話」のなぞなぞも3問である。更には「海・2nd.10話」でも勝負は3本勝負であった。一発勝負で決着を付けるというのもいいが、3本勝負になると2勝1敗でクリア出来るとはいうものの、銭形は「3本勝負」でも基本的に3つとも勝ちますけど...(但し、今回の物語のように、3つ目は実際の勝負まで至らないこともあります。)
・脚本:今回の物語は柴田束志が書いていた、というネタであったが、「ケータイ刑事」では「泪・2nd.10話」が一般公募の脚本(第1回BS-i脚本賞)だったが、そういうものまでネタに取り入れる所は「ケータイ刑事」の奥の深い所でもある。
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