BS-2「GONE WITH THE WIND」 [映画(洋画)]
12/1と2日に、開局したばかりのTwellVが本作を放送したが、そちらは字幕無しの二ヶ国語放送でした。年明けに、NHKのBS-2が日本語字幕スーパーで放送をした、ということで、この両方によって、字幕版と吹き替え版が揃うことになった。が、両者の本編時間が僅かに違うということに気づきました。
TwellVは前半が97分、後半が114分であったのに対し、BS-2は前半が101分、後半が119分であった。(前奏曲と間奏曲の部分は時間に含めていない。→TwellVではこの部分はカットされていました。)
発売になっている「風去り」のDVDでも、時間は220分とか230分、231分、238分というようにいくつかあるようだが、筆者は一応は「232分」だという認識である。(230分、231分というのは、1分未満をメーカーによって切り捨て/切り上げ処理することの違いがあり、それによる誤差と考えて良いでしょう。)よって、230/231分のソフトと、今回のBS-2の放送において前奏曲と間奏曲を除いたものが筆者が認識しているものに該当するということになる。
TwellVが放送したのは、220分というソフトがあるが、それだったものと思われる。BS-2は230分/231分というものだったと思われる。
70年近くも前の作品であるので、現存しているフィルムにも違いがあったりするのだろうが、ちょっと面白い所でもある。(こういうことがあるのは、ある程度は仕方のないところなんでしょうね...)
内容については、今更記す必要はないでしょうから省くとして、一応、作品データを記しておくことにする。原作はマーガレット・ミッチェル、製作はデヴィッド・O・セルズニック、監督はヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワード、撮影はアーネスト・ホーラーとレイ・レナハンの2人、音楽はマックス・スタイナーである。そして出演は、ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲイブル、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド、トーマス・ミッチェル、バーバラ・オニール、ハティ・マクダニエル、ジェーン・ダーウェル、ウォード・ボンド、たちである。
アカデミー賞で、作品賞、主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)、助演女優賞(ハティ・マクダニエル)、監督賞、脚色賞、撮影賞(カラー)、室内装飾賞、編集賞の8部門を獲得したのは有名なところである。
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