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ケータイ刑事銭形海33話(3rd.7話・感想)+34話(3rd.8話)予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について、思ったことをそのまま記しています。今回の物語は3rd.7話(通算では33話)の「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」です。お馴染みの「BS初」となる試みの物語であるが、フィギュア劇ってBS初ではないと思うんですけどねぇ。(BS放送局が製作する作品ということでは「初」になりますけど...)。

で、劇中にいくつかの映画を思わせるシーンが出てきたが、オマージュということではいい感じでしたね。(実写でやろうとしたら、製作費もそれなりに必要となるが、「大きな企画小さな予算」が上手い形で実践されたと言って良いでしょうね。)

OPの主題歌の所もいつもと少しだけ違っていて、レギュラー3人の所にそれぞれフィギュアがインサートされていたということで、細かい所まで気を遣っていましたね。(こういう拘りは良い所です。)

冒頭、ちゃんが食べようとしているのが「肉まん」だったが、銭形家のお嬢様といえば、本家四姉妹もお姉ちゃまも「焼き芋」が大好物なのに、ちゃんは焼き芋が嫌いなんでしょうか?(「焼き芋」が出てこない「銭形海」です。)

マリオネット・エナジーが放射された所は、流星群がという様にも見えたんですが、活弁で物語を全く別物にしてしまうなんてことが頭をよぎりました。

それにしても「何じゃこれは!?」という「太陽にほえろ!」のパロディはよく出てきますね。でも、よくよく考えてみたら、記念すべき「ケー刑事」の第1話となる「・1話」には「太陽にほえろ!」の長さんが出てきのをはじめ、五代さんも元々は「太陽にほえろ!」ですから、切っても切れないということですね。

今回は有名な映画に対してのオマージュがたくさんありましたね。サブタイトルが出た所の「サタデー・ナイト・フィーバー」の有名なあのポーズをするちゃん(フィギュア)から始まって、バケツに風船という柴田製気球は「80日間世界一周」だし、傘で降りてくる所は「メリー・ポピンズ」。そしてローマにやってきたちゃんと松山さんは「ローマの休日」をたっぷりとやっていましたね。しかも、「ローマの休日」を意識していて、この部分はモノクロになっていて、更に古いフィルムをイメージさせる映像にするなんて、ちょっと憎い演出でした。また、あのスクーターを実写で使おうとしたら作るのも結構大変になるが、フィギュアということで小さくて良いので、上手くやったものです。真実の口の所は「ローマの休日」のオマージュというよりもパロディになってましたが、遊び心があるのも楽しい所でした。

その他にも「翼よ!あれが巴里の灯だ」も映画になってますし、中国にきてからはBS-iドラマの「愛の道 チャイナロード」を思い出させてくれました。特に鑑識メモは「愛の道」の「健太郎の中国語講座」のパロディと言っても良い内容でしたね。

でも、パリからローマへの移動は西に向かってほぼ地球を一周するよりは、南東に向かって進んだ方が絶対に早く到着すると思うんですけど...(ローマから南極へも、地球を3周もしなくてもいいと思います...)

パリ、ローマ、北京では携帯を使っていたが、やはりこれはちゃんの携帯(SO905i)の宣伝も兼ねてますね。世界中で使えるというのが売りですし... で、南極には伝書鳩だったが、流石に南極では携帯が使えないということで、ディティールにも拘っていましたね。(やっぱり「ケータイ刑事」らしいところで、こういう拘りが不思議なリアル感を生み出してくれます。)

そんな中、フィギュアのちゃんと松山さんが東京の街を走る姿は、何となく「大根刑事」を思い出しました。→今回、「ケータイ刑事」に初登場となった熊谷祐紀監督は「大根刑事」の監督でもあります。ということなので、絶対に「大根刑事」のことを何処かで意識しているはず...

逃亡先の暗号をマツが適当なことを言ってちゃんが解いていくというのは、「・18話」や「・2nd.16話」の五代さん&柴田太郎さん/高村さん&柴田太郎さん、「・11話」のちゃん&柴田太郎さんのやりとりを思い出させてくれました。

ちゃんの口上の所もしっかりとフィギュアを使ったものになっていたが、「神奈川沖浪裏」の大浪がうねり、碇のストラップを投げるところは、結構細かく撮影していましたね。

犯人を逮捕して、アンチ・マリオネット・エナジーのリモコンのボタンを押すちゃんが「ポチッとな」と言っていたけど、タイムボカン・シリーズの三悪(「ヤッターマン」のボヤッキーが有名、と言った方が分かりやすいか...)のあの台詞ですし、パロディの方も結構散りばめられていた楽しい物語となっていました。

ところで、マリオネット・エナジーは東京に向けて放射されたということですが、同じ衛星から放射されたアンチ・マリオネット・エナジーはどうして北京にまで降りそそいだの?

次回は、3rd.8話(通算では34話)の「タキシード刑事来日! ~ムータコ殺人事件」という物語です。「文化祭」に登場したシン様ことタキシード刑事がTVシリーズに登場するなんて、思ってもいなかったことですが、これって新しいファンを獲得しようという狙いもあるのでしょうか?(シン様を相棒として1クールというのはいくら何でも無理だと思いますけど...)次回予告を見た限りでは、「・4話」や「・1st.8話」の系統のような感じがしたのですけど、果たして...?詳しくは火曜日にUPする方に記すこととします。

鑑識メモの方は、「柴田束志の鑑識メモ」と出るが、直ぐに「柴田束志の」の文字の上に「銭形海の」という文字が出て、柴田さんのフィギュアが「似魚」というフリップを持って登場するも、声はちゃんということで、ちゃんが登場し「銭形海の鑑識メモで~す。」ということで乗っ取りに成功したちゃんでした。「鑑識メモ」の無かった「」はともかく、銭形が「鑑識メモ」に登場したのって、シリーズ初じゃない?(柴田二朗、遠州理津の鑑識メモ、閣下のお言葉、というのはありましたけど...)で、最後にちゃんが「再見(ザァイジエン])」と言って手を振っていたけど、この部分だけは「愛の道 チャイナロード」の「鍵太郎の中国語講座」の終わり方と同じでしたね。

海ちゃんCM(インフォマーシャル)は今回も無かったが、その後のCMが終わり、「うさもち」までの15秒のCMは「東京少女・セピア編~新聞少女」の15秒版の予告でした。

 

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↓今回はこれが根底にあったのかも...?
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↓タイトルを記した映画を...
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