ケータイ刑事銭形零16話(2nd.3話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回は、23日のBS-iでの再放送の物語と一致することになった「銭形零[裏ネタ編]」です。物語は「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」ということで、怪人さんのシリーズ3度目の登場となる物語です。(「泪・2nd.5話」「零・1st.4話」に続いて。)
今回は、ネタとなるものが色々とあるが、その中から、青葉台学園初等部の創立の年である「1939年」について、「イースト菌」「水戸」「納豆」について記します。
尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
「1939年」:日本式の元号を使うと、昭和14年ということになる。日本でもそうであるが、この年は世界でも色々と焦臭い事件が起こった年である。世界史では「第二次大戦勃発」というのが最も大きなことになるが、これ以外にも世界的に戦争に繋がるような不穏な出来事がたくさん起こった年である。そして、第一次大戦後の国際秩序を担っていた国際連盟から相次いで脱退する国が出ていて(中には「除名」になった国もありますけど...)、世界全体が暗い時代にまっしぐらという年であった。
日本史に目を向けると、米、石油、木炭などが相次いで統制品になって配給制になったり、金製品の政府による強制買い上げが行われるなど、軍部の力が益々強くなり、戦争への準備が着々と進められていった年である。それを象徴するのが5月に起こったノモンハン事件であり、日本の大陸(満州)への進出がソ連との国際的な対立を一段と深めていくことにもなった。
そんな時に「青葉台学園初等部」が創立したというのだから、創立時の信念は、世界をリードしていく日本国臣民を育てる、ということだったのでしょう。(戦後、それは改められたのは言うまでもないでしょう。)
この年に生まれた有名人をピックアップしておく。俳優では千葉真一、佐久間良子、中村玉緒、岸田森、黒部進、夏八木勲、テレンス・スタンプ、ジョージ・レイゼンビー、イアン・マッケラン。マンガ家ではちばてつや、水島新司、矢口高雄、水野英子。音楽関係者では、かまやつひろし、寺内タケシ、イレアナ・コトルバシュ、たちがいる。(その他、色んな分野で活躍している人/活躍した人がいるが、省略します。)尚、この年に生まれた人も、来年(2009年)には「古希」を迎えるのですね...
「イースト菌」:英単語では「YEAST」である。酵母菌のことであり、一般的にはパンを作る時に使うパン酵母を指している。単細胞のカビの一種であるが、害をなすカビではなく、醸造やパンに利用される人間にとって有益なカビである。パン原料に加えて発酵させると、炭酸ガスを生じて、これによってパン原料が海綿状に膨らむ。
「水戸」:茨城県中部に位置する市であり、現在は茨城県の県庁所在地であり、茨城県の行政、経済の中心都市である。人口は約26万人。那珂川と千波湖に挟まれた上市(うわいち)と那珂川の沖積低地の下市(しもいち)の双子都市として発展してきた歴史がある。元々は徳川35万石の城下町であった。市制が施行されたのは1889年である。(日本で最初に市制が施行された31都市の中の一つである。但し、31都市の中では2番目に人口が少ない市であった。)都市名の由来は、那珂川が舟運として使われていた時代に河港として盛えていて、「水運の戸口」とされていたことから来ている。
有名なものは、日本三名園の一つである偕楽園、梅、そして「水戸黄門」でしょう。(水戸光圀は第2代の水戸藩藩主であり、17世紀の人物で、徳川家康の孫である。)名産品としては、水戸納豆、水府うちわ等がある。
「納豆」:蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた日本の食品である。糸引納豆と塩辛納豆の2種類があるが、「納豆」と言ったら普通は前者のことを言う。前者の場合は、粘りと徳有の臭いがあり、そのため、好き嫌いがはっきりと分かれる。関東以北と南九州地方では昔からよく食べられていたが、関西から中国四国地方では食べ物扱いされていなかった。近年では、納豆菌の改良によって臭いを抑えた納豆が誕生したり、健康食品ブームに乗って、全国的に食べられるようになった。
尚、7/10は「納豆の日」とされているが、これは単に語呂(7・10)から来ているものである。(「○○の日」というのは大抵は語呂から決めるものです。)
↓参考まで
少しのイーストでゆっくり発酵パン—こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!
- 作者: 高橋 雅子
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
ゆっくり発酵カンパーニュ (少しのイーストでつくるパン 1)
- 作者: 高橋 雅子
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
コメント 0