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ケータイ刑事銭形海38話(3rd.12話) [ケータイ刑事]

二段構成として記している「銭形海」。こちらの方は物語の中身を追っている長文&ネタバレたっぷり編です。今回の物語は、通算では38話、3rd.第12話の「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~解決編」ということで、3回に分けて放送された舞台の最終回です。(これによって、残りもあと1話ということになりました。)それにしても、このタイトル、本当に長い...

タイトルが示しているように事件が解決することになるが、舞台として「起承転結」がしっかりとした物語の「結」の部分と、舞台ならではのおまけと言う内容であり、いつもの1話完結の物語と比べたら内容は薄い。今回を単独で見たら、消化不良という感じは免れない。但し、お祭り的な内容という部分で、それなりの存在価値はありますけど...(やはり舞台編はまとめて一気に見るべきです。放送するにしても、30分単位に分割するのではなく、スペシャルとでもして特別枠を用意し、一挙に放送するべきである。→実験的な試みの一つとして、今後活かして貰いたい所である。)

それでは、いつものように長文&ネタバレありで記していきます。尚、放送直後に記した「感想+次回予告」版はここをクリックして下さい。

OP主題歌はいつもの様に始まるが、1フレーズでタイトルが出たらそこまでとなって、スポンサーのテロップを経て本編に突入しました。そして「今回のケータイ刑事銭形海も前回、前々回に続き舞台中継をお送りいたします」とテロップにマヤヤの声が語る。(ここまでで40秒弱ということで、いつもより約1分早く本編に突入し、「前回までのあらすじ」もありませんでした。)

昇天斎が殺された事件の捜査をしているちゃんたち。松山さんは「銭形、何でこのマネキンが動き出すんだよ?」と、マジックの謎を口にする。ちゃんは「昇天斎さんはマジシャンです。だったら、絶対にタネがあるはずです」と言って箱に近づくと「この箱を調べてみましょう」と口にする。で、柴田さんが箱を引っ張ってきて、昇天斎のマジックの種明かしが始まる。→昔からあるマジックの一つであり、扉の開け方を考えたら誰でも簡単にタネは分かるでしょうし、いちいち説明しなくても...まあ、松山さんが尋ねたということで「・1st.20話」のお姉ちゃまのようにタネ明かしをするということで、やっぱり姉妹ということですね。

ちゃんはあの時の状況を思い出しながら語り始める。まずは自分が前の扉を、昇天斎が後ろの扉開けた。(松山さんに後ろの扉を開けて貰うように指示を出す。)で、松山さんが後ろの扉を開け、ちゃんが前の扉を開けた。(先に前の扉を開けてしまったら、それだけでタネは明らかになっちゃうのに...)で、松山さんは箱を見て「何でもないもない箱だな」と口にする。ちゃんは箱の中を通って後ろに回ると「あれっ?何だろう」と口にし、柴田さんに箱を回転させるように指示を出す。で、柴田さんが箱を回転させて前後を逆にした。ちゃんは後ろの扉で「これですよ。後ろの扉だけ、内側に台があるんです」と言って、タネを明かした。(本当なら、マジックのタネ明かしは省略するのだが、大々的に語ってしまえば、隠す必要もないですし、これは古くからあるマジックでもあるので、誰でも知っているでしょうから、記してしまいます。)

台の上に立ったちゃんは「もし、開けた時ここに立っていたら、前からは見えない」と言うと笑顔になって「そうか、分かった」と言った。これに「マジックのタネがか?」と松山さんが尋ねると「はい、再現してみます」とちゃん。で、箱の中にちゃんが立ち、箱の前の扉(今は後ろにある扉)を松山さんに、箱の後ろの扉(今は前にある扉)を閉めるように指示する。で、箱が閉められる。続いて「柴田さん、開けてください」とちゃんの声がして、柴田さんが扉を開ける。(ちゃんは扉の台に乗っている。)続いて「松山さんも」とちゃんが指示を出し、松山さんも扉を開ける。が、ちゃんが箱の中にいないということで「消えた!」と叫んでちゃんを捜そうとする。ちゃんは「違いますよ、ここです、ここ」と言い、タネを語り始める。箱の中には最初から人(=共犯者)が入っていて、マネキンを完成させて扉が閉められると、中にいた人がマネキンを台の上に乗せ、自分はマネキンの立っていた場所に立った。で、扉が開けられたら命を吹き込まれたように動き出す。「これがマジックのタネ明かしです」とちゃんが。→「それだけ」ではなく、前後の扉の開閉の順番についても言っておかなければなりませんよ。(先に前の扉を開けてしまったらマジックにもなりません... また、「箱を調べて下さい」と言われたちゃんが後ろの扉までしっかりとチェックしなかったということで、ちゃんもマジックの協力者だったということになります。(先週記した通りです。)

松山さんが「この箱の中にいたのは誰だ?」と尋ねると「昇天斎さんのアシスタントの人だと思います」とちゃん。すると、どうしてアシスタントが昇天斎を殺したのか?と疑問を口にする松山さんと柴田さん。これには「それは絵里子さんに聴いた方が良いと思います」と答えるちゃんは、絵里子の側に移動し「絵里子さん、あなたは昇天斎さんのアシスタントと共犯だったんじゃありませんか?」と切り出す。「えっ?」と惚ける絵里子にちゃんは説明を続ける。

絵里子とアシスタントは超能力で昇天斎を殺したように見せる計画を立てた。これならば殺人の罪は免れられる。が、それを聴いた絵里子は「またお得意の頓珍漢な推理。あなた、どうしても私を犯人にしたいみたいねぇ~」と呆れ顔で返す。ちゃんは「あなたを犯人にしたいんじゃありません。私は真実が知りたいんです」と毅然と言う。すると「教えてあげるわ、真実を」と絵里子は言うと、昇天斎のアシスタントが誰か知らないし、会ったこともないと自信たっぷりに語り、そんな人とどうやって共犯になれるのか?と逆に問う。これに「それを証明できますか」とちゃん。が、「しつこいわねぇ」と絵里子は逆ギレ。で、「じゃあ連れてらっしゃい、そのアシスタントを」と激しく言った。

そうしていると、船長が「刑事さん、あんな所に人が」と言って客席の手すりの方を指差した。そちらに目をやると、そこには昇天斎のアシスタントがいたが、首にロープが巻かれていて死んでいるようだった。で、柴田さんが走っていった。

柴田さんが戻ってきて「報告します」と言って語る。乗船名簿から調べた所、遺体は昇天斎のアシスタントの昇天斎海豚(しょうてんさい・いるか)と判明し(最初に「鯨」と口にして噛んでいた柴田さんでした。)、死因は首を絞められた事による窒息死、死亡推定時刻は30分ほど前だと告げる。ということで、昇天斎がマジックをやっていた時間には海豚は既に死んでいたことになる。「じゃあ、あのマネキンは何なんだ?誰なんだ?」と松山さん。すると船長が「霊の仕業なんですよ」と言い、絵里子は「超能力があるように霊もこの世には存在するかも知れないわね」と否定しなかった。そして、ちゃんに「どうして知ろうとしないか分かる?」と尋ねる。「どうしてですか?」とちゃんが問い返すと「知ったところで、霊とか超能力とか、そういう不思議な力の前では人間は無力だからよ。だから知らない振りをして目を背けるの、怖いから」と小馬鹿にしたように答える。が、すかさず「違います」とちゃん。そして、自分も不思議なことは好きだし、超能力とか本当にあったらいいなと時々思ったりもする、偶然起こったことを奇跡だと呼んだりするのも素敵だと思うが、今、この船で起こっていることは絶対に超能力や霊の力で起こっていることではない、と言い「今ここで起こっていることは、悪意に満ちた犯人が起こした殺人事件なんです」とはっきりと言った。

松山さんと柴田さんも「そう思う」とちゃんに同意するが、絵里子は腕組みしたままちゃんから離れていき、船長は左腕をぐるりと回した。で、船長のその動きを目にしたちゃんは「そうか、そういうことか」と漏らし、笑顔になり、「謎は解けたよ、ワトソンくん」で、松山さんが「ワトソンくん、万歳!」柴田さんが「万歳!」、ちゃんも加わって「万歳!!」(ここでAパート終了。経過時間は8分弱ということで、やたらと短いAパートでした。Bパートは17分半強ということになります。(でも、舞台劇部分は13分弱ですけど...))

船長が絵里子に語りかける。「犯人が分かったんだってさ。」これに「一体誰だって言うのよ」とバカにしたように言う絵里子。そこに三味線の音が届いてきた。「♪大波小波かき分けて~」いつもの口上を曲に乗せて歌うちゃん。「その名も人呼んでケータイ刑事銭形海。私の碇で沈みなさい!」からストラップを投げる。(バンク映像はなし)で、黒子が鎖を持って出てきて、船長と絵里子が鎖に縛られて出てくる。(夏舞台や文化祭の時と同じやり方ですが、人海戦術という「・1st.9話」のやり方の方が面白いのですけど...)で、黒子がちゃんに鎖を渡し、ちゃんが鎖を引くと、(大回転なしで)その場に倒れ込む船長と絵里子。(黒子は赤い碇と鎖を片付けて退場。)

「一体何なんですか」「私が何をしたと言うのよ」と船長と絵里子。ちゃんが「連続殺人事件の犯人は、港圭一さん、磯崎絵里子さん。あなたたちですよね」と言う。が「何をバカなことを」と絵里子は言うと「私がやったっていう確かな証拠が?」と言いだす。これにちゃんが「港さんの手の甲に張ってある絆創膏です」と答え、松山さんが船長の左手を取り押さえようとするが、左手を振り解く船長。ちゃんはその絆創膏は海豚が殺された後に貼ったもので、傷は海豚を絞殺しようとした時に出来たものだと言う。(抵抗した海豚の爪が船長の手の甲をひっかいた。)で、海豚の爪の中に残っている皮膚と船長の皮膚を調べたら一致するはずだと言い、続けて海豚に変わってマネキンを演じて昇天斎を殺したのも船長だ、と言い「それには絵里子さん、あなたも共謀していた」とちゃん。これに絵里子は悪びれた所も見せず鼻に掛けて笑っただけだった。が、船長は観念したのか「もう終わりにしよう、絵里子」と言い、「銭形さん、あなたのおっしゃる通りですよ」とちゃんの言ったことを認め、(長い)語りが始まる。

黒板消しにウラリを塗ったのも、飲み物にオズマゴロシを入れて小板に渡したのも自分だと認めて、「私が4人を殺しました」と自白する。ちゃんが「どうして?」と動機を尋ねると、船長は続けて語る。15年前、一人の超能力少女が脚光を浴びた。母親と二人三脚で様々な超能力を披露して時の人となった。そんな少女の人気に目を付けたのがテレビ局のプロデューサであり、科学者とマジシャンをつかって少女の超能力は本物かを検証する番組を作った。(この番組が「超能力者バスターズ」)そして、少女の嘘が暴かれた。そして何処へ行っても嘘つきと罵られることになった。また、母親は娘にインチキをさせた罪の重さから自ら命を絶った。少女は施設で育てられたが、母を死に追いやった3人の男を忘れることが出来ず、いつか必ずその3人の男たちの命を奪ってみせると復讐を誓った。それから10年以上が経過してから、少女の前に父親が現れた。母と自分を捨てた父を許せなかった少女、父はどんなことをしても娘に償いたいと思った。そんな父に娘は悪魔の誘い「3人の男を一緒に殺して欲しい」と持ちかけ、父はそれを叶えてやろうと思った。

その少女というのが絵里子であった。船長は「4人の男を殺したのは全て私です。絵里子は誰一人殺めていない」と言ったが「違うわ」と絵里子。「あの人が言っていることは全部デタラメ」と言い「私が全部超能力で殺したのよ」「私は本物の超能力者」と主張する。そして自分が超能力者であることを証明するとして、船長を指差して「あなたはもうすぐ死ぬ。この場でね」と予言した。更に、これによって超能力は本物だと認めざるを得なくなり、自分は罪には問われない、と口にする絵里子。で、船長の側に移動すると「最後に一つ、いいことを教えてあげましょう」と言い、船長の話の中で娘が一番恨んでいたのは、自分と母親を捨てた父親だと告げ「必ず当たるわ、私の予言は」と言い、十字を切ると、祈りを始めた。

それを見た船長は柴田さんを突き飛ばして逃げると、上着に隠していた毒を取り出し、それを口にした。そして「絵里子は本物の超能力者ですよ」と言うと、苦しみだし、そのまま絶命した。で、柴田さんが「5時25分、死亡確認」と、船長の死を確認した。

すると絵里子は「ほらね、当たったでしょう」と言って誇らしげに笑い出した。これに「許さん、俺はお前を絶対に許さないからな」と松山さん。すると絵里子は涙を浮かべた。大きく深呼吸をして息を整えた絵里子は、ちゃんの前に歩み寄ると、すっきりとした表情になっていて、両手を前に出して「行きましょうか」と言った。で、松山さんから手錠を受け取ったちゃんが「連続殺人教唆容疑で逮捕します」と言って絵里子に手錠を掛けたが、絵里子は「果たして法律で私が裁けるかしら。楽しみだわ、とっても」と、自信は失っていなかった。で、柴田さんが絵里子を連行していき、ちゃんはそれを見送っていたが、切なさを感じていた。

松山さんが「終わったな」とちゃんに言う。「お疲れ様でした」とちゃんが返す。松山さんは「何か後味の悪い事件だったな」と感想を漏らす。ちゃんは絵里子が泣いていたことを口にして「あの涙が全てを語っていたような気がします」と言った。で「気分を変えて、最後はあれをやりますか!」と元気に言うちゃん。が、松山さんは頭の中でモヤモヤしていることがあり、「十の位と一の位...」と言う。すると海ちゃんは「松山さん、まだ分かってなかったんですか?」とちょっと小馬鹿にしたように言った。(こういうのはちゃんが得意としていました。)で「当たり前じゃないですか、パパ...」(噛んじゃって、笑っていたちゃん。→舞台ならではですね。まあ、こういう経験をして大きくなってくくものですし...)ちゃんは「あれは簡単な数字マジックなんですよ」とあっさりと片付けるが、松山さんは「教えてくれたら日焼け焼き肉で、お前がビキニを着ながら…」と言って教えて貰おうとする。しかし「ダメです」とちゃんは一蹴すると「皆さんも考えてみて下さいね」と言い、「じゃあ柴田さん、いきますか!」と催促した。で、柴田さんが「銭形海」と入った団扇と横断幕を巻いたものを持ってきて、団扇をちゃんに手渡し、横断幕の片方を松山さんに渡す。「せ~の、で引っ張って下さい」と松山さんに言い、「せ~の」。が、柴田さんと同じ方向に動く松山さん。(というボケが入る。)

で、改めて「せ~の」で横断幕が広がっていく。そこにはサブタイトル「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件」の文字があり、ちゃんが団扇をひっくり返すと「」とありました。(いつものようにタイプライターの音が入るが、余りにも短かったです。)

ということで、物語の方はここまでで、経過時間は途中のCMを省いて、20分40秒。つまり、あと4分50秒の本編時間が残っている。ここから後は、1st.の夏舞台の時と同じように、カーテンコールのおまけコーナーに突入です。

カーテンコールの拍手の中、舞台中央にちゃんが登場し、左右に松山さんと柴田さんを従えている。また、舞台の左右からは、セーラーちゃん(3人います。)を含めた他の出演者たちが登場。(セーラーちゃんを除いて)横一列になると、主題歌を歌い始める。(一応「海のうた」ということになっているけど、TVシリーズの放送では一度もこの表示は出ていない。が、「文化祭」のDVDで初めてそのように出たことで、もはやこのタイトルからの変更というのは無理ですね...)1番から歌い始め、林さんのナレーションもしっかりと入る。が、途中で何度も詰まってしまうちゃん。それだけ一生懸命演じてきたということの証拠でもあります。尚、歌の途中からキャスト、スタッフのテロップが画面下に流れるが、レギュラーの3人以外でも今回は役名までしっかりと出ました。

歌い終わり、順番に退場していき、レギュラー3人が残り、柴田さんが退場すると、松山さんがハンカチを取りだしていて、それを見たちゃんが照れ笑いを見せる。「涙を拭けよ」という仕草をして、ハンカチを渡すと、「ありがとうございます」とちゃん。(このように礼儀正しい所は好感が持てる所です。)で、松山さん退場。最後に「みなさん、本当にありがとうございました」と言って深々とお辞儀をしてから、笑顔で手を振っていたちゃん(ちゃん)でした。

次回は3クール続いた「銭形海」の最終回ということで、通算では39話、3rd.13話となる「さらば松山刑事! ~愛のメモリーは聞こえるか?」という物語である。松山さんがパプアニューギニア警察に移動が決まったということだが、ここの所は銭形の相棒って、海外へ行くことが多いですね。(五代さんは沖縄でしたが、本州から出るということでは一応「海外」みたいなものですし...)また、松山さんの昔の相棒が登場ということで、それが木之元さんです。「波越哲平」ということで、岩城創(「太陽にほえろ!」のロッキー)ではありませんでした。(ロッキーは「太陽にほえろ!」で殉職していますしね。)

ちゃんはやはり前の夜におじいちゃまから松山さんの異動を聞かされていて、何かプレゼントを用意しているものと思いますが、やっぱりイルカのストラップですかね?また、お姉ちゃまも最終回で「二階級特進で警視監」になったが、ちゃんもやはりラストでは警視監に昇進することが語られるのでしょうかね。→今のところは発表されていないが、来るべき「M3」があることでしょう(岡野さんとコンビを組むことになると思われる。)で、早くて今年の秋、遅くても来年の2月か3月公開で、それをもってちゃんが「ケータイ刑事」から卒業することになると思います。(ちゃんも来年春に高校卒業ですから...)

鑑識メモ。舞台終了後の客席にちゃん、松山さんを従えた柴田さんがいる。で「ケータイ刑事の舞台、終わってしまいました」と力んで言うと、「松山さん、如何でしたでしょうか?」と松山さんにふる。「いや、何をしても勉強ですね。楽しかった」と優等生的なことを言っていました。続いて「ちゃん、どうでした」と柴田さんはちゃんに尋ねる。「色々なゲストの方も来て頂いて、本当に心に残る舞台になりました」と答えていました。で、柴田さんは涙ぐみながら「私、柴田も終わった瞬間に、泣いてしまいそうでした」と言い、「ありがとうございました」と続ける。ちゃんも「ありがとうございました」と言って軽く会釈する。一方、松山さんは「泣いてしまいそうじゃなくて、泣いてるじゃないか。明るくいこう」と突っ込んでいた。で柴田さんは「泣いちゃいました」と訂正していました。

続いて、今回が最後となる(はずの)「私の碇で沈みなさい」という着ボイスDLのお知らせが続き、これにて終了でした。(最終回はDLのお知らせではなくて、海ちゃんと松山さんのご挨拶になるはずです。)

今回の物語は、舞台の完結編ということで、3回に分けて放送された物語の完結編であったが、内容がいつもと比べて薄くなってしまっているのは辛い所でした。また、稽古の時間も少なかったのか、結構噛んでいるところがあって、舞台公演と言うことではレベルは高くなかったですね。(TVシリーズのお祭ということでの舞台だから許される所があるが、単独の舞台公演だったら、準備不足も露呈していて、レベルとしては低いものと言わざるを得ません。→この点は大いなる反省点でもある。)「謎は解けたよ、ワトソンくん」は出てきたが、「警視庁から入電中」と「寄せる、悪のさざ波」が出てこないだけで、こうも印象が変わってしまうのだから、いつものフォーマットに如何に慣れきっているのか、ということを痛感することになりました。

舞台公演を否定することはしないけど、それを放送することについては、考え直すべきという宿題が残った、ということで、よろしいかと...何せ、舞台だけでDVDをリリースするのだから、細切れにしていつものレギュラー放送に入れる必要はないですからね。時間の制約もあって、突然飛んでしまったような部分もありましたし、細切れにすることで確実にテンションの持続が困難になり、消化不良という所が出てきましたからね。(スペシャル枠を設けたら、時間の制約からは解き放たれることになるので、舞台の面白さがより伝わるようになります。)これが地上波なら、放送に関しては「失敗」と言われてもおかしくないが、BSならではの果敢なチャレンジをしたということだけは多いに評価できるところである。ただ、分割して見るのではなく、通して見るべきです。(→今後予定している「改訂版」は、より長くなるけれど、1話ごとに分割するのではなく、舞台はまとめて1つにするかもしれません。(長さのことから複数に分けるかも知れませんが...))

ところで、今回の舞台の物語って、夏舞台と「恋日・ニュータイプ」の第4話の設定を足し合わせてアレンジしたような内容になっていたけど、もう少し練り上げて欲しいところでした。また、キャラとしても海ちゃんが霞んでいて、クイーンが喰ってしまったという舞台でした。

舞台だ、文化祭だ、ということで、捜査会議がちょっと疎かになり、それが今回の舞台にも影響していたようですね。「銭形海」は時々傑作と言うことの出来る物語もあるが、シリーズ構成では所々アナがあって、それが同じネタを連続させたり、キャラがぶれるということになったが、この点は反省点として今後に活かしてもらいたい所です。

 

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↓人海戦術の「泪・1st.9話」(公開収録)はこれにあります。
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