名曲探偵アマデウス#2 ブラームス「交響曲第4番」 [ドラマ]
今回はブラームスが最後に完成させた交響曲である「交響曲第4番」でした。彼の晩年の作品であり、彼が作曲した4つの交響曲の中では最も彼らしい曲と言われている曲ですね。
今回のカノンさん、やってきた依頼者に対して「人を捜すんだったら、こんな寂れたインチキくさい探偵事務所じゃなくて...」と言って近くにある探偵事務所を紹介しようとするとか、「私の推理だと、…、単なる熟年離婚だと…」と依頼者に聞こえるように言ったりと、結構ぼけていて、楽しい所を見せてくれました。それにしても、途中の曲(楽章)の頭にレコード針を降ろすのって、(あの角度からだったら)結構難しいと思うんですけどねぇ...→「銭形泪」での相棒の五代さんや高村さんのような役割を演じているところがまた面白い所です。
最後のオチは「ケータイ刑事」に出てきそうなものということで、いずれは泪ちゃんネタを出してくれたら面白いんですけどね。
で、ふと思ったのは、物語の中でクラシックの名曲と言われるものを取り上げているが、その曲に隠された構成やテクニックを学んでいくと、黒川さんは作曲も出来るので、次に作曲をするときにそれらを応用すれば、凄い曲を書いちゃうんじゃないでしょうかねぇ。1st.アルバムには自分で作曲した曲も収録されていたけれど、次のアルバムでは、全曲自分で作曲をする(勿論、作詞も)ということ十分可能でしょうね。(シンガーはメインではないので、追われるように曲作りをしなくて良いだけに、時間を掛ければ10曲ちょっとの作曲も、出来ちゃうでしょうし... 流石にアルバムのセルフ・プロデュースまではしないでしょうが、ジャケットに使う写真も全て自分で撮影したものを使って、レイアウトも自分で構成すれば、それこそ、一人で何でもしたようなアルバムになっちゃうけど、そういうアルバムを期待したい所です。(ボチボチ、2nd.アルバムを期待したい所でもありますし...)
それにしても、ブラームスの「交響曲第4番」から年の差20歳の夫婦の物語が生まれるなんて、面白いところでした。ただ「ブラ4」は「ブラウス4枚」だけじゃなくて「ブラジャー4枚」というのも考えられます。「ブラ4」と最初出た時、これが頭に浮かんだ筆者です。それだけにオチが「ブラウス4枚」というのはやってくれました。
次回はバッハの「ゴールトベルク変奏曲」が取り上げられます。
- アーティスト: フルトヴェングラー(ウィルヘルム),ブラームス,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: CD
ブラームス:交響曲第4番/ハイドンの主題による変奏曲[第2世代復刻]
- アーティスト: フルトヴェングラー(ウィルヘルム),ブラームス,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: delta classics
- 発売日: 2005/03/20
- メディア: CD
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