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ケータイ刑事銭形海3話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

今回の物語は、第3話「言いつけを守らなかった男! ~スッポンパパ殺人事件」です。この物語は「シリアス路線」を進めていくと行っていた「銭形海」が「」のようになんでもありという所も捨てていないということを感じさせてくれた物語であって、ネタが満載の物語である。兎に角、「・2nd.8話」の「尖端恐怖症」まで飛び出すのだから、楽しい所です。

で、今回は、高村さんが劇中出口にした「キャトルミューティレーション」についてと「血液」について記すことにする。(「尖端恐怖症」については、「・2nd.8話」の「裏ネタ編」で「恐怖症」について記しているので、今回は見送りです。)

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

キャトルミューティレーション」:直訳すると「家畜損傷」となるが、一般的には「動物虐殺」という言葉が使われている。1960年代からアメリカで報告されている出来事であり、これまでに1万件以上の報告例がある。

体中の血液が全部なくなった家畜(大半は牛であるが、馬、ニワトリ、羊の被害例の報告もある。)が発見された事件である。事件が起こる前後に、未確認飛行物体の目撃報告が複数あること、死体にはレーザーを使った様な鋭利な切断面があること、全ての血液を抜くという異常性から、宇宙人によるものではないか、と騒がれた。

尚、宇宙人説以外にも色んな説があって、カルト宗教集団の犯行説、政府の陰謀説、アメリカ陸軍の動物実験説、野生動物説、または、アメリカ南部からメキシコにかけて目撃例がある「チュパカブラ」と呼ばれる未確認生物説などがあった。→「宇宙人説」とか「カルト宗教説」には、柴田太郎さんは飛びつきそうですね...

1980年代になって、元FBI捜査官のケネス・M・ロメル・Jr.が実験を行い、死亡した家畜をそのまま放置しておくと、血液は地面に吸い込まれて流れ去り、蠅や蛆などに目や性器という身体の柔らかい部位を食べたられ、牙や嘴によって出来る鋭利な切り口はキャトルミューティレーションの家畜と同じ状態になる、ということから、「キャトルミューティレーション」は家畜の死骸がそのまま放置されたことによる通常の変化である、という見解を示した。

しかし、死亡した翌日の死体の状況や、切口に焼け跡がある例があり、彼の報告では完全に解決できず、真相は定かではない。が、「宇宙人説」というようなことを持ち出さなくてもある程度は説明できるため、現在では「宇宙人説」は、事実が解明されない事件を面白おかしくするために広がった噂の類として扱われている。→訳の分からないことがあったら、何でもかんでも「宇宙人」の仕業にしておけ、というものである。

血液」:動物の体液の中で最も重要な働きを持っている液体である。体内を巡って、栄養分や酸素、ホルモン、抗体を供給し、炭酸ガスや老廃物を運び去る役割をしている。脊髄動物の血液は血球と血漿から成っている。(血球には赤血球、白血球、血小板がある。)

人間の血液は、体重のおよそ8%程度である。(体重が60kgの成人でも約4.8kg、約4.8リットルしかない。)その血液の1/3を失うと、死んでしまう。(体重60kgの人が1.6リットル失うと、お陀仏となってしまう。→これを思ったら、献血で400mlも取られたら、致死量の1/4になるだけに、貧血で倒れてしまう人がいるのも納得できる所である。)また、血液の80%は水分である。比重は1.05~1.06であり、血球が約45%、血漿が約55%を占めている。である。

赤血球は約7マイクロメートルわどの大きさの中央部がややくぼんだ円盤状の形状をしていて、酸素を運ぶ役割を担っている。血液が赤く見えるのは、赤血球の中にあるヘモグロビンが鉄を含んでいて、これのために赤色をしている。

白血球は、大きさは12~16マイクロメートルほどであり、細菌などが体内に侵入した場合、その異物を退治する役割を担っている。

血小板は直径が2~4マイクロメートルほどの大きさで、出血した際の止血や、組織の破綻処理の役割を担っている。

血漿は、赤血球、白血球を運ぶ役割をしているが、同時に栄養素やホルモンなども運んでいる。また、老廃物の回収を行っているのも血漿である。

 

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