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東京少女・水沢エレナ#1「君の歌(前編)」 [ドラマ]

今月の主演は水沢エレナ。「恋日・3rd.12&13話」と「東京少女・セピア編」の「さよなら少女」、美絵素四姉妹の三女ということで、丹羽Pがコマメに起用してきただけに、やはり今回の「東京少女」シリーズにも登場となりました。今月は土曜日が5回あるので、物語は4本で、その中の最初の物語が前後編になります。「恋日・3rd.」の主演作も前後編であったけど、これって偶然なんでしょうか?

物語の方は、前後編の前編ということで、時間的にもたっぷりあるため、じっくりと描いていて、内容のある物語になるのは確実ですね。(後編も楽しみです。)

前回、次回予告で流れたアコースティック調の曲だが、それが主題歌ということで、エンド・タイトルから曲名が『蕾(つぼみ)』(予告の範囲で良い感じの曲だと思ったが、曲名もGood!ですね。)ということが分かったが、今回はこれではなく、挿入曲『翼』、そして『ゴルゴダの森』が中心になっていました。→『イケナイ恋』もそうだが、「ケータイ刑事」に絡む曲をたっぷりと使い回ししてくれます。また、OPは基本的には4月と同じであったが、花は別のものになりました。→予想した通りでした。

歌手になるという夢に向かって歩み出した少女の物語であるが、青春真っ直中の挫折と苦悩という物語って、わかっちゃいるけど、こういうのに結構弱いんですよね...それにしても仮面ライダー関係者(唐橋、竹財)と戦隊関係者(ホラン)というように、ヒーロー作品出演者が1本にこれだけ集まるのもBS-i作品では珍しいことでした。

渋谷駅から駆け出してきたセーラー服姿の少女・浅野エレナ。彼女はニュースター・プロダクションに応募して、書類審査を通過して1次審査のオーディションを受けるために上京してきたのだった。が、オーディション会場が分からず迷っていた。(ハガキには『課題曲「ゴルゴダの森」』とも記されていました。)

オーディション会場では審査が続いているが、事務所の人間のメガネに叶うような人材はいなかった。で、社長たちは席を外して、カナエの喉のことを心配していた。カナエはCDデビューが決まっていたが、喉を壊していて、現在は歌えない状況だった。

そんな所に、階段を駆け上ってきたエレナがやってきて、辛うじてオーディションの順番に間に合った。スタジオに入って『ゴルゴダの森』を歌うエレナ。その歌声を聞いた事務所の人間たちは、カナエの声ソックリ、いや、断然上手い。ということで、社長はカナエのデビュー曲『翼』をエレナに歌わせることを決めた。

事務所に連れてこられたエレナ。社長はエレナを絶賛すると、明後日、二次審査をするとして、未発表の曲と言って『翼』を練習してくるように伝えた。

帰宅したエレナは二次審査に進んだことをおばあちゃんに報告するが、合格したらおばあちゃんと分かれることになることを気に掛けていた。が、おばあちゃんは「寂しいより歓びの方が大きいと思う」と言っていた。
二次審査の日。スタジオで『翼』を歌うエレナ。事務所の人間はカナエのゴースト・シンガーにすることを決めていたが、マネージャーの掘口はその考えに気が進まない様子だった。

夜、帰宅したエレナに掘口が電話を入れて、オーディションに合格ということを伝えた。それを聴いたエレナは足をバタバタさせて大喜びしていた。

掘口を迎えに行ったエレナは、道すがら掘口にこれまでのいきさつを話す。掘口にはエレナの気持ちが分かっていた。エレナは「寂しいより歓びの方が大きい」というおばあちゃんの言葉で、おばあちゃんのために頑張りたい、と口にする。

おばあちゃんはエレナのことを掘口に頼み、エレナは歌手になるため(レッスンを受けるために)上京することになる。最後の夜、おばあちゃんの所に来て「一緒に、寝てもいい?」と尋ねるエレナ。「ええよ」と言うおばあちゃんの言葉で蒲団を持ってきたエレナ。おばあちゃんはエレナに大事なことを語る。(あまりにも良いことで、文章にするのがもったいない...)

翌朝、仏壇の母に手を合わせて「行ってきます」と告るエレナ。(仏壇の母の写真って、脚本の渡辺千穂さんじゃない?)玄関から出てくると、洗濯物を干していたおばあちゃんの所に行き、携帯でツーショット写真を撮る。そして「行ってきます」とおばあちゃんに言ったエレナ。(ここでA)パート終了。経過時間は16分半を越えた所ということで、Bパートは9分半弱になります。

スタジオで『翼』のレコーディングをしているエレナ。(ここではたっぷりと聴かせてくれる。)一方、調整室にいる社長はマネージャーの掘口に何やら指示を出していた。

レコーディング終了後、エレナは社長とマネージャーに連れられて食事に行く。見晴らしの良い景色を見て「東京タワーだ」「レインボーブリッジだ」と言って感激しているところは初々しい所です。で、この場でゴースト・シンガーのことをエレナに伝えようとする。掘口が事情を語り始め、『翼』がカナエのデビュー曲だと伝える。エレナはこの曲が大好きで、練習しすぎて自分の曲のように感じている、と口にする。それを聴いた掘口はゴースト・シンガーのことを口に出せなくなり、社長が代わって伝えた。

ショックを受けたエレナは落ち込んでしまう。携帯からおばあちゃんに電話を掛けたが、おばあちゃんの声を聴いても何も言えなかった。が、おばあちゃんは「エレナ、エレナなの」と分かっていた。「どうした?」とおばあちゃん。が、エレナは涙を流しながらも「何にもないよ。ただ、おばあちゃんの声が聴きたかった」と返した。おばあちゃんは分かっていて、エレナに優しい言葉を伝えた。それを聴いたエレナは「ここで帰ったら終わっちゃうから、私、頑張る!」と決意を口にした。

エレナはカラオケ店に一人でやってきた。そしてカナエのデビュー曲『翼』を歌い出す。そんな所に、店員のバイト君がジュースを運んできた。エレナの歌声を耳にすると「そっくりだ」と口にした。その言葉に歌を止めるエレナ。バイト君は「そっくりどころか、本物みたいだ」と言い「もう一度歌って」とエレナに言うが「嫌だよ」とエレナ。バイト君は「この曲、本当いいよね」と言うが、エレナはリモコンで曲を止めてしまった...(つづく)

次回は、今回の続きの「君の歌(後編)」です。社長はエレナを利用することを薦めるが、これにエレナが反旗を翻し、更にマネージャーの掘口も社長に反旗を翻してエレナの夢に協力していくような展開になりそうですね。次回ではアコースティック調の『蕾』もある程度聴かせてもらいたい所です。でも、『翼』もテンポの良く明るくて元気な曲で、こっちも良いですね。→「東京少女」終了後、それぞれの主題歌を集めたサントラ盤をリリースしてもらいたいところです。

今回の「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせの映像は、「山下リオ」の1話の時と同じものでした。(高速と東京タワーを含んだ夕方の景色)今後、何処が出てくるのか、これも小さなお楽しみの一つです。(地上波の再放送では見られない部分でしょうし...)

今回の物語は、歌手になるという夢をつかみ、希望に満ちて上京してきた少女が、実はゴースト・シンガーという現実を知らされて挫折を感じたという所までということで、こういうテーマの物語としたら、珍しくない展開である。が、希望に燃える若者の物語って、分かりきった展開で進むが、何故かこういう者には弱いんですよね。また、主演が物語とダブって見えることも、お楽しみの一つです。

尚、「本編+次回予告+BS-iドラマ倶楽部からのお知らせ」を合わせた26分45秒をDRモードで録画したら、3.9Gというサイズになったので、これならBD-R(1層DISC)1枚に「東京少女・水沢エレナ」の全5話が収録可能です。(サイズから6話が1枚に入りそうですけど...)DVDだと、SPでは5話を1枚に収録するのは不可能である。BDの導入が早速役に立ったようです。

また、5/7の25:00~(=5/8の01:00~)は、2006年に「ショートフィルム道」として放送された「東京少女」の6本が「Bitter Sweet」というタイトルになって放送されます。(84分枠なので、12分×6で、メイキングはないものと思います。)更に、その後の26:24~26:54(30分枠です。)には「0093女王陛下の草刈正雄 アナザーストーリー」が放送されます。(翌週の5/14はエレナちゃんの始球式があり、更に深夜には「セピア編」の全6本の一挙放送(再放送)もあります。)

↓今月の原作ノベライズ本

好きといえない (リンダブックス 東京少女 2)

  • 作者: リンダブックス編集部
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫

 

↓「東京少女・山下リオ」の原作ノベライズ本はこちら

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫

↓こういう雑誌をピックアップしておきます。

Audition (オーディション) 2008年 06月号 [雑誌]

Audition (オーディション) 2008年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2008/05/01
  • メディア: 雑誌

Audition (オーディション) 2008年 05月号 [雑誌]

Audition (オーディション) 2008年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: 雑誌

↓『ゴルゴダの森』はこれには収録されていないのですよね...

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

↓5話が1枚に収録できるとは言っても、まだDISCは高い...(でも、随分安くなってきました。)


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