ゴーオンジャー#12 [特撮]
今回のBGMは、映画「転校生」のサントラにしようと思ったのだが、これがないので、岡村孝子の『電車』にとようと思った(この選曲理由は省略します。)が、それならば「東京少女・セピア編」の「入れ替わり少女」から麻有ちゃん繋がりで『コードネームは0093』(映画「0093女王陛下の草刈正雄」の主題歌)にしたほうが面白いので、これにしました。(→5/7深夜26:24~26:54にBS-iで「0093女王陛下の草刈正雄 アナザーストーリー」が放送されます。)ネタがたっぷりと仕込んであるということから「0093女王陛下の草刈正雄」の方が「電車」よりも本作に近いですし...(ネタの楽しさ、作品の面白さでは本作は遠く及びませんが...)
いつものように、昭和ヒーロー作品の要素がたっぷりの物語であるが、今回は映画「転校生」をはじめとして、同じアイデアの物語が多い「人格が入れ替わる」という物語でした。(このアイデア、今や至る所で使われていて、食傷気味になっていますが...)また、「バカレッド」ということを考えたら、ちょっと「?」という所もあった(「バカは風邪を引かない」と言いますけど...)ものの、楽しい楽しい物語であり、深く考えずに楽しめるという戦隊らしさが十分ありました。
風邪でダウンした赤。「バカは風邪を引かない」と昔から言うが、風邪を引いたということは「バカ」ではないということなんですかねぇ??? 他の4人は訓練をしていた。そこにハツデンバンキが現れたと言うことで、赤が先に駆けつけて対峙する。ハツデンバンキがハンドルを回す所は、最近、こういうものが付いたラジオやライトなどが製品化されていることもあって、いかにも現代らしいところです。
で、ハツデンバンキと赤の人格が入れ替わった。(こうなると、それぞれの元のキャラクターに魅力がないと話が詰まってしまうのだが、)入れ替わった赤とハツデンバンキのキャラが、ベタであり、実に分かりやすい。(おバカで同じような変なキャラばかりが登場する駄作のキャラとは全然違う。)
4人は人格が入れ替わったことを知らずに赤を連れ帰り、それぞれが風邪の治療として、それぞれの方法で赤の世話をしようとする。ただ、青が「あ~ん」をやろうとするのは、この日の再放送「銭形海」でのキャッシー若村の「あ~ん」のように、捻ったネタが欲しい所でした。(→青ってやることなすこと全て影が薄いんでよね。タイミングも悪いし...)また、緑のミソを足の裏に塗ると言う所では、赤は実は水虫だったとか、黄がアロマという所はトイレ用の芳香剤の香と絡むネタを入れる、というようなことまでしたら、もっと面白くなったのに、ちょっと残念でした。(黒の乾布摩擦でも一ネタ仕込めるのは言うまでもない。)
巨大化した後は1対1の対決だったので、これならば良い。しかし、余りにもゴテゴテしたデザインのG6って、ちょっとブサイクに見えます。
ところで、今回の脚本の宮下隼一は戦隊では「ハリケンジャー」以来の久しぶりということになりました。最近の東映ヒーロー作品って、今ひとつ面白さのない脚本が多くなっていただけに、こういう形で脚本家を入れ替えるというのもいいことですね。そして「大いなるまんねり」を続けて貰いたいところである。
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