東京少女・セピアの想ひ出 [ドラマ]
先週の「Bitter Sweet」に続いて、「セピア編」の全6作が「セピアの想ひ出」というタイトルになって、しかも「セピア編」として放送された時から若干の修正が入り、新バージョンとなって放送されました。尚、EPGによる番組情報やBS-iのHPでは「セピアの思ひ出」となっていたが、放送されたものでは、最初の部分に「セピアの想ひ出」となっていたので、こちらを採用することにします。
6本の物語は、いずれも14分半であり、頭にタイトル15秒、最後にクレジット1分45秒が加わって、トータル時間は89分でした。(放送枠は99分、CM占有率は10.1%ということで、民放地上波ではあり得ない数字となってました。→CMは、2分×5回=10分。地上波で放送するとなると、やはり114分枠となるのが妥当なところです。)
ラストのクレジットの所は、基本的に「Bitter Sweet」と同じフォーマットで、バックに『イケナイ恋』が流れていました。
物語の方は、内容的にはいずれも「セピア編」として放送したものと同じであるので、ここでは改めて感想は述べないことにします。が、部分的に映像が差し替えられていたことから、表現の点ではより心の描写が深くなったとか、幅が広がったとか、ポイントが整理された、ということになり、チューンナップされたことになって良かったですね。見方を変えると、映画ソフトで流行りの「ディレクターズ・カット」のようなものと言ったら良いんでしょうか。
また、「セピア編」の放送順序と一部が入れ替わっていて、「セピアの想ひ出」では「麻婆少女」「入れ替わり少女」「さよなら少女」「疾走少女」「新聞少女」「古都少女」の順番で放送されました。(「セピア編」の放送とは、「入れ替わり少女」と「新聞少女」が入れ替わった。)でも、全6話のオムニバスということでは大勢に影響はないので、これも良いでしょう。とは言っても、6本を通して見るということになると、コミカル色の強い「入れ替わり少女」が「麻婆少女」に続いたということで、切ない感じが後ろに行くに従って、より強くなっていくことになって、90分弱の1本の作品として捕らえたら、悪くないところである。(他の考えとしたら、「入れ替わり少女」を頭にするか、「麻婆少女」を頭として「入れ替わり少女」をラストにする、という選択肢もあったと思うが、これでも良かったかと...)
こうなると、「68FILMS」の「東京少女」全9本(正確には「東京少年/東京少女」ですけど...)も今回と同じような形で放送して貰いたいところです。全9作のトータル時間は114分半になるが、それぞれのクレジットの所をまとめれば多少短くなり得るし、2時間24分枠で放送可能だと思います。(他に、権利の問題があるようですけど...)
ただ、今回の放送で1つだけ残念だったのは、その前の野球中継が30分延長になったために、放送時間が予定よりも30分繰り下がったため、「新聞少女」のところで、この後の番組が30分繰り下がって放送する旨のテロップが入ったことである。これがなかったら、クレームが全くなくベストとなっただけに、残念でほかならない。→先週の「Bitter Sweet」は地震速報でボロボロだったということで、「東京少女」はテロップに祟られているようですね。
ということなので、「Bitter Sweet」と共に再放送されることを気長に待ちたいと思います。それまでは「Bitter Sweet」と共に、同じDISC(1層・BD-RE)にムーブしておきます。(REだと、再放送されて録画し直したら消去できますし...)
尚、「Bitter Sweet」は72分半、「セピアの想ひ出」は89分ということで、トータルすると161分半になり、BDのBSデジタル放送のDRモードの収録時間は130分なのに、どうしてこれが1枚に入るの?となるが、実際は同時に放送されているデータ放送のデータまでは録画していないため、フル録画した時よりもデータサイズが小さくなり、それによって25%ほど収録時間が長くなったのである。(DVDだとSD画質になってしまい、既にデータが放送よりも小さくなっているため、このような収録時間の拡大は録画モードを落とさない限り無理である。)REにムーブ終了後、DISCの残量を見てみると、どうやら163分までは収録可能と思われます。
130分と思っていた収録時間が163分になると、BS-iでの放送の「銭形海」はHD画質のまま(DRモード)で、1枚の(1層)BDに6話収録が、2層DISCだと計算上12話収録可能ということになる。ちなみに、地上波(MBS)での放送の「銭形海」はHD画質のまま(DRモード)で、1枚の1層BDに8話、2層BDに17話収録が可能という計算になります。(→DVDよりも高画質で、しかも少ないDISC枚数に収まってしまうのは凄い!)
↓現時点では「東京少女」シリーズはソフト化されていません。現在放送中の原作本を...
↓参考まで
光ディスクの秘密―ブルーレイ・ディスク(BD)、HD‐DVDの全貌に迫る
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- 出版社/メーカー: 電波新聞社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
家電批評 monoqlo Vol.5 (100%ムックシリーズ) (100%ムックシリーズ)
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