篤姫#20 [ドラマ]
早いもので、今回はもう20話になりました。いよいよ婚礼ということになり、物語の方も大きな節目になりました。そんな中、高村さんと愛ちゃんのご対面!というのが実現しましたね。篤姫も「初めてお会いするような気が致しませぬ」と言っていたが、ふむふむと思ったところでした。
ストーリーの上では、篤姫が御台様となり、今までとは立場が変わりね大きく変わったのに、物語の方は全く変わる気配すら見せず、コミカル色が前面に出た青春コメディ・ドラマになっちゃいました。本当に幕末という激動の時代が舞台なのか?と感じる所であるが、こういう笑いに走る物語って、逆に新鮮です。
初対面がかくれんぼをしていたということで、篤姫は色々と詮索を始める。(ここは愛ちゃんらしいと感じる所でした。)幾島がまた良い味を出していて面白い所でした。
そんな中、阿部が篤姫の元を訪れた。で、遂に実現した愛ちゃんと高村さんのご対面。「斉彬」と言っていたの所を「泪ちゃん、零ちゃん(=妹)」に置き換えるとピッタリと話が通じてしまうが、こういう所は面白い所でもありました。
何だかんだで婚礼の日がやってきた。緊張している篤姫とは対照的に、3度目の婚礼ということで、家定が「疲れるぞ」と言ってしまうなんて、やっぱりコメディ路線ですね。
儀式が進み、夜の儀式へ。ここも完全にコメディとして進んで行く。家定は「わしは疲れた、寝る」と言って、全く篤姫に興味を示さない。一方、コチコチの篤姫は力んでいて、緊張していることがよく分かる。で、「何か面白き話を聞かせよ」と言われてハリスの話をしようとする篤姫。一応、幕末の激動の時代だということを思い出させてくれるところであるが、それを一蹴して「昔話を聞かせよ」と家定。で「むかしむかし、ある所に、夫婦の鼠がおりました。…」と話し始めた篤姫だったが、いきなり寝てしまったなんて、コメディですね。
その後はコメディから「ケータイ刑事」を感じさせる展開になりました。幾島が、家定がうつけという噂があることを知っていたと明かしたことから始まり、遂に篤姫は自分で確かめようとする。庭にアヒルを追いかけてきた家定。(あのCMが頭にあるのは誰でも思うところだが、こういうことをやるなんて、本当にこのドラマって「大河ドラマ」なんでしょうか???)で、篤姫もアヒルを追いかける。(実に楽しそうな愛ちゃん、もとい、篤姫。)で、アヒルを追いつめたが、バランスを崩して池に落ちそうになる。が、それを家定が抱きしめて救った。その時、「謎は解けたよ、ワトソンくん」(「幾島、分かったぞ」)で「上様はうつけなんかではない。家定様は断じてうつけではない」と口にして、その証を立てることを誓った。→この後のストラップを投げる所から先は次回へ続く、ということにしてしまいました。
途中に尚五郎がちらりと登場したが、今回はピエロ役は不要だったと思うんですけど...(篤姫を中心に、コメディとして十分笑わせてくれましたし...)
それにしても、こんなにもコメディ色が強くなるなんて、思っていませんでした。アヒルを出すなんて、ノリは「ケータイ刑事」だし、柴田太郎さんがテレ朝ドラマに出張しているが、NHKでは愛お姉ちゃまが大河ドラマで、泪お姉ちゃまが「名曲探偵アマデウス」で、それぞれ「ケータイ刑事」を匂わせてくれているし、「ケータイ刑事・ワールド」は何処まで進出するのでしょうかねぇ。また、こうなると舞ちゃん(和宮)が登場すると、何をやってくれるのかという別の期待も高まります。
次回は、BS-hiの放送は、いつもより1時間繰り上がって17時のスタートです。(総合、BS-2はいつも通り)何か、今回からの大奥・コメディ物語がドンドンと進んでいきそうな感じがするんですけど...(本当に大河ドラマなの???)
↓今回はもはやこちらがメインかも...
↓一応「篤姫」関係も...
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
- 作者: 宮尾 登美子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: ムック
TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/97164697.html を参照されたし。
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