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AMERICAN GRAFFITI(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1973年のアメリカ映画「アメリカン・グラフィティ」である。1962年のアメリカの片田舎を舞台にした、若者たちの青春映画である。が、それ以上に'60'sサウンドが満載の音楽映画としての評価、G・ルーカスをはじめとする後に映画界をリードすることになる巨星たちが集まっているスタッフ、キャストなど、あまりにも凄い顔ぶれが集まった伝説の作品である。作品は見たことが無くても本作のタイトルぐらいは誰でも知っているでしょうね。当然のように、'70's中盤以降、特に'80'sの青春映画に対して多大な影響を与えたことは余りにも有名である。

尚、本作の6年後に続編「アメリカン・グラフィティ2」が製作されたが、こちらに関しては「誰も知らない」に近い状態であり、特にその存在を忘れてしまってもよろしいかと...

作品データを記しておくと、時間は112分、製作はフランシス・フォード・コッポラ、監督はジョージ・ルーカス、脚本はジョージ・ルーカス、グロリア・カッツ、ウィラード・ハイクの3人、撮影はロン・イヴスレイジとジョン・ダルクインの2人である。そして出演は、リチャード・ドレイファス、ロン・ハワード、ポール・ル・マット、チャーリー・マーティン・スミス、キャンディ・クラーク、シンディ・ウィリアムズ、ウルフマン・ジャック、ボー・ホプキンス、ハリソン・フォード、ケイ・レンツ、マッケンジー・フィリップス、キャスリーン・クインラン、スザンヌ・ソマーズ、たちである。

1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町。若者たちはカスタム・カーに乗り、ラジオから音楽を聴き、ガールハントにうつつを抜かしていた。今夜は、いつも連れ立っている仲間の4人にとっては特別な夜であり、高校を卒業して東部の大学に進学するカートとスティーヴは明日、街を離れていく事になっていた。4人はいつものように町に繰り出したが...

映画の方は余りにも有名であり、多くが語られているので、ここではそちらよりも音楽の方に重きを置くことにする。'60'sの懐かしい曲がズラリと集まったサントラ盤は、これだけで当時のヒット曲を知るオムニバス・アルバムとなっている。映画本編中に流れた曲が、フルサイズで詰まっていて、映画異常にオールディーズ・サウンドに浸ることが出来る。まさに、これでもかということで、気分は完全に'60'sにトリップすることになる。

サントラ盤の収録曲は全41曲で、これが2枚のDISCに分けて収録されている。DISC 1の収録曲は全21曲であり、以下の通りである。『(We're Gonna) Rock Around The Clock』『Sixteen Candles』『Runaway』『Why Do Fools Fall In Love?』『That'll Be The Day』『Fannie Mae』『At The Hop』『She's So Fine』『Stroll』『See You In September』『Surfin' Safari』『(He's) The Great Imposter』『Almost Grown』『Smoke Gets In Your Eyes』『Little Darlin'』『Peppermint Twist』『Barbara Ann』『Book Of Love』『Maybe Baby』『Ya Ya』『Great Pretender』。

続いて、DISC 2の収録曲であるが、こちらは全20曲で、以下の通りである。『Ain't That A Shame』『Johnny B. Goode』『I Only Have Eyes For You』『Get A Job』『To The Aisle』『Do You Wanna Dance』『Party Doll』『Come Go With Me』『You're Sixteen』『Love Potion No. 9』『Since I Don't Have You』『Chantilly Lace』『Teen Angel』『Crying In The Chapel』『Thousand Miles Away』『Heart And Soul』『Green Onions』『Only You (And You Alone)』『Goodnight, Sweetheart, Goodnight』『All Summer Long』。

これだけの曲があると、お薦め曲を選ぼうとしても難しく、「全部」と言ってしまった方が手っ取り早いので、そう言うことにしておく。そもそも、'60'sの懐かしのオールディーズを集めたオムニバス盤としてもこれだけの曲が集まっているものは、ちょっとしたセットにでもならないとあり得ないものであり、それがサントラ盤として存在していることが既に奇蹟である。

映画を見るのならセットにして、また、映画を見なくてもサントラ盤だけでも手元に置いておきたいアルバムである。いずれもが当時を代表するヒット曲であるので、資料としての価値も高く、また、オールディーズの入門者にもピッタリという内容である。兎に角、じっくりと堪能しましょう!

 

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