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ケータイ刑事銭形海12話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]

4回に渡った「夏舞台」(長かったですねぇ...)も終わり、通常の形に戻ったのは良としても、ちゃんと高村さんのコンビもあと僅かになりました。今回はそのコンビの最後となる1つ前の第12話「ほんなこつ、このバカちんが! ~方言教室殺人事件」についての裏ネタ編です。

今回は物語の鍵となっている「方言」について(「」でも記していますけど...)、そして劇中で語られる「バイリンガル」「トリリンガル」についてを「マルチリンガル」ということで記します。

尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)

方言」:1つの言語において、語彙や発音に変形が見られる変化したもののことを言う。これは自然的に違った語彙やアクセントになった場合も、意図的に変えた場合(戦国時代に他国の隠密に話を聞かれても相手に理解されないようにするために言葉を変えた場合などがある。)に関係ない。また、言葉は常に変化するものであり、時代と共に、また地域ごとに変化していくのは当たり前である。

世界的には、更に植民地時代の影響も方言には影響している。例えば、かつての大英帝国の植民地であったインドで使われている英語と、イギリス本国の英語、さらにはアメリカ英語は細部に違いがある。

方言は1つの言語の変形であり、全く意味不明になるというものではない。また、表記文字まで異なるというものではない。よって、複数の方言を使うことが出来ても、それは1つの言語を習得していることに変わらない。つまり、複数の方言を(例え変幻自在に)使えても、その人を複数の言語を使う人(=「マルチリンガル」)とはされない。

マルチリンガル」:多数の原語に通じていること、もしくは他言語を使っている人のことを言う。この中から二ヶ国語を使う人を「バイリンガル」、三ヶ国語を使う人を「トリリンガル」という。(しかし、これもどこまでは「使う」と判断するかは曖昧である。→日常会話が出来ることを「使う」とするのが一般的であるが、これも身振り手振りを交えて通じる日常会話もありますから...)

言語とは、人間が他人とコミュニケーションをするために使う記号の事であり、○○語という言葉は音声でコミュニケーションを行うためのものである。尚、一般的には音声による言葉を指しているが、コンピュータのプログラムのための言語や動物が他の個体とコミュニケーションを行うためのものも立派な「言語」である。

また、言語には、自然に生まれた言葉(日本語など、人間が使う言葉)のような「自然言語」と、あるもの敵のために人為的に作られた「人工言語」がある。人工言語には、世界共通語にしようという目的で作られた「エスペラント」や、コンピュータ言語などが該当する。

世界には現在、いくつの言語が存在しているのか、はっきりしていない。(1000以上あるとされているが、数千という説もある。)また、何処までを1つの言語と判断するのかという問題が出てくる事になる(方言ということになる。)ので、幾つの言語が存在しているのかは永久に分かることはないだろう。

ちなみに、現在使われている言語で、使用人口の多いものは、上位から順に、中国語、スペイン語、英語、ヒンドゥー語、アラビア語、ポルトガル語、ベンガル語、ロシア語、日本語、ドイツ語と続く。→人口が多い中国語がやはりトップであるが、インドは複数の公用語があるので分散されてしまうということですね。また、日本語も意外と多いということが分かるが、日本は世界でも人口が10番目に多い国ですからね、(フランス語、イタリア語がベスト10にないことを意外と思うか、やっぱりと思うかは自由です。)

しかし、使用人口が多いからと言って、言語の国際的な地位は別物である。中国語は基本的に中国だけというローカル言語であり、世界の国々では英語を公用語としている国が最も多いためである。

 

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