A PERFECT MURDER(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1998年の映画「ダイヤルM」である。言うまでも無く本作は、1954年のヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ」のリメイク作品である。(が、当然のことながら現代風にアレンジされている。また、舞台を現代のニューヨークとしている。)去り行くと言うことでは賛否両論あるが、本作は劇場公開版ではなく、DVDに収録されている「もう一つの結末」の方が絶対に良かったと思います。
作品データを記しておくと、時間は107分、監督はアンドリュー・デイヴィス、脚本はパトリック・スミス・ケリー、撮影はダリウス・コンジ、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードである。そして出演は、マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロー、ヴィゴ・モーテンセン、デヴィッド・スーシェ、コンスタンス・タワーズ、サリタ・チョウドリー、マイケル・P・モラン、たちである。
莫大な財産を持っていた実業家・スティーヴンはいまや破産寸前という状況になっていた。妻・エミリーは大統領の側近として働いているが、夫・スティーヴンに対して愛情は失せていて、無名の画家。デイヴィッドと関係を持っていた。スティーヴンはそのことを知っていたが、デイヴィッドの事を調べ上げていて、彼に前科があることまで知っていた。そんな中、スティーヴンはエイミーを殺して遺産を手に入れることを計画し、デイヴィッドに妻殺しを依頼する。前科の発覚を恐れてデイヴィッドは引き受けた。で、実行の夜、スティーヴンは完璧なアリバイを作、強盗を装った犯行が実行された。で、帰宅したスティーヴンだったが、妻ではなくて見知らぬ男が死んでいた...
物語は現代風にアレンジされていて、それなりのものである。が、最後、エイミーだけが無事というのもちょっと...→DVDの特典しとて収録されている「もう一つの結末」の方が、もっと良くなったでしょうね。
で、映画の方はさておいて、音楽の方はそれなりにしっかりしている。(それだけに、映画の方が今ひとつだったのは、ちょっと残念なところでもある。→リメイク作品ということになったら、そんな所でしょう...)
ということで、サントラ盤の方を最後にピックアップしておく。オリジナル版を忘れて、本作(の音楽)だけで十分堪能できるものである。収録曲は以下の全11曲である。『Main Title』『Ever Been To Be To Belize?』『That's Not Happiness To See Me』『It's Too Late』『Intruder』『Attack』『He's In The Kichen』『Safe Deposit Box』『Can You Ever Forgive Me?』『You Take Care』『What Happens If...?』。
↓映画DVDはこちら
↓一応、オリジナル版の方も...
コメント 0