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「AN AMERICAN WEREWOLF IN LONDON」 [映画(洋画)]

表題の作品は1981年のアメリカ映画「狼男アメリカン」である。この作品はカルト作品として根強いファンを持つ作品であり、J・ランディス監督の人気を決定づけた作品として知られている。内容はホラー・コメディである。(「ホラー」ということになっているが、「コメディ」の色合いの方が強く、怖くない作品です。)

作品データを記しておくと、時間は98分、監督と脚本はジョン・ランディス、撮影はロバート・ペインター、特殊メイクはリック・ベイカー、音楽はエルマー・バーンスタインである。そして出演は、デヴィッド・ノートン、ジェニー・アガター、グリフィン・ダン、ジョン・ウッドヴァイン、ブライアン・グローヴァー、たちである。本作はアカデミー賞でメイクアップ賞を受賞している。

アメリカ人のデイヴィッドとジャックは3ヶ月のヨーロッパ旅行を計画してイギリスにやってきた。2人はあるパブで「道路を歩け」「月夜に気をつけろ」と警告される。が、2人は道に迷い、何者かに襲われる。意識を取り戻したデイヴィッドはロンドンの病院にいた。そして、そこで精神異常者に襲われたこと、ジャックは死んだことを知らされる。が、デイヴッドは動物に襲われたと主張する。しかし、それを信じてもらえなかった。やがてデイヴッドは看護士のアレックスと仲良くなり、退院の日も近づいてきた。そんな中、デイヴィッドの元にジャックが訪ねてきた。ジャックは、自分たちを襲ったのは狼人間であり、満月の夜にデイビッドも狼人間に変身して人間を殺す。だから人間を殺す前に自殺しなくてはいけない、と伝えると姿を消す。これによって悩むことになったデイヴッドだったが、アレックスが彼を引き取り、同棲を始める。が、またもジャックが現れて、同じことを告げた。やがて、満月の夜がやってきた。ジャックの言った通り、デイヴッドは狼人間に変身すると、6人の人間を襲って殺してしまった...

物語は一応「ホラー」という作になっているが、コメディの要素が強いこともあって、怖さは感じない。(ホラー作品と思って見ると、肩すかしを食らったことになる。)そんな中、アカデミー賞を獲得した特殊メイクは見所があって、SFXによる狼への変身シーンは見物である。(近年のCGによるものとは違う職人芸という所がしっかりとあります。)

楽しむことの出来る娯楽作品である。

 

狼男アメリカン (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】

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狼男アメリカン

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