名曲探偵アマデウス#17 リスト「ラ・カンパネラ」 [ドラマ]
今回はリストの「ラ・カンパネラ」が取り上げられましたが、いつも出てくる野本先生は、「監修」として名前はあったが、登場しませんでした。また、最後の曲の演奏の所は、それぞれ一部でしたが、「第1稿」「第2稿」「第3稿」の全てを聴くことが出来るというサービスになっていました。これは来週からまたまた暫くの間、新作の放送が無いためなのでしょうかねぇ???(途中の解説の所でも、それぞれを聴くことが出来ますけど...)
今回のカノンさんは髪が少し伸びて、大人っぽい雰囲気でした。が、いつものように、色々と楽しいカノンさんという所は変わりません。)が、今回は「夢見る乙女」という感じで、キラキラお目々が輝いていた方が印象に残りました。
今回の事件で今までと大きく違ったのは、LPが出てこないで、CDが出てきたことでした。(と言っても、依頼者が持ってきたCDでした。→事務所にはCDは再生できないのかもしれません。)結局はそれを再生することなく、所長は依頼者に返していました。やはり所長は音楽を聴くとしたら、CDではなくてLPでなのでしょうね。
(年代物の)ラジオを修理しているカノンさん。(→助手は何でもやります。)が、そこに変な実況をする声が聞こえてくる。「何だ、一体?」という所長に「近づいてくる感じですけど...」と不安げな表情のカノンさん。ドアが開いて入ってくると驚いていたが、それが「お客さん」と分かると態度が変わる。(この辺りは、客商売と言うことをしっかりと分かっている。)
依頼者の実況したスポーツニュースを聞くと「面白い、でも、なんかくどい...」とか、依頼者の実況に「ちょっと五月蠅いかも...」というように、実に素直で正直なカノンさん。が、今回は所長も結構ボロクソに言っていて「確かに面白い、でも何故か響いてこない」とストレートにダメ出しを依頼者にしてました。そして最後には「来た時と比べて五月蠅くなくなった」と、いつもはカノンさんが担う役割も奪っていた所長でした。
が、カノンさんはカノンさんで、いつものように所長の説明に、豊かに表情が変わり、目を輝かせたり、首をかしげたり、笑ってみたりと、たっぷりと和ませてくれました。
曲の後のオチ(今回は「オチ」というような感じではなかったですけど...)は、調子が悪いラジオを叩いているカノンさん。(昔のものは、やっぱりこれが一番の修理方法だということを知っているようですね。)で依頼者の野球の実況放送を聴いていて、「イイかも...」と口にして、とろける表情を見せてくれました。
「ラ・カンパネラ」には3つのものがあるということは知っていたが、第1稿と第2稿は今まで聞いたことがなかったので、それらを全部ではなかったが、耳にすることが出来たのは嬉しい所でした。ところで、第3稿は「パガニーニによる大練習曲」というタイトルでも知られていますが、第1稿は「パガニーニの「鐘」によるブラヴーラ風大幻想曲」、第2稿は「パガニーニの主題による超絶技巧練習曲」ということで良いんでしょうか?
次回は11/1の放送予定(出場チームによっては日本シリーズが放送されてお休みになる場合もある。)ということで、事件ファイル18・ベートーベンのバイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」です。尚、来週の10/18(土)はセリーグのCSの放送ということで、完全にお休みです。その翌週の25日もCSによってお休みになる可能性があり、あっても再放送ということになります。果たして次回の新作放送はいつになることやら...(日曜のBS-2、火曜と土曜昼のBS-hiの再放送も、これまでの作品の再放送となるので、見逃したものがある方にとっては嬉しいところですけど...)
(10/12追記)
10/19のBS-2の放送は「開幕!第21回東京国際映画祭」が放送になるために、お休みです。
※来週からしばらくは、日曜日の1番目は「名曲探偵アマデウス」のピンチヒッターは「銭形泪[裏ネタ編]」とする予定です。
- アーティスト: 横山幸雄,ショパン,バッハ,リスト,シューマン,スクリャービン,ラフマニノフ,モシュコウスキ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2006/10/18
- メディア: CD
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