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天使急便 Reboot#1 [ドラマ]

コメディ・タッチのSFで、軽いノリでテンポの良かったあの前作が帰ってきたということで、楽しみにしたのだが、今回の第1話は余りにも酷かったですね。話によると、これは劇場版を再編集したものということなのだが、劇場版をとTV版(単発ではなく複数回の場合)とでは、同じような構成にしていてはお話にならない、ということを完全に忘れて編集がされていました。連続TV作品は映画と違って、時間を細切れにしただけではありません。

放送枠は24分である。ということは、CMが入るので、本編はせいぜい20分である。(次回予告やキャスト、スタッフのロール部分を入れたら、更に短くなって17~18分ぐらいになる。)これは分かっていて当然なのに、これを忘れていて、時間を合わせただけという編集で第1話を切り出していたのだから、これはズタボロとしか言いようがない。

本編は、次回予告を加えても19分半弱、エンドロールが長々とあったこととなどで、本編は15分弱。が、冒頭部では前作の簡単なあらすじを延々と語っていたので、初回の実質的な物語部分は10分ぐらいだけでは、前作を知っていたらじれったいだけでした。

劇場版であれば、冒頭に前作の簡単なあらすじを入れるのは分かる。時間的にも余裕があるのだし、この方が分かりやすくなって親切と言うことも出来る。が、TV版だと事情が全く違う。1時間枠での放送ならばこれでも良いが、24分枠ではそうはいかない。兎に角、前作のあらすじに時間を取りすぎていて、それでいて突然「4年後」に話が飛んで、唐突すぎる形で物語が始まる。更に、エンドロールも劇場版の物をそのまま持ってきたのか、時間を取りすぎている。(これは再構築してショート版にするべきである。)よって、そのしわ寄せが本編部分の時間の短さということになり、初回の内容は、登場人物の紹介と舞台設定の説明だけで終わってしまった。(あれから4年、あの3人組が代理人を呼び出したら、それが新米の代理人(演じているのが、風のシズカの山崎真美)に変わっていた、ということだけでした。)とても1話をかけて語るような内容ではない。

ショート・エピソードを綴った物の初回と言ってしまえばそれまでだが、旧作のある作品だったら、舞台設定と新キャラの説明にここまで時間を掛けるのはやり過ぎである。(1話5分というのならまたまた事情は違いますけど...)はっきり言って、こんな内容だったら、これは不必要である。最初がこうも酷かったということで、今後の期待も一気にしぼんでしまった。

ネット配信も行っているという試みは決して悪くないのだが、TV放送に求められる物を忘れていたという大きな失敗があったことが全てでした。(これがネット配信だけならば、事情は変わり、まだ許されるのですけどね...)こんなことなら、何も6回に分けて放送しないで、劇場版を1回でそのまま放送したら良かったのに... 完全に、初回のTV放送は失敗作でした。(来週からは、TV放送は見ないで、ネット配信で見ることにするかも...)

 

↓前作はこちら

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↓山崎真美ということで

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