ケータイ刑事銭形泪9話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形泪・1st.9話」の「BS初!! ドラマ公開収録 ~超能力殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目ですが、今回は、「鑑識メモ」に関するネタを取り上げることにします。で、場所が楽屋だったので「楽屋」について、そして柴田さんが口にした「心霊現象」についてです。(単に、マヤヤが生で喋っているのに気づかなかっただけの柴田太郎さんだったのですが、それをこう言ってしまうのはやっぱり柴田太郎さんらしい所でもありますね...)
尚、約2年7ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「楽屋」:意味としては3つある。まずは「雅楽で、楽人(=演奏する人)が演奏する場所」という意味があり、これは古語でもある。(これが語源で、第二の意味を持つようになった。)第二は「劇場やテレビ局などに備えられた出演者の為の控え室」のことであり、一般的にはこれを指す。(後から更に記します。)そして第三は比喩的表現で使われ、「物事の内幕、内情」という意味である。「ケータイ刑事」の市販DVDソフトでは特典映像が収録されているが、「楽屋落ち」のネタがたくさん出てくるが、その場合はこの意味である。→「楽屋落ち」を「楽屋」を舞台にして行うというのは、面白い所である。
楽屋は、出演者の控え室であると同時に、そこで衣装に着替え、化粧をして出番を待つことになる。そのため、楽屋には紙という物が重要なものとなる。よって、いくつもの鏡があり、美容室や理髪店の様に鏡が壁を占領することになる。が、美容室や理髪店と異なるのは、照明によってどう見えるのかということも考える必要があるため、鏡の周囲には数多くの照明器具(電球など)が多数設置されている。
テレビ局では、出演者事に個室が用意されることが殆どであるが、これは同時に異なる複数の番組製作が進められていることが多く、混乱しないようにという目的もある。一方、演劇場などの劇場の楽屋だと、座長や主演者などの一部には個室が用意されることがあっても、その他の出演者の楽屋は「大部屋」と呼ばれる共通の楽屋となる。また、小さい劇場であれば、個室の楽屋が無いというのも珍しいことではない。が、大部屋の方が、メイキングなどの特典映像を撮影するには、色々とネタとなることが転がっている場合が多いのが普通である。
「心霊現象」:超常現象の中でも霊が介在して起こる現象のことである。広く言うと、今日の科学では説明できない超自然的な精神現象のことである。英語では「Psychic Phenomenon」と呼ばれる。
「幽霊を見た」というような目撃体験、霊が体内に入り込んだ憑依現象、手で触れることなく物が動くポルターガイスト現象、何もない場所から音がするラップ現象、霊能者が霊の姿を物質化させたり視覚化させたりする物質化現象、などがある。
また、霊を撮した写真やビデオなどの所謂「心霊写真」も心霊現象の一つとされている。
ただ、これらの現象は、科学的に検証すると、実際は錯覚だったり、光のイタズラによって偶然起こったものであったりするのが殆どである。音に関しても幻聴であったと言う物が多い。特に「(昔の人の)体験談」として語り継がれたものには、尾ひれが付いて脚色されている場合が多い。また、体験者の主観による報告であるので、思い込みということで、信憑性は低いと言わざるを得ない。→この物語の「鑑識メモ」で柴田太郎さんが「心霊現象」と口にしたが、これは思い込みによる錯覚であり、冷静に周囲の状況を把握できなかったことによるものである。(こういうものが殆どである。)
が、中には今日の科学で色々と検証を行っても、本当に説明の付かない事例が確実に存在しているのも事実である。
↓参考まで
ノーベル賞科学者ブライアン・ジョセフソンの科学は心霊現象をいかにとらえるか
- 作者: ブライアン・D. ジョセフソン
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
超常現象の心理学―人はなぜオカルトにひかれるのか (平凡社新書)
- 作者: 菊池 聡
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 新書
本当にあった恐怖体験!!呪われた写真 (広済堂ペーパーバックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
TVで放送できなかった超怖い話―あなたにも見える戦慄の心霊現象! (竹書房文庫)
- 作者: 中岡 俊哉
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1999/01
- メディア: 文庫
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