ケータイ刑事銭形泪10話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
「名曲探偵アマデウス」がお休みのため、「泪ちゃん・裏ネタ編」にピンチヒッターを務めて貰います。尚、次の「名曲探偵アマデウス」の放送は、21日(火)朝のBS-hiが「事件ファイル#13」の『新世界から』の再放送、25日(土)夜のBS-hiが「事件ファイル#14」の『24の前奏曲』の再放送です。尚、25日昼のBS-hiの再放送枠はお休みです。
今回の「銭形泪[裏ネタ編]」からは1st.10話の「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」に突入です。(ようやく二桁に辿り着きました。が、この物語はネタがいつも以上に満載なので...)
初回となる今回は、この物語の鍵になっている「クイズ」についてと「クイズ王」について、そしてタイトルにある「爆弾魔」と「手錠」について記すことにします。
尚、約2年7ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「クイズ」:既知の事実を問題にして出題し、それを回答者となる相手に答えさせる遊びのこと、またはその問題のことをいう。また、教師の質問の中でも、短いテストや小試験などもこれに含まれる。
テレビやラジオなどでこれが多く用いられたことから、一般的に広く認知されるようになった。日本では、テレビ放送の開始前の1946年にラジオでクイズ番組が登場し、その後放送が始まったテレビでも多数の番組が製作されるようになった。
昔は視聴者が回答者として、複数の回答者で競い合うというゲーム形式のものが主流であり、人気を博した。が、いつしか視聴者参加型のクイズ番組は少なくなり、現在ではタレントが回答者となり、クイズ問題を競うと言うよりもバラエティとしての色合いが濃くなっている。
また、企業では、広報活動の一環として、簡単な問題(その広告内に正解があるのが殆ど。)を出して、懸賞プレゼントを行う、というものが多数行われている。
クイズには、問題に答えるというのは同じであるが、複数の回答者と競い合うということで、早押しによって回答権を得る「早押しクイズ」というゲーム形式になったものもある。
また、3つの選択肢から正解を選ぶ「三択クイズ」(選択肢の数は3以外の場合も当然ある。)、問題文が正しいか間違っているかを答えさせる「○×クイズ」など、出題形式に応じていくつかのバリュエーションがある。
「クイズ王」:クイズ番組で優勝して活躍した人のことを言う。特に、基準は無いが、複数のクイズ番組で優勝した人、優勝者同士の大会や日本一決定戦での優勝者はこのように呼ばれる。
また、クイズ番組で優勝したことでタレント活動をするようになった一般人や、芸能人でもクイズに強い人のことをこう呼ぶこともある。
最初にこのように呼ばれたのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」の優勝者に対してであり、それからいくつかのクイズ番組で、この名前が使われるようになった。(この時は、基本的に優勝経験があることがこの称号が使われる基準になっていた。)その後、クイズ番組のタイトルに「クイズ王」の文字が使われた番組が複数登場した'90年代には、優勝どころか、出場者自体にこの称号が使われることになり、一気に権威も失ってしまい、単なるクイズ好きのことを意味するようになった。→言葉は生きものである、ということを如実に表している単語の一つでもある。
「爆弾魔」:火薬などの爆薬を使って破壊や殺傷を行う犯罪者のことを言う。尚、自爆テロのように自ら自爆して爆発事件を起こす人や、自らは爆発事件は起こさないが、爆弾を作る人もこのように呼ばれる。これは「魔」という言葉には「悪事をなす者」という意味と「熱中して異常な行いをする者」という意味があり、前者の意味としての自爆テロを行う者、後者としてマニアックな行動を行う者のそれぞれで使われているためである。
この言葉に関しても、明確な使用基準は無いが、テロリストや犯罪者で爆弾に関係する者を言い、爆弾の材料となる火薬の製造者や武器メーカー、または爆弾解体処理班などについてはこの名前は使わない。よって、「爆弾魔」というと基本的に犯罪者を指す。
「手錠」:手首に填めて腕の自由を奪うことを目的とした拘束具である。左右それぞれの腕を填める腕輪のような形をしていて、主に金属製である。(近年では樹脂製のものもある。)また、左右両方の腕を拘束するため、2つの腕輪が鎖などで繋げられているか、それぞれ独立して2本の腕を別々に拘束する1枚板のようなものもある。
尚、手錠は警察が犯人を逮捕するために使用する物と認識されているが、この認識は正しくなく、腕の自由を奪うことによって、逃走行為、暴行行為更には自殺しようとするのを防ぐための拘束具である。警察が犯人逮捕に使用されるのは、逃走を防ぐためであり、もしも逃走しても、簡単に外せないため、目立ち、目標になるので、捕まりやすくなるためである。
また、手錠は腕の自由を奪うことを目的としたものであるが、指の自由を奪う目的の「指錠」、足の自由を奪う「足錠」、全身の自由を奪う「拘束衣」などがある。
尚、現在の日本では、市中に出ることを禁止されている。更に、それぞれの手錠にシリアル番号が刻み込まれているため、市中に出てもその番号から出所が全て分かる仕組みになっている。TVや映画で使われる手錠は、容易に外せる玩具の類であり、市中に出回っている手錠は、容易に壊せるか、外せるものであり、あくまでも「玩具」の範疇にあるものである。
ところで、手錠のように左右両手を別々に拘束せずに、一緒に拘束して自由を奪うのなら、ケーブルなどを束ねるクランパーでもその役割を果たすことが出来る。これは樹脂製であり、計良であるため、犯罪多発地域においては、警察がこれを手錠の代わりに使っている所もある。(日本ではありませんが... コストが安い&軽量という利点がある。)
↓参考まで
ユナボマー 爆弾魔の狂気―FBI史上最長十八年間、全米を恐怖に陥れた男
- 作者: 「タイム」誌編集記者
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
↓これはあくまでも玩具です。
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