ケータイ刑事銭形海33話(3rd.7話)[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回の「銭形海」の裏ネタ編は、3rd.も丁度中間点となる7話(通算では33話)の「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」についてです。今回は「フィギュア」についてと「スカイダイビング」について、「リンドバーグ」について、そして、劇中で再現した「映画『メリー・ポピンズ』」と「映画『ローマの休日』」についてです。
尚、BS-iの本放送の時に記した長文&ネタバレあり版は「ここをクリック」してご覧下さい。(放送直後に記した感想版もここを経由してください。)
「フィギュア」:英語では「Figure」。元々は、形、図形と言う意味であり、英語の論文で「Fig.1」「Fig.2」等という略語で記されるが、これは「図1」「図2」という意味である。また、そこから意味が広がって、姿、体型、肖像、外観、人物、人形という意味を持つ。また、「フィギュア・スケーティング」(フィギュア・スケート)の略語でもある。言葉は生きものであり、変わっていくものであるが、現在「フィギュア」と言うと、日本語ではキャラクターの立体造形物のことが第一の意味になっている。
1980年代から、アニメやテレビ、映画のキャラクターの立体造形が盛んになり、特にアマチュアからセミ・プロのモデラーによるガレージキットによって、大手メーカーが製造しないようなキャラクターの立体造形物(早い話、人形である)が広がっていき、サブカルチャーの柱の一つになった。
「ケータイ刑事」関係でもこれまでにいくつかのフィギュアが生まれているが、最初にフィギュアになったのは泪ちゃんでした。冬服と夏服の2タイプがあるが、あんまり似ていないということで、今ひとつ評判は良くないですが... 続いて、映画「M2」の公開に合わせて、雷ちゃんと零ちゃんのフィギュアが生まれた。泪ちゃんよりも大きくなり、映画の中で見せた忍者装束に着替えることが出来る。ここまで、つまり、泪ちゃん、雷ちゃん、零ちゃんは市販された(泪ちゃんはDVDのおまけというか、フィギュアのおまけがDVDだったのか、どちらとも解釈できますが...)が、今回は、海ちゃん、松山さん、柴田束志さんのフィギュアが誕生したが、市販されてはいない。雷ちゃん、零ちゃんよりもより精巧な作りとなっている。(市販するとなったら、値段が高いという評判の雷・零よりも更に高くなるのは確実でしょうし...)
「スカイダイビング」:航空スポーツの1つであり、パラシュートを装備して、高度1000~4000m程度の上空を飛ぶ飛行機から飛び出して降下し、上空700m程度の高さでパラシュートを開き、地上の定められた目標地点(ドロップゾーン)に着地するもの、またはパラシュートを開くまでの間にアクロバティックな空中演技を見せるものである。
パラシュートを開くまでの間は、完全に自由落下となる。空気があるため、摩擦力が生じるため、付せの状態で降下していたら時速200km程度、頭から降下していたら時速300km程度で安定する。
物理の法則(F=mg)の通り、体重の重い人の方が働く力が大きくなり、降下速度が大きくなる。
アクション映画でも、スカイダイビングの様子が出てくる作品が数多くあるが、特に「007/ムーンレイカー」の冒頭部分のボンドと殺し屋・ジョーズとのスカイダイビングのシーンは有名である。尚、この時はジョーズのパラシュートが開かず、ジョーズは地上のサーカスのテントに落下したが、スカイダイビングを行う場合は、メイン・パラシュートと予備のリザーブ・パラシュートの2つを装備し、何重者安全対策が施されており、特にリザーブ・パラシュートは装着者が意識を失った場合でも高度を検出し、圧一定の高さになったら開くようになっているので、あくまでもフィクションの世界ですけど...
「リンドバーグ」:チャールズ・リンドバーグ(Charles Lindbergh)1902年にデトロイトで生まれ、1974年8月26日、ハワイのマウイ島で死去。享年72歳。飛行家であり、ハーモン・トロフィーと名誉勲章の受賞者でもある。何と言っても、1927年に「スピリット・オブ・セントルイス号」(単葉単発単座のプロペラ機)で、ニューヨークからパリへと飛び、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功した人物である。この時の飛行距離は5810kmで、飛行時間は33時間29分30秒だった。
パリの上空に辿り着いた彼が「翼よ、あれがパリの灯だ!」と叫んだとして知られているが、この有名な台詞は実際にその時に彼の口から出た言葉ではない。後に出版した彼の自伝の中にフィクションとして脚色されたものである。で、その自伝は1953年に出版され、1954年のピュリッツァー賞を受賞した。そして、1957年に映画化された。(邦題「翼よ!あれが巴里の灯だ」、原題「THE SPIRIT OF ST. LOUIS」、ビリー・ワイルダー監督、ジェームズ・スチュワート主演。)
「映画『メリー・ポピンズ』」:1964年のアメリカ映画(ディズニー作品・ミュージカル映画)であり、原題は「MARY POPPINS」。原作はパメラ・L・トラヴァース、監督はロバート・スティーヴンソン、脚本はビル・ウォルシュとドン・ダグラディの2人、撮影はエドワード・コールマン、音楽はロバート・B・シャーマンとリチャード・M・シャーマンの2人、主演はジュリー・アンドリュース、主な共演者はディック・ヴァン・ダイク、デヴィッド・トムリンソン、グリニス・ジョンズ。ハーマイアニ・バドリー、ジェーン・ダーウェル、カレン・ドートリス、エルザ・ランチェスター、たちである。.
アニメと合成したシーンなど、当時には珍しい手法が用いられた作品であり、子供から大人までが一緒になった楽しむ琴が出来るミュージカル作品である。特に「チム・チム・チェリー」はアカデミー主題歌賞を受賞しており、余りにも有名な曲である。
20世紀初頭のロンドン。ある日、傘をさしながら東風に乗ってやって来た新しい家庭教師・メリー。パチッと指を鳴らしておまじないを唱えると、あっという間に縮んでいって絵の中に入っていき、不思議な冒険を始める...
有名なミュージカル映画でもあり、見ておきたい作品である。
「映画『ローマの休日』」:1953年のアメリカ映画であり、オードリー・ヘプバーンの代表作として知られる余りにも有名な作品である。原題は「ROMAN HOLIDAY」、原作はイアン・マクレラン・ハンター(=ダルトン・トランボです)、監督と製作はウィリアム・ワイラー、脚本はイアン・マクレラン・ハンター(=ダルトン・トランボです)とジョン・ダイトンの2人、撮影はフランク・F・プラナーとアンリ・アルカンの2人、音楽はジョルジュ・オーリック、主演はオードリー・ヘプバーン、共演はグレゴリー・ペック、エディ・アルバート、テュリオ・カルミナティ、ハートリー・パワー、たちである。
物語の方は余りにも有名であるので、説明する必要はないでしょう。(未見の方は必ず見ておきましょう。)簡単に言うと、ローマを訪れた某小国のアン王女は、夜、宮殿を抜け出しローマの街に出る。が、鎮静剤のせいでぐったりとなってしまう。それを新聞記者のジョーが自分のアパートに連れ帰る。翌日、アン王女の会見が中止になったことで、自分のアパートにいるのがアン王女だと気づき、スクープを狙ってローマの街を一緒に回ることにした...
兎に角、この作品を見ていなければ、それは恥である。ローマの観光案内という部分もあるが、本作は必ず見ておかなければならない作品である。
で、スクーターに乗ったジョーとアン王女の有名なシーンをフィギュア劇で再現したり、映画のエンディングのインタヴューの一部は「海・3rd.3話」のプリンセス・カイの物語の最後のインタヴューの所で部分的に再現していたぐらいですし...
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