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藤子・F・不二雄のパラレル・スペース#4 [ドラマ]

今回の物語は「かわい子くん」。今回はアバレイエローとG3(氷川誠)が出ていた物語であったが、特に何もない平凡な物語ということで、面白みも無い平凡な物語でした。(やはり、第1話で漫画を意識した演出を見せられたら、それ以降の物語にも期待させられるが、そういうものが何も無いんだから...)

口の中から見たアングルのカットが少しだけあったものの、それが物語に特に活かされていないため、折角の工夫が空回りしただけでした。虫歯の治療にCGを使っていたが、ここはもっと漫画チックにするとか、もう少し「見せるための工夫」が欲しい所であって、物語をつまらなくさせていた。そして展開も、予想通りに進んでいったということで、全く面白みがなく、残念でした。

主人公・茂手内(もてうち)のことを「もてない」と言い続ける歯科医の理子。これはこれで、自分に自信のないキャラとして何でもそのまま受け入れることを表していて良いのだが、余りにも受け入れすぎであって、何か違う反応をシテ貰いたかったところである。ということで、主人公に魅力が感じられず、つまらないだけでした。

第1話をピークにして、回が進むにつれてつまらなさがドンドン増している。あと2本の物語が残っているが、消化試合というようにしか思えなくなっちゃった...

フリーライターの茂手内(もてうち)は自分の容姿に全く自信がない三十路の独身男。虫歯の治療で通院している冷水歯科医院の理子からは「もてない君」と呼ばれていた。茂手内はこの歯科医院の受付・ユキちゃんのことが気になっていたから通っていた。理子からはいつもキツいことばかり言われていた。ある日、そのお詫びとして、理子から、ユキちゃんに好きになってもらうための秘訣を伝授してあげると言われる。が、「そもそも美しいとは何か?」と哲学的な話しを聞かされる。そんな中、相手の本質が見えるという目薬を貰う。そして、これをユキちゃんに使わせて、自分の本質を分かって貰えば、ということになる。しかしユキちゃんにその目薬を渡そうとしても裏目ばかりとなって渡せない。そんな中、茂手内はその目薬を自分で使った。で、ユキちゃんは何人もの男を天秤にかけていて...

原作は7巻に収録されています。

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (7) (SF短編PERFECT版 7)

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (7) (SF短編PERFECT版 7)

  • 作者: 藤子・F・不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

 


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