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「ESCAPE FROM L.A.」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年の映画「エスケープ・フロム・L.A.」である。1981年の映画「ニューヨーク1997」の続編が15年という時間をおいて製作されることになった。舞台は前作のニューヨークからロスに移ったが、基本的な設定は全く同じである。尚、物語の時代設定は、2013年ということになっていて、近未来を舞台にした所は同じであるが、大地震によって島になったということで、ちょっと強引な設定でもある。

作品データを記しておくと、時間は101分、監督はジョン・カーペンター、脚本はジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、カート・ラッセルの3人、撮影はゲイリー・B・キッブ、音楽はシャーリー・ウォーカーとジョン・カーペンターの2人である。そして出演は、カート・ラッセル、ステイシー・キーチ、スティーヴ・ブシェミ、ピーター・フォンダ、ジョージ・コラフェイス、ブルース・キャンベル、ヴァレリア・ゴリノ、パム・グリア、A・J・ランガー、クリフ・ロバートソン、ミシェル・フォーブス、アル・レオン、ロバート・キャラダイン、たちである。

2013年。アメリカ大統領の娘・ユートピアが、政府が秘密裏に開発した新兵器ブラックボックスを持ってロスに逃亡した。ロスは2000年に起きた大地震によって陸の孤島になり、凶悪な犯罪者たちを収監する監獄島となっていた。ロスに君臨するペルーの革命家・クエボはユートピアを影で操っていて、ブラックボックスを手に入れた彼は、ロスの全囚人の解放を政府に要求した。これに対して大統領とポリス・コミッショナーのマロイは、15年前にニューヨークの監獄島から当時の大統領を救出した男・スネークをロスに侵入させて事態の解決を図ろうとする。で、スネークの体内に殺人ビールスを注入し、その解毒剤と引き換えにブラックボックス奪回を命じた。で、スネークはロスに潜入、行動を開始するが、スネークの前には様々な的が立ち塞がる。で、協力者も現れて、ブラックボックスを回収したスネークだったが、射たれたのは殺人ビールスではなくてただの風邪のビールスと教えられ、更に国への反逆罪としてユートピアを処刑しようとしていることを知ると...

前作と同様の展開で、前作を再現する所もあったりするが、前作「ニューヨーク1997」がカルト的な人気を得ていることを考えると、ファンをたっぷりと喜ばせてくれるのは嬉しい所である。また、衝撃のクライマックスも、近未来SF作品としたらかなり驚くものと言うことも出来る結末である。

 

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↓前作はこちら

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