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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その83) [ケータイ刑事]

今回とりあげる「ある物」は「化粧品」です。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・2nd.1話」と「・1st.8話」の2本を、「007」からは「ムーンレイカー」です。尚、「化粧品」と言うと、実に幅広いが、(筆者が)強烈に印象に残るものということで絞り込んで抽出することにしました。(また、主人公である銭形/ボンドではなくて、相棒が使っていたものばかりを選んでいます。)

ケータイ刑事」:「・2nd.1話」。「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」という物語であるが、この物語は、銭形の相棒として高村さんが初登場した物語であり、相棒が初めて交代したということで、「ケータイ刑事」の歴史に残る物語である。

で、この物語に登場する化粧品は、「BRAPAS」というブランドの男性用化粧品である。この名前は、いう間でもなく、高村さんを演じる草刈正雄さんが、デビュー当時に男性用化粧品「BRAVAS」のCMをやっていたが、そのパロディということになる。(如何にも「ケータイ刑事」らしい発想のネーミングである。)

高村さんはこの「BRAPAS」という男性用化粧品を使っているということだが、その時手にしていた者が、どういう化粧品なのかは不明である。(「BRAVAS」には、シェーブローション、シェービングフォーム、ヘアクリーム、ヘアリキッド、ヘアトニック、オーデコロンなどがあるが、おそらく「BRAPAS」にも同じようなものがあることでしょう。)一応、状況から考えると、ヘアリキッド、ヘアトニック、オーデコロンのいずれかだと思われる。→それにしても、上着の内ポケットからこれが出てくるのだから、高村さんはいつも持ち歩いているということになりますね...

容疑者の髪の毛の香から、その容疑者は犯人ではない、とちゃんが言い、高村さんもその容疑者の髪の香を嗅ぎ、「そんな安物使っちゃだめだ。使うならこれだ!」と言って、「BRAPAS」を出していました。(「BRAVAS」は柑橘系の香であるが、「BRAPAS」がどういう香なのかは不明です。でも、容器のデザインは「BRAVAS」にソックリでした。)

ケータイ刑事」:「・1st.8話」。「死ぬほどつまらない合コン! ~こいつはほんとに死んでるよ殺人事件」という物語である。この物語に登場する化粧品は、冒頭で岡野さんが使ったヘアスプレー「アリバイ」というものである。これから交通課の美女軍団と合コンがあるということで、岡野さんは身だしなみを整えると言うことで、ヘアのセットをしていたが、その時に、たっぷりと使っていました。(ちゃんも半ば呆れていましたね。)尚、ヘアスプレーと言うことと、名前が「アリバイ」ということ以外は不明である。

結局、事件発生ということで、入電が入り、岡野さんはちゃんに、事件現場に引っ張って連れて行かれたので、交通課との合コンには出席出来ず、ということになってしまった。(が、事件現場の捜査で、合コンのノリで結構楽しんでいた岡野さんでした。)

007」:「ムーンレイカー」。1979年のシリーズ第11作で、3代目ボンドの第4作(3代目は7作あるが、丁度中間となる作品である。)前作「私を愛したスパイ」がシリーズ第10作という記念作品であり、大ヒットを記録し、また、「スターウォーズ」の大ヒットでちょっとしたSFブームとなっていた中で、SFのテイストを色濃くした作品であり、スペースシャトルに乗って、ボンドが宇宙にまで飛びだした作品である。(現時点では、宇宙にまで飛びだしたのは本作だけである。)

この作品に出てくる化粧品は、ボンドガールであるグッドヘッド博士の持ち物であり、それを調べているボンドが香水の容器を見つけた。で、軽く一吹きしようとすると、そこから火が噴き出した。(特に被害はなしでした。)

それは香水の容器の形をした護身用の火炎放射器であり、CIAの支給品であった。ということで、ボンドはグッドヘッド博士がCIAのエージェントだということを確認させることになった。(中身は香水ではなくて液体燃料と言うことになりますね...)

共通点は、これらを選抜する条件にした、主人公(銭形/ボンド)ではなくて相棒となる人物が使っていたということと、フレグランス系の化粧品ということである。(岡野さんの使っていたヘアスプレーは、髪型を固定するためのものであるが、何らかの香をも与えることになっているため、フレグランス系ということも出来る。)また、いずれもがちょっと怪しい方向のブランドを持ったものということになる。(グッドヘット博士の持っていたものは、一応「CIA」ブランドと解釈することにします。)

違いは、「ケータイ刑事」に登場したものは、何処で売っているのかはともかく、化粧品の範疇に入るものであるが、「007」に登場したものは、完全に「化粧品」の範疇ではなく、護身用の物であり、殺傷能力を有した武器であるということである。(「BRAPAS」も「アリバイ」も、使いようによったら凶器として使えないこともないですけど...(「BRAPAS」はガラス瓶を割れば、ナイフのような使い方が出来る。「アリバイ」はスプレー缶であるので、爆弾のように使えないこともない。))

次回も「ある物」シリーズを続けます。何が登場するかはお楽しみに。

 

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