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東京少女・日向千歩#1「東京怪盗少女(前編)」 [ドラマ]

遂に4クール目に突入した「東京少女」だが、1月のヒロインは日向千歩。しかも今月は5週あるということで、最初の物語が前後編の物語となる「東京怪盗少女」で、初回はその前編です。

日向千歩は「TSC東京ガール」の主演に決まっていたが、怪我で降板し、改めて「東京少女」のヒロインとして起用されたのだが、怪我がなくて「TSC東京ガール」で主演を務めていたら、「東京少女」のヒロインはあったのでしょうか?

物語の冒頭が、「銭形愛」を見ているかのような東京タワーを中心とした夜景で始まったが、これって、「銭形愛」の再放送が来週から始まるということを意識しているのでしょうか?と思ってしまいました。一応、ここに「東京」ということを示す要素があったものの、物語としたら「東京」ということはどうでも良いものでした。→この物語に出てきた佐倉家って、「東京少女・水沢エレナ」の「マイ・フェア・エレナ」に登場した西園寺家でもありましたね。

コメディ色の強い物語であったが、こういう感じの作品って、筆者は結構好きなんですよね。しかも、キャストの方が一癖二癖ある顔ぶれだったということ、「ケータイ刑事」でお馴染みの演出が所々に出てきたこと、怪盗の名前のノリなど、楽しい所が多く、後編も楽しみです。

BS-iドラマには「怪談新耳袋・4th.」以来、久しぶりになる瑠川あつこさん(「ウルトラマンネオス」や「千年王国Ⅲ銃士ヴァニーナイツ」に出演していました。)だが、クイーン・宝積さんよりも半年ばかり生まれが早いが、クイーン・宝積さんの姉妹ということで「ケータイ刑事」に登場して貰いたいと思いました。

尚、今回は「前編」だったので、この物語についての総評は後編の時に行うということで、今回は簡単に済ませることにします。

夜の東京。ある会社(「ドレミファローン」と出ていました。)に怪盗が侵入して、金庫を開けようとしている。で、金庫を開けた途端、刑法ベルが鳴り響き、慌てて逃げる怪盗。それは女子高生だった。

彼女は宗形千歩、17歳、表向きは平凡な普通の女子高生であるが、現在は高校を休学して怪盗になるための修行中であった。室町時代から続く義賊の家系であり、父は怪盗ダーク・レジェンド・グレイティスト7世、母は怪盗レディ・マルガリータ・エクセレント・ビューティー、千歩は怪盗プティ・アンジェ・ブリリアント・アムールというのが正体だった。(宗形家の家訓が出てくるが、最後の10番目「ケーキは別腹」というノリが楽しい所です。)

で、母から次のターゲットの指示を受けた千歩。それは、かつて、若き天才画家と言われた佐倉修二の家であった。彼は数年前に引退し、現在は美術品の悪徳ブローカーに転身しているということだった。千歩は佐倉家の一人息子・健太の家庭教師として佐倉家に潜入し、屋敷の中を探るというのが任務だった。

が、千歩は執事の藤川裕也に一目惚れ。ニセの履歴書(東京アンドリウ大学の学生、二十歳とありました。)を作り、推薦状と共に出し、佐倉の妻・律子に、家庭教師として雇われることになった。

藤川に案内されて健太の部屋に行った千歩。(ここで見せた百面相は面白かったですね。)家庭教師として健太に勉強を教える傍ら、屋敷の間取、侵入経路、錠前の種類、セキュリティを調べていくが、家の広さに困惑していた。

そんな中、藤川から佐倉の妻(健太の母)が亡くなったことなどを教えられる。健太はホルンを吹こうとしているが、上手く吹けないでいた。(実は母の形見でした。)千歩は「教える」と言うが、健太は断った。

そんなことで、佐倉家の間取りを調べ上げた千歩だったが、美術品は何処にも見つからなかったこと、1Fには建物の構造上、部屋があるはずなのに、何処にもその入口が無いことを言うと、母からその真上の2Fの「青い部屋」が怪しい、徹底的に調べろ、と指示を受けた。(ここでAパート終了。経過時間は14分半ということで、Bパートは11分半になります。)

佐倉家の屋敷を調べることを続ける千歩だったが、1Fのあのスペースの隠し扉は何処にも見つからなかった。で、2Fの青い部屋を調べていると、藤川と健太が現れる。そして健太が「いいもの見せて上げる」と言い、リモコンのスイッチを入れた。すると、青い部屋が動き出した。部屋全体がエレベーターになっていて、地下にある保管庫を教えられた。そこは2Fからしか降りられず、かつては佐倉がアトリエとして使っていたと頃だった。今は律子が倉庫として使っているということだった。で、そこに美術品があった。

美術品の売買をしているのは律子で、特に大事なものだけは売らずに置いてあった。そして、そこには佐倉の妻(健太の母)の肖像画(ホルンを手にしている姿)があり、健太は時々ここに見に来ていたのだった。

屋敷に戻った千歩たちだったが、律子に見つかってしまう。健太が、自分が案内したと言うが、律子に睨まれる千歩だった。

その夜、佐倉家では、律子が美術品の引取先が決まったことを告げる。株で損害が出たため、その穴埋めのために売却するというのだった。で、藤川に任されることになるが、健太は全て売られてしまうことが嫌だった。

その頃、千歩は、父と一緒に、去り際の特訓をしていた。(こういうノリ、楽しい所です。)そんな中で、怪盗にならなきゃいけないのか?と悩みを語り、これ以上、あの家を引っかき回したくない、と言う。が、父は「怪盗に情は禁物だぞ」と忠告するが、千歩はそれは分かっていた。そんな所に、藤川からの電話が入り、携帯に出る千歩。話しを聴いた千歩は「えっ、健太くんが?」(以下、次回へ)

キャスト、スタッフは前後編の物語ではお馴染みの集合形式で、簡単に済ませ、ここにインスト・ナンバーの『イケナイ恋』が流れていました。(やはり今月もヒロインは歌わないようです。)

次回は、今回の続きとなる「東京怪盗少女」の後編です。次回予告では、健太に正体がばれたようで、(母の)絵を盗み出して、と頼まれたり、あの地下倉庫に侵入するが、「M2」のようなレーザーによる警報装置があるようで、閉じ込められたりということで、楽しませてくれそうです。

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。

コミカル・タッチの物語の前後編となるのは「東京少女」では初めてですね。(これまでは水沢エレナ「君の歌」、岡本杏理の「旅の途中」、岡本あずさの「絆」は全てシリアス系の物語でした。)まあ、ここの所、コミカル系の物語はあっても、おとなしめだっただけに、時には痛快なコメディ作品も見たいものですから、こういうのは歓迎です。

後編は、律子が悪役になって、健太と対立するのを、千歩たちが助け、親子の絆を描こうということになるのでしょうが、今回のノリで楽しませてほしいところです。

 

↓「怪盗」ということで

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↓「ホルン」が出てきたので
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