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鉄道むすめ#13[Final] [ドラマ]

最後の物語になって、それなりに評価することが出来るドラマと言うことになったので、記しておくことにします。(KBS京都でも、ようやく放送されました。)

これまでは2話で1つの物語となっていて、主人公は全て鉄道会社に勤める若い女性になっていて、しかも「鉄道制服コレクション」のフィギュアと連動しているものである。(どれも、ヒロインの成長物語であるが、今ひとつ纏りが悪く、先読みした通りに進んでいって、面白くなかった...)が、最終回は1話完結で、しかも主人公が女子高生になっていて、物語の方もファンタジックな所が出ていて、今までとは完全に別作品と言っていい内容になってました。→この物語だったら、「東京少女」の1本としても十分通用するものでした。(登場人物も絞り込まれていて、雰囲気も「東京少女」ぽいものでした。→高梨臨は既に二十歳ということで、「東京少女」のヒロインを務めるにはオーバー・エイジですけど...)

主演は高梨臨ということで、新戦隊・シンケンジャーではピンクを演じるということになっているが、悪く無さそうですね。(ただ、最近の戦隊はレベルが低く、良くても直ぐに堕落してしまうだけに、ちょっともったいないキャスティングになりそう...)

鉄道が大好きな女子高生・橘らいか。鉄道研究会を作って、鉄道のブログを書き、憧れの鉄道アイドルになることを夢見ていて、今日も妄想旅行をしている。大好きな京成スカイライナーを見に行くことを日課にしていて、日々、自分だけのベストポジションに通っていた。

ある日、いつものように駅にやってきたらいかは、一人の少女がいて、「鉄道が大嫌い」と言われる。その少女が、鉄道が機雷という訳を知りたくなったらいかは、その少女をスカイライナーのベストポジションに連れて行ったが...

その少女は、実は幼い時に母親に駅で捨てられたことで、鉄道が嫌いになったのだったが、1年前に病気で亡くなっていた。母親がその少女を迎えにやってきたが、死んでいることを知って呆然としている母親。そんな姿を目にしたらいかには、昨日の少女が母と再会している姿が見えていた...

この物語では売りになっている制服については、今回は脇に追いやられている感じになっていることもあって、扱いとしたら「番外編」のようになっているがねこの物語が一番良い物語でした。ファンタジックでノスタルジックな物語って、惹かれるものがあります。

ただ、もう少し、らいかと周囲の人々との日常生活における鉄道を通したふれあいを、台詞の中で語ってしまうのではなく、少しでも描いていたら、もっと良くなったと思うと、少し残念でした。(まあ、尺の関係もあるでしょうが...)

本作は、独立U局が製作に絡んでいる作品である。「温泉天使」や「陰陽少女」ど、唸らせてくれる作品があっただけに、本作にもそれなりの期待をしたが、前回の12話(6つのエピソード)は完全に期待外れだったが、最後の最後で良いものを見せてくれました。

それにしても、最近はオムニバス形式の作品って多くなりましたね。(中にはとんでもない駄作もありましたけど...)本作も「駄作」になりそうだったが、最後の物語だけは秀作でした。

 

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