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「THE GAMBLER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1974年の映画「熱い賭け/ザ・ギャンブラー」である。NYの大学教授がギャンブルに手を染めて、周囲の人たちを裏切っていき、自滅していく様を描いた人間ドラマである。

作品データを記しておくと、時間は111分、監督はカレル・ライス、脚本はジェームズ・トバック、撮影はヴィクター・J・ケンパー、音楽はジェリー・フィールディングである。そして出演は、ジェームズ・カーン、ポール・ソルヴィノ、ローレン・ハットン、アントニオ・ファーガス、バート・ヤング、モーリス・カーノフスキー、ジャクリーン・ブルックス、カーマイン・カリディ、たちである。

ニューヨークの大学で、文学の教授を務めるアクセル。彼は夜な夜なカジノに通い、いつの間にか負けが44000ドルになっていて、遂にカジノの胴元から借金返済を迫られる。困ったアクセルは資産家の祖父に助けて貰おうとするが、父親に拒否されてしまう。が、母親が息子を思う愛情から金を出して貰えることになった。金を手にしたアクセルは、返済をするのではなく、その金を持ってラスベガスに飛んだ。そしてカジノに足を運んだ。最初はツキに恵まれて勝っていくが、結局はその金も全て刷られてしまう。借金の返済が出来なくなった彼に、胴元は、教え子のバスケットの試合で八百長をするように持ちかけてきたが...

派手な所は全く無く、ギャンブルにのめり込んでいって自滅の道を突き進んでいく主人公が描かれている人間ドラマである。ギャンブルを題材にした映画では、主人公がツキに恵まれて大金を得る、という展開が多いが、そういう作品とは全く違い、ギャンブルの怖さをたっぷりと知ることになる作品である。(そもそも、誰もがギャンブルで大金を得られるということはあり得ないことであり、殆どは本作の主人公のようになっていくものである。)まあ、限度を超えてカジノに足を運んでいくことが元凶であるのだが、ある意味では教訓ということにもなる物語である。(ギャンブルを全否定するつもりはないが、何でもそうであるが、限度を超えてしまうと、その先には破滅しかないものですし...)

 

↓こういう地味な作品はDVD化されていません。(ビデオです)

熱い賭け/ザ・ギャンブラー [VHS]

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: VHS


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