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恋する日曜日・1st.#20「色彩都市」 [ドラマ]

恋する日曜日(1st.)」の再放送も20話の大台に乗り、残りもあと6本と少なくなってきました。筆者もこの回の放送によって、未見作品はあと2本になりました。

今回の物語は自分の思っていることを口に出すことが苦手な若い女性の物語。頭の中では色々とシミュレーションしているのだが、行動しようとしたら最初の一歩を踏み出すことが出来ないでいる、ということで、何処に出もありそうな「恋日」らしい物語でした。(ただ、隣に憧れの芸能人が住んでいる、ということは、まずあり得ないところですが...)

主演は「恋日」では、唯一人、1st./2nd./文學の唄/3rd.の4つのシリーズの全てに出演している橘実里である。(「恋日・ニュータイプ」には出演していない。)また、端役として少しだけであるが、柴田太郎の金剛地さんも出演している。(橘実里は、もっと活躍して貰いたいと思っている一人なんですけどね...)

就職活動をしている女子大生の柴崎茜は、映画に憧れて、映画会社の就職試験を受けていた。(面接官が金剛地さん。ちょっとオカマつぽい面接官でした。)集団面接で、ある映画のキャッチコピーをどう付けるかという課題がでて茜が指名される。頭の中では考えが浮かんでいて、完璧にシミュレーションできているが、いざ指名されると何も言うことが出来なかった。

落ち込む茜は故郷に帰ろうかと思うが、友人から、今住んでいるマンションの持主のおばさんが帰国するまで一ヶ月は頑張れ、と励まされる。

ノートには面接シミュレーションをびっちりと書いていて、反省点まで記していた茜は、思い止まって就職活動を続けたが、音を上げる寸前だった。

そんなある日、茜はマンションのエレベーターの中で、憧れの窪タクと一緒になる。しかも、窪タクは茜の隣の部屋に住んでいたのだった。その夜。茜は友達の優子に、その気持ちを伝えようとしたが、留守電になっていた。が、舞い上がっている気持ちをメッセージに残した。

翌朝、ゴミ捨てに出る茜はまたも窪タクとエレベーターで鉢合わせとなるが、やはり何も言えなかった。窪タクを見て舞い上がっている茜は、窪タク宛の花を届けに来た宅配業者から花を預かる。で、これは「恋のパスポートかも...」と思って、窪タクとの恋の妄想を始める茜。(妄想では上手く話が出来て食事に誘われる。)が、窪タク本人の前では何も言うことが出来ない茜だった。

そんな中、窪タクが暴力事件を起こしたということで、マスコミが集まっていた。妄想の茜は窪タクに協力してマスコミを追い払うが、実際の茜は何も言うことが出来ないでいた。また、就職試験では上手く語ることが出来ず、失敗続きという状況は変わらなかった。

そんな中、窪タクが明日引っ越すということを知った茜。窪タクのために力になっている妄想の方はドンドン進んで行くが、現実には何もしていない(出来ない)茜だった。

翌日、意を決して、預かっていた花(既にしおれている)を手にして部屋を出た茜はエレベーターで窪タクと一緒になる。話掛けようとするが、やはり出来ない茜。心の声は、「諦めていいの」と言って背中を押していた。マンションから外に出て行こうとする窪タクを追っ手、玄関ホールから出て行こうとする窪タクに、茜は遂に声を掛けた。バンドを解散するのは本当かと尋ね、自分の正直な気持ち、言おうとしているのに言えないこと、面接シミュレーションノートまで作っているのに、上手く人に伝えることが出来ない、ということを言い、ノートを渡して見せた。更に「最初から言葉にすることを諦めているんです」「それじゃあ何も伝わらない」と続けると、花を渡せなかったことを謝り、走って去っていった。

それら就職試験の面接に向かった茜だったが、シミュレーション・ノートを忘れたことに気づいた。そんな茜は外套のテレビで、窪タクの緊急記者会見が映っているのを目にする。記者会見で窪タクは「最初から言葉にすることを諦めていた。しかしそれでは誰にも分かって貰えない」と、茜の言葉を口にして、記者会見をすることを決意したのだった。それを見ていた茜は、面接試験で志望動機の回答の指名されると、自分の夢語って、しっかりと答えた。

帰り道、結果はまだ分からないが、茜はすっきりした表情になっていて、しっかりと答えられたことに満足していた。で、マンションに戻ってくると、ポストを開ける。するとシミュレーション・ノートが入っていた。で、部屋に戻ろうとすると、窪タクが待っていて、茜の前に現れた。で面接のことを尋ねる。50点と言うが、自分の思っていたことは全部言えた、と言う茜。窪タクはそれを受けて記者会見は40点と言うと、これからバンドメンバーと食事に行くが、「一緒にどう」と茜を誘った。

その後、茜の携帯には、窪タクとのツーショットの写真がありました。

今回の物語は設定上は派手な存在になるキャラクターがいるが、「恋日」らしく、派手な感じにはならず、見終わった後に小さいながらも幸せを感じられる「恋日」の王道を行くラブ・ストーリーに纏まっていて、いい感じを受けました。

妄想の茜はテキパキとしていて、キャリアウーマン風だったが、現実の茜は髪もボサボサで冴えないという感じが出ていて、等身大の姿と理想の姿とのギャップを上手く描き分けていたのは良い所でした。橘実里って、髪をボサボサにしていたら、何処にでもいるような全く目立たない女性に見えるが、スーツで決めると、バリバリのキャリアウーマンにも見えるし、なかなかの美人さんです。

次回の物語は「言えずのI LOVE YOU」です。その次の「そして僕は、途方に暮れる」で筆者は全部見たことになります。その後の4本は南Qセレクションの3本(「丘をこえて ~May be Tommorow」「ゆらゆら ~バカンスはいつも雨」「猫」)で、ラストは「渋谷で5時」と続きます。

 

↓この物語は収録されていませんが、「恋日・1st.」のセレクションです。

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今回の物語の主題曲は ↓ に収録されています。

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↓橘実里出演作をいくつか

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