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JERMAINE JACKSON『JERMAINE JACKSON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼のソロとしては12枚目のアルバムである。原題は自己の名前であるが、邦題は「Dynamite」と付けられていたアルバムである。(本アルバムからのヒット・シングルである。)久しぶりに弟のMICHAELとのデュエットをしたり、WHITNEY HOUSTONとのデュエット曲があるというように、お楽しみがたっぷりというアルバムである。(が、そういうデュエット曲をシングル・カットしなかったというのが、本アルバムが今ひとつ伸び悩んだ遠因である。)本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位19位を記録して、彼としては久しぶりの大ヒットになった。

収録曲は以下の全9曲である。『Dynamite』『Sweetest Sweetest』『Tell Me I'm Not Dreaming (Too Good To Be True)』『Escape From The Planet Of The Ant Men』『Come To Me (One Way Or Another)』『Do What You Do』『Take Good Care Of My Heart』『Some Things Are Private』『Oh Mother』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であり、邦題になった『Dynamite』はBillboardで最高位15位を記録、更に『Do What You Do』は最高位13位を記録するスマッシュ・ヒットとなっている。ただ、MICHAELとのデュエット曲の『Tell Me I'm Not Dreaming (Too Good To Be True)』やWHITNEYとのデュエットである『Take Good Care Of My Heart』をシングル・カットしなかったのは残念でした。(名前だけでTOP 10入りしたのではないかと...)

お薦め曲は、デュエット曲の『Tell Me I'm Not Dreaming (Too Good To Be True)』と『Take Good Care Of My Heart』、更にシングル・ヒットした『Dynamite』と『Do What You Do』をピックアップしておく。

MICHAELの「THRILLER」とは作風が完全に違って、ボーカルを聴かせてくれる大人のアルバムに仕上がっていて、ややポップな所もあるが、聴かせてくれるアルバムとしての完成度は高い。とは言っても、当時はMICHAELの勢いが余りにも凄く、その陰に隠れてしまうことになったのが残念な所でした。JACKSON 5からのファンの方をはじめ、聴いておきたいアルバムの一つである。

 

Jermaine Jackson

Jermaine Jackson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: La Face
  • 発売日: 2005/03/29
  • メディア: CD


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