ケータイ刑事銭形泪20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
延々と続いて、遂に9回目となった「銭形泪・2nd.7話」の「あーもったいない! ~殺人㊙節約術」の「裏ネタ編」であるが、この物語については今回で打ち止めとします。(いい加減にしないと、先に進みませんし...)で、今回は、この物語に出てきた小物類をまとめてということで、「鏡」について、「虫除けスプレー」について、そして高村さんが泪ちゃんに頼んでいた「借金」について、そして泪ちゃんが事件を解くヒントになった「蝿」についてです。
尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「鏡」:平面で可視光線を反射することを利用た道具で、自分の姿を見るのに利用したり、直接見ることが難しい物体の像を写して見るのに利用するものである。英語では「Mirror」、ドイツ語では「Spiegel」、フランス語では「Miroir」、イタリア語では「Specchio」、スペイン語では「Espejo」と言う。
紀元前の古代からあったものであるが、当時のものと現代のものとでは全く違ったものである。古代にあった「鏡」は、金属や黒曜石などを磨いて作られたものであるが、現代の「鏡」は、ガラス板に硝酸銀を塗って銀膜を作り、その上に保護層を設けたものである。(この鏡は14世紀になって、その原形が登場することになる。)硝酸銀を使ったものは1835年にドイツで生まれたものである。
古代では、「鏡」は宗教的な道具としても重要なものであり、呪術の力を持っているとされたり、神が宿っているとして特別扱いされていた。そのため、古代の鏡には様々な装飾が施されているものが多い。
現在は姿見の用途が一般的であり、中世に鏡台として利用、発展してきた歴史がある。現代では姿見の用途以外では、車のバックミラーや町中の交差点などの反射鏡として、安全のための道具としても広く利用されている。
「虫除けスプレー」:害虫を除けるための薬剤(防虫剤)が入ったスプレーのことである。ここでいう「害虫」とは、主に蚊である。「人体用防虫剤」という言い方もあるが、市販品はほぼスプレー式になっていることから、一般的には「虫除けスプレー」と呼ばれている。英語では「Spray to Repel Insects」または「Insect-Repellant Spray」と言う。(「虫除け」や「防虫剤」のことを「Repellent」と言う。)
皮膚に直接塗布するのが一般的であるが、衣服に塗布する場合もある。薬剤はディートという成分が主なものである。ディートは、常温では無色の液体であり、融点は-45゜C、沸点は285゜Cである。(常温では液体である。)アメリカ陸軍が開発したものであり、1946年に軍事用として使用が始まり、その後民生用にも使用されるようになった。
人体には影響ないとされていたが、最近になって毒性があることが報告されたことから、これを使用しないものも登場している。
虫除けスプレーは、夏場になると必需品とも言うべきものであり、いくつかの製品が市販されている。最近では皮膚に塗布しないタイプの虫除けとして、携帯用の電子蚊取りなども登場しているが、それぞれに長所と短所があるので、使い分けを行うのが良いでしょう。(但し、虫除けスプレーは皮膚に塗布するものであるため、肌が弱いとか、アレルギーがある人には注意が必要であるのは言うまでもない。)
「借金」:金銭を借りること、または借りた金銭のことを言う。英語では「Debt」、ドイツ語では「Schuld」、フランス語では「Dette」、イタリア語では「Debito」、スペイン語では「Deuda」と言う。
友達から少額の金銭を借りることから、銀行などの金融機関から借りることまで、色んな「借金」の形態がある。尚、友人から借りる場合は「借金」と言うことが多いが、銀行などから借りる場合は「融資を受ける」と言ったり、「ローン」と言うことの方が多い。
金銭を借りる際、「借用書」と呼ばれる借りたことを明確にする証書を作成するのが一般的であるものの、友達同士の間での数百円程度の小額の借金であれば、(暗黙で)直ぐに返すこともあってか、借用書を作成せずに貸し借りが行われるが、これは「借金」の形から見ると特異なケースと言って良い。(「借りた覚はない」とか「借りたのではなくて貰った」と開き直られたら、貸したという証拠が無いだけに、返済を求めるのは(法的に)無理である。→但し、友人関係は間違いなく崩壊しますけど...)身内であっても、借金の際は借用書を作成しておくのが、後々のトラブルを防ぐことになる。→この物語では、泪ちゃんは高村さんからの借金の申し出を断ったが、断らずに貸すとしたら、この場合はしっかりと借用書を作っておくべきである。但し、利息に関しては法定利率を越えるようなこと(例えば、「十一」のように10日で1割の利息を取る。)をしたら、それは違法となり、訴えられたら、法定利率を越える部分は無効となる。
「蝿」:広義ではハエ目短角亜目に属する昆虫の総称である。(狭義では、イエバエ科とその近縁の科に属するものを指して言う。)英語では「Fly」、ドイツ語では「Fliege」、フランス語では「Mouche」、イタリア語とスペイン語では「Mosca」という。
とても種類が多く、日本だけでも数千種類がいるとされている。世界中の何処にでもいて、その種類は1万を超えるとも言われているほど多種である。尚、害虫とされているが、全ての種類の蝿が害をなすものではない。例えば、腐食性の蝿だと、その幼虫が動植物の遺体の分解者として役立っており、農業害虫の天敵となる蝿は農作物を害虫から守るのに役立ち、ハナアブ科の蝿などは農作物の受粉に役立っている。しかし、伝染病を媒介するものや人畜を吸血するもの、農作物に害をなすものなど、悪名が高い種類が確実に存在している。
蝿は卵から生まれ、幼虫、さなぎ、成虫という成長段階のある完全変態の昆虫である。また、幼虫のことを「蛆(うじ)」または「ウジ虫」と言う。成虫は、触角が太く短く、飛翔能力が非常に高いという特徴がある。
伝染病の媒介となることなどから、悪いイメージがあり、1958年の映画「蝿男の恐怖」(1987年に「ザ・フライ」としてリメイクされている。)などのように、怪物に繋がる昆虫として扱われていることが多く、ゴキブリと共に昆虫の中では悪役としてのイメージが定着している。
尚、「蝿」は夏の季語でもある。
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