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ケータイ刑事銭形泪22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

7回目となる「銭形泪・2nd.9話」の「シャーロキアンは知っている ~『赤毛連盟』殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、この物語については今回で打ち止めとします。今回は、ちゃんと柴田さんが劇中でしていたトランプの「ババ抜き」についてと、この物語で人に関係する事柄として登場したものの中から「マニア」について、「愛好家」について、そして「管財人」について記します。

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ババ抜き」:トランプ遊び方の一つであり、英語では「Old Maid」と呼ばれているもので、トランプ遊びの中ではポピュラーなものである。複数人でプレイするゲームであり、2人でも問題ないが、2人だとどちらがババを持っているのかが分かること、更に終盤ではこの物語の泪ちゃんと柴田太郎さんのように、ババばかりを取り合うことに陥る場合があるなど、別の意味では面白いが、ゲームとしては白けてしまう場合もある。よって、3人以上でプレイするのが一般的である。

使用するカードは52枚のトランプのカード一組に1枚のジョーカーを加えた53枚であり、ジョーカーを「ババ」とする。参加者に均等にカードを伏せて配り、各プレイヤーは自分の手札で同じ数のカードがあれば、2枚をペアにして捨てる。全プレーヤーの捨てられる手札が無くなるとゲームが始まる。(尚、手札が全て捨てられれば勝ち抜けとなる。)

最初のプレイヤーが隣のプレイヤーから、そのプレイヤーの手札を裏にしたまま1枚取り、それと同じ数の手札があれば捨て、無ければ自分の手札に加える。続いて、手札を取ったプレイヤーが手札を取られる形で、隣のプレイヤーが他のプレイヤーの手札を1枚取り、同じことを繰り返していく。

手札が無くなると、その時点で勝ち抜けとなり、最後の1枚となるジョーカーを最後まで持っていたプレイヤーが負けとなる。

現在は、一組52枚のトランプにジョーカーを加えるが、古くはジョーカーを使わずに、クイーンを1枚抜いた51枚でプレイしていたゲームであった。(最後に1枚のクイーンを持っていたプレイヤーが負けとなる。)

また、クイーンではなくて任意の1枚のカードを抜いた51枚で、同様にプレイするゲームもあって、こちらは「ジジ抜き」と呼ぶ。(抜いた1枚のカードが何であるのかは、全プレイヤーに分からないように伏せておく。)また、任意の1枚のカードを抜いた51枚にジョーカーを加えて行うこともあり、これは「ジジババ抜き」と呼ばれる。

最後に負けとなるカードが分からない「ジジ抜き」の方がプレイヤーとしたらより面白いのに、現在では、世界中で、ジョーカーを加えた53枚のカードでプレイする「ババ抜き」が主流になっている。

マニア」:1つのことに対して異常に熱中する人のことをいう。広義では、専門家と言われる人たちや学者も、その分野のマニアということになるが、狭義の「マニア」には専門家や学者は含まずに、主に趣味の世界において熱中する人のことを言う。つまり「ファン」の中でも熱狂的な人のことを指して言う。

英語では「Maniac」と言うが、発音は「マニアック」ではなくて「メイニアック」である。よって、日本語での「マニア(マニアック)」という発音では英語通じない。また「Enthusiast」という言い方もある。

語源は「狂気」を意味する「Madness」であることから、以前は「○○狂」という言い方がされていたが、現在では「○○のマニア」という言い方がされている。また、同じ様な言葉として「釣キチ」などのように「○○キチ」と言う言い方もある。しかし、ここで使われている「キチ」というのは「気狂い」の略であり、差別用語でもある。そのためマスコミでは「○○キチ」という言い方は避けるようになり、「○○マニア」と言う言い方が一般的になった。

熱中する事柄に関しては、特に制限がある訳ではないので、大抵の人は「○○マニア」に該当する。(早い話、その人の趣味の分野に於いて、マニアである、ということになる。)物を集めるという「コレクションマニア」というのが多いが、スポーツなどで体を動かす「運動マニア」などもいる。

いずれにしても、常軌を逸しない範囲であれば、「マニア」ということでよろしいかと...

愛好家」:物事を愛し好むことを「愛好(愛好する)」と言うが、何か特定の趣味や嗜好品が対象物となる。「ファン」という言葉があるが、それと同義語である。また、「マニア」のように熱狂的とまでは言えない。(「マニア」の一歩手前と言ったらいいでしょうか。また、ある意味では「マニア予備軍」と言っても良いかと...)

また、好む対象物を「○」とすると、「愛○家」と言われ、「愛妻家」「愛犬家」「愛煙家」などがその一例である。(基本的に、物が対象であれば何でも当てはまるが、「○」の部分は漢字一文字というのが基本であり、「愛○家」というのは「愛」という言葉とくっつけた造語である。)

管財人」:破産した人(破産者)や、会社更生法に則って更生を申請した会社組織や法人の財産を管理処分したり、債権者の財産管理を行ったりする人のことである。(特に、破産者や更生組織の財産管理ら関わる人を「破産管財人」と呼ぶ。)

破産管財人についての規定は破産法によって規定されている。破産手続きが開始されると、裁判所によって選任され、普通は弁護士の資格を有する人が選ばれる。(個人が自己破産を申請した場合も基本的に同じである。)尚、規模の大きな会社が破産した場合は複数人の管財人が選任される場合もある。また、弁護士法人が管財人になる場合もある。

尚、管財人は、財産の管理処分だけでなく、更生中の会社の事業を経営する立場にもなる。よって、場合によっては更生会社の財産を処分しない場合もあり得る。(大抵は事業縮小のため、財産整理を行うので、一部は処分することになりますけど...)

英語では「Administrator」と言うが、法律用語では「Receiver」と言う場合もある。

 

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