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ケータイ刑事銭形泪23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形泪[裏ネタ編]」は通算で23話となる2nd.10話の「ミステリー作家の挑戦状 ~犯人は私だ!殺人事件」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「ミステリー」について、「作家」について、「挑戦状」についてと、冒頭でちゃんがぼやいていた「抜き打ちテスト」についてと「赤点」について記します。(「作家」については「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 2」で、「挑戦状」については「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 3」で、それぞれ記しているが、今回はそれらをベースに加筆しました。)

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ミステリー」:神秘、不思議、霊妙、という意味があり、謎めいた要素のあるもののことである。また、推理小説のことを指して言う。特に、小説やドラマや映画の世界では、一つのジャンルとなっていて、何らかの犯罪事件が発生し、それを解明していって犯人を逮捕したり、真相を明らかにしていくストーリーである。または、犯罪が起こらなくても、謎めいた出来事が起こり、それを解明していくストーリーというものも含まれる。特に、犯罪が起こり、その謎を解くのが刑事や探偵の場合は、「推理もの」と呼ばれる。

英語では「Mystery」といい、推理小説のことは「Mystery Story」という。

このジャンルはシャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルのシリーズや、アガサ・クリスティの作品など、小説の世界で一ジャンルとして「推理小説」として数多くの作品が生まれたのが起源である。日本でも、江戸川乱歩や横溝正史がこのジャンルで人気作家となり、今日の基礎を築いた。そして映画の登場によって推理小説の映画化作品が生まれ、発展していくことになる。また、舞台化も数多く行われて人気を得た、そしてTVが登場するとTVドラマとしても数多くの作品が製作されていった。また、言うまでもなく「ケータイ刑事」シリーズもも典型的なミステリー作品である。

このジャンルの作品は、「犯人は誰だ?」ということが最大のポイントとなっていて、物語の最後でそれが明らかにされる、という展開の作品が多いのだが、いつ頃からか、犯人の動機や犯行方法、及びトリックなどを明らかにすることを主眼とした作品が数多く登場するようになった。→パズルを解くような作品であることから「パズル・ミステリー」と呼ばれる。

「パズル・ミステリー」の作品では、犯人は早い内に誰であるのかが明らかにされることが多く、また、明らかにされなくても、誰が犯人なのかは直ぐに分かるものが多い。が、何らかのトリックが用意されていて、暗号(例えば「ダイイング・メッセージ」など)を解いたり、犯行のトリックを解いたりしないと、事件は解決せず、犯人が逮捕できないような展開となっている。(実際、警察が犯人を逮捕するのも、こういうものを解明しないことには先に進みません。)→これによって、読者や視聴者も謎解きに参加する幅が広がり、ミステリーのジャンルがより奥深いものとなった。(「ケータイ刑事」もこの路線の作品であり、犯人が誰かではなく、トリックに凝っていて、それを解いていくのが面白い物語となっている。)

ちなみに、ちゃんを演じた黒川芽以さんが出演している「クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス」は、クラシック音楽に関する謎を解いていくという内容であり、「謎解き」が物語の柱になっているので、立派な「ミステリー」である。(犯罪が起こらない「ミステリー」ということになる。)

作家」:広義では、芸術や趣味の分野で作品を創作する人のことをいう。(つまり、誰でも「(広義の)作家」になることが出来る。)が、一般的には、それらの中でも、作品創作を職業とする者、もしくは職業としていなくても専門家として認められた者のことを指す。また、狭義では「小説家」だけを指して呼ぶ。

広義では、詩人、画家、作曲家、作詞家、映画監督、脚本家、劇作家、コラムニスト、漫画家、映像作家など、「クリエイター」と呼ばれる者は全て「作家」ということになるが、小説家を除いてはそれぞれの呼称で呼ばれるのが一般的であり、「作家」という印象が薄いのが現状である。

また、脚本家のことを「放送作家」、作曲家や作詞家のことを「音楽作家」と言うように、最近は「創作物+作家」という言い方がされるようになっている。(「○○クリエイター」という場合もある。)但し、この言い方の場合でも、「絵本作家」「ゲーム作家」などとは呼ばれるが、小説家に関してだけは「小説作家」とは言わず、「小説家」または「作家」と呼ばれる。→やはり「作家」=「小説家」というイメージが一般に浸透している証である。

ちなみに、英語では「Writer」と言い、有名作家になると「Author」と呼ばれる。また、小説家は「Novelist」と呼ばれる。

挑戦状」:「挑戦」とは、相手に挑むことであり、英語では「Challenge」という。で、何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことを「挑戦状」と言う。

日本では、毛筆で記されたものが正式なものとされていた。また、仇討ちの御赦免状も、ある意味では挑戦状の一種である。が、近年では書状ではなく、映像を使ったものなども含んで、「挑戦状」と言う。(よって、写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像ディスクなども含まれる。)→「ケータイ刑事」では怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みである。

尚、犯罪に絡んだ場合は、特に警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で社会に対しての「挑戦」ということで、「挑戦状」と呼ばれる。よって、犯罪予告状は「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みですね。

また、近年では、ネット上の掲示板に殺人予告などの犯行予告を書き込む輩がいるが、立派な「挑戦状」である。但し、犯行に及ばなくても立派な犯罪行為である。(そういう輩が逮捕されたというニュースが時折届くが、犯行を行わなくても立派な犯罪行為であるためである。)

抜き打ちテスト」:中間テストや期末テストとは違って、出し抜けに、予告無しに突然行われるテストのことである。英語では「Surprise Test」という。

普段から勉強していれば、抜き打ちテストなんか怖くはないのですけどね~。

赤点」:テストにおいて、規定の点数に達しない点数のことである。(要するに「合格点」に達しない点数である。)赤色で答案用紙に(得点を)記されることからこのように言われる。別の言い方では「欠点」または「落第点」という言い方もある。

赤点となるのは、満点の半分未満というのが多いようだが、中には満点の6割未満という場合もある。それを考えると、運転免許の学科試験は数あるテストの中でも赤点(=不合格)となる基準点が高い試験ということになりますね...

 

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